ボン・イヴェールのジャスティン&ザ
・ナショナルのアーロン、10年来の友
情が生んだコラボAL

ボン・イヴェールことジャスティン・ヴァーノンとザ・ナショナルのアーロン・デスナーによるコラボプロジェクト“ビッグ・レッド・マシーン”のセルフタイトルアルバムの日本盤が、9月5日(水)にリリースされる(海外発売日:8月31日(金))。

◆アルバム『Big Red Machine(ビッグ・レッド・マシーン)』 画像

このプロジェクトは、2008年にアーロンがジャスティンに、アルバム『ダーク・ワズ・ザ・ナイト』(エイズのための慈善団体レッド・ホット・オーガニゼーションがリリースしたチャリティー・アルバム)のための「Big Red Machine」と名付けられた曲のアイデア・スケッチをインストゥルメンタルで送ったことから始まった。

アーロンとジャスティンは2017年夏の<Eaux Claires Festival>や<Haven Festival>、<Sounds from a Safe Harbour Festival>で即座的に作ったライヴセットのための基盤として、曲のスケッチをそのフェスティバルごとに様々なコラボレーターと披露しながら、2年かけて『ビッグ・レッド・マシーン』のためのマテリアルを磨きあげていった。

今作は、ジャスティンとアーロンが、二人の長年のコラボレーターであるブラッド・クックと共にプロデュースし、ジョナサン・ローがレコーディングとミックスを手掛けている。また、『ビッグ・レッド・マシーン』の各楽曲は、ジャスティンやアーロン等が共同設立したアーティスト集団、“PEOPLE”の人々が大きく貢献してもいる。

「“PEOPLE”の人たちが集まって完成のための力を貸してくれなかったら、このアルバムは存在していなかったと思う」とアーロンは語る。

「僕たちは音楽をある程度のところまで完成させて、友達にアイデアを募りながらそれを至るところに送ったんだ。僕たちは今作とそのプロセスを、コミュニティの視点から捉えてきた。本当に楽しみにしているよ、もっと平凡なシチュエーションでアルバムを作っているときと同じくらい、楽しみにしている。でも今作には新しい何かを感じるんだ── プロセスも違うし、出来上がったものも違う風に感じているよ。」

  ◆  ◆  ◆


▲アルバム『Big Red Machine(ビッグ・レッド・マシーン)』

ボン・イヴェールとザ・ナショナルというUSインディーシーンのトップランナー達の10年来の友情の結果生まれた、夢のコラボアルバムと言えそうだ。現在、アルバムから「Gratitude」「Hymnostic」「Forest Green」「Lyla」の4曲が公開されている。

■アルバム『Big Red Machine(ビッグ
・レッド・マシーン)』

2018年9月5日(水)発売
※海外発売日:8月31日(金)
レーベル: Jagjaguwar / Hostess
HSE-6908 ¥2,400 + 税
※歌詞対訳、ライナーノーツ付(予定)

<トラックリスト>
1. Deep Green
2. Gratitude
3. Lyla
4. Air Stryp
5. Hymnostic
6. Forest Green
7. OMDB
8. People Lullaby
9. I Won’t Run From It
10. Melt

アーティスト

BARKS

BARKSは2001年から15年以上にわたり旬の音楽情報を届けてきた日本最大級の音楽情報サイトです。

連載コラム

  • ランキングには出てこない、マジ聴き必至の5曲!
  • これだけはおさえたい邦楽名盤列伝!
  • これだけはおさえたい洋楽名盤列伝!
  • MUSIC SUPPORTERS
  • Key Person
  • Listener’s Voice 〜Power To The Music〜
  • Editor's Talk Session

ギャラリー

  • 〝美根〟 / 「映画の指輪のつくり方」
  • SUIREN / 『Sui彩の景色』
  • ももすももす / 『きゅうりか、猫か。』
  • Star T Rat RIKI / 「なんでもムキムキ化計画」
  • SUPER★DRAGON / 「Cooking★RAKU」
  • ゆいにしお / 「ゆいにしおのmid-20s的生活」