MUCC完全復活! メンバー各々が書き
下ろした新曲4曲入りシングルを7月に
発売

本日5月21日(月) Zepp Tokyoで、有期限活動休止となっていたMUCCの待望の復活ライブ『MUCC 2018 ~復活の夜~ The WALL-CRIMEorDESTROY-』の初日公演が行われた。
いつものライブとはまた違った期待感を持って青海の地に赴いた夢烏(ムッカー:MUCCファンの呼称)も多かっただろう。
本公演は事前にサブスクリプションサービス「Spotify」を用いてセットリストの一部が募集されており、その“答え合わせ”がこの公演の中で行われたのだ。そんな夢烏の期待と想いをのせた楽曲たちで紡がれた空間に、MC明けの7曲目。突如としてZepp Tokyoに聴きなれない楽曲が響き渡った。
タイトルは「生と死と君」。ミヤ(Gt)が作詞、作曲したこの曲は、愛する誰かとの別れを想像させるような詞が印象的だが、最後にやさしく囁くように歌い上げられた<明ける夜と 生と死と君>という言葉には、単に死生観を表しただけではない何かが感じられる。続く「TIMER」は逹瑯(Vo)が作詞、作曲を担当。4月に出演した『hide 20th memorial SUPER LIVE「SPIRITS」』で初披露された楽曲だ。“静かで優しいけどパンク”、だけど“どこかポストロック”の空気感をまとったこの曲は、ジャンルの垣根を越えて様々な楽曲に触れ、創り上げてきたからこそ奏でられるのはないだろうか。
9曲目は、作詞SATOち(Dr)、逹瑯、作曲SATOち(Dr.)の「レクイエム」。そのタイトル通り美しい言葉で綴られた安息を願うこの曲は、オーケストラの音色が楽曲の世界をさらに広く、ドラマティックに感じさせてくれる。続く10曲目はYUKKE(Ba)作詞、作曲の「マゼンタ」。悲しみや寂しさの中にマゼンタという色が持つ“神聖な愛”を表したYUKKE流のラブソングだろう。
ライブでは5曲の新曲が披露されたが、このうち前述の各メンバーが書き下ろした4曲が1つのシングルとして7月25日にリリースされる。そして、このシングルの発表に伴い新しいアーティスト写真も公開された。通常のポートレートとは別に、オフィシャルサイト上でのみ公開されている各メンバーの個人アーティスト写真は、WEB上で写真の一部が動く“シネマグラフ”手法を用いた斬新なものとなっている。こちらは動きの部分がそれぞれの楽曲テーマと連動しており、ヴィジュアル面でもより深くメンバーそれぞれの世界観を体感できるはずだ。
アーティスト写真、新バンドロゴ(梵字)は、引き続きアートディレクターのKei Kamachi (RFA digital brains Inc. / RFA GOLD Inc.) が企画・制作を担当している。
20年歩んできたバンド人生での経験を、メンバーそれぞれが血肉に変え生み出した新曲たち。有期限活動休止期間を経て完全復活の狼煙を上げた、“今”の MUCCを等身大で感じられるニューシングルを、手にとって体感してほしい。
また、リットー・ミュージックよりSPECIAL ARTIST BOOK『MUCC』の発売もアナウンスされた。こちらは各メンバーの使用/所有機材の解説や各メンバーの実寸大“手のひら画像”など夢烏垂涎の一冊となっている。

アーティスト

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