【インタビュー】ネクストブレイク間違いなしの和歌山発エモーショナルロックバンドMr.EggPlant!

【インタビュー】ネクストブレイク間違いなしの和歌山発エモーショナルロックバンドMr.EggPlant!

【インタビュー】ネクストブレイク間
違いなしの和歌山発エモーショナルロ
ックバンドMr.EggPlant!

Mr.EggPlantについて。

──ではMr.EggPlantさん。まずバンド名の由来から教えていただけますか?
片岡 龍治(以下 片岡):元々、Mr.EggPlantは和歌山出身の4人で組んだバンドなんですけど、中学のクラブの吹奏楽部の顧問の先生が「那須先生」っていう名前で、茄子がEggPlantなので、Mr.を付けて「ナス先生」っていう意味で付けました!
──先生の名前だったんですね。「ナス」って呼んでるファンの方もいますよね。
酒田 吉博(以下 酒田):そうですね。「NAS FES」っていう企画ライブもやってます。
片岡:EggPlantやから、卵と間違われがち。
村上 万旺人(以下 村上):由来を知らん人から「なんでナスなん?」みたいなのも結構言われるっすね。
──ということは、皆さん同じ部活内で知り合ったんですか?
酒田:結成当時は全員吹奏楽やってね。
村上:そうなんですよ。元々。
渡邉 一世(以下 渡邉):僕は鳥取で。僕以外みんな地元が一緒なんです。
酒田:僕とベースの一世は後から加入したんですけど、僕も後輩で3つ違いなんで。かぶってはないですけど、同じ部活ではあります。
──次に、メンバーの紹介をお願いします。
全員:はい!
──誰かが誰かを紹介するスタイルでいきましょうか!
片岡:リーダー始まりでいいですか(笑)
村上:どうしよう。誰紹介しよう。じゃあ、ベースの渡邉 一世です。
──どんな人ですか。
全員:(笑)
村上:めっちゃ恥ずかしいやん。
渡邉:ええこと言うてくれるやんな?
村上:なんやろ。まあ、おしゃれ、おしゃれな人です。
酒田:バンド内で一番。
片岡:あとなんか。
村上:おしゃれで………細い。
酒田:それ自分やん!
渡邉:いやいや、なんかないの。気持ちの面とかないの。支えられてるとか(笑)
──バンドのポジション的なことですね。
村上:そうですね、結構ズバズバ言うタイプなんで、言いづらいとことかを言うてくれたりしますね。
酒田:一番怒ってくれるタイプなんですよ。
村上:そんな感じですね!
──では、順番にお願いします。
渡邉:じゃあ、ボーカルの龍治。
片岡:(手を挙げながら)ボーカルの龍治です。
渡邉:えー、そやなあ。龍治は書いたらあかんこといっぱいあるから。
──では、それを言ってもらって(笑)
村上:マル秘情報。
片岡:絶対あかん(笑)
渡邉:僕、龍治の歌いいなあと思って。Mr.EggPlantカッコいいバンドやなと思って加入させてもらいました。
片岡:俺のこと大好きやろ。
渡邉:あんまり(笑)でも、こいつの歌と万旺人の曲ありきでいいなって思った。
片岡:俺、ムードメーカーやんな。
村上:自分で言うな(笑)
片岡:ムードメーカーや。ちょっと空気悪い時とかおちゃらけ。
酒田:1人はおらんとあかん。
片岡:じゃあ、次に、ドラムの酒田 吉博です。んー。まあ一番見た目は大人っぽいというか。
渡邉:顔でかい。
酒田:顔でかい、それは触れんでいいで。
渡邉:スタジオ狭ない?
酒田:いや、顔でかいからや!
──(笑)
片岡:でも一番年下っていうのもあって、どっちの顔も持ってるというか。落ち着いてる時は落ち着いてるし。
村上:若さもある。
片岡:甘い物大好きやな。
酒田:ああ、好きやなあ、それは。一番グルメやな。
村上:結局自分で言うやん(笑)
酒田:(片岡 龍治を見ながら)他ないの?
片岡:他はまあ………。
渡邉:足が短い。
片岡:あとはあれやわ。全然関係ないけど、機械詳しい。
酒田:おうおうおう(笑)
渡邉:ワンピースのウソップや。
酒田:ああ、なるほど!
片岡:じゃあ、ウソップな。顔でかいウソップ。
村上:ははは。
酒田:(笑)
渡邉:もういいんちゃう。
片岡:もうええ。
酒田:俺の紹介だけ長ない?(笑)
村上:いや、愛されや。愛され。
──では、最後…
酒田:メンバー紹介は以上で。
村上:いやいや、俺おる。一番大事。
酒田:(笑)ギターの村上 万旺人です。しゃべってて不安がる顔をしてることが多い。そういう性格なんですよ。
片岡:心配性。お母さんに似てる。
村上:うん、完全にお母さん似やな。
渡邉:でも、窓口とかやり取りがちゃんとしてて。
──万旺人さんが、リーダーですもんね。
酒田:はい。いつも一番いろんなバンドに繋いでくれて。
片岡:Mr.EggPlantの取締役ですね。
大事に噛み締めるライブ。

──ライブでMr.EggPlantを観て「wanna be a hero」がダントツでかっこいいなと思いました。名曲ですよね。
渡邉:超えれてないんちゃうん、まだ。
村上:超えれてない。 「wanna be a hero」。
片岡:俺が高3の時に作った曲。
村上:今でもライブでやったりしてる。大切な大切な曲です。
渡邉:あ、もうやらないっすよ。
──え?!なんで(笑)
酒田:ははははは。
渡邉:1回寝かせます(笑)
酒田:大事な曲なので。一番大事な時に。
wanna be a hero MV

酒田:僕は「mirror」の中では「from「0」」も好きやな。
──酒田 吉博さんと渡邉 一世さんが加入したのは、約2年前になるんですね。
村上:そうですね。
酒田:10月ぐらいちゃうん?
──お2人が加入されてから、2016年、17年の活動を振り返ってどうでしたか?
片岡:もう、まずしょっぱな、この体制でミナホやったもんな。
酒田:そうやな。10月1日に2人同時に加入発表して。一番始めのライブがミナホやった。
片岡:その次の日が文化祭とかやんな。
渡邉:最初から今まではずっとライブしてきてる感じ。
──確かに。しかも大きいイベントばっかりですね。
渡邉:カウントダウンジャパンでかかった。
片岡・酒田:でかかったなー。
村上:いろんな人に観られる機会多かったですね。
──その中でも特に印象深いライブは?
片岡:自分らの企画とか。例えばファイナルは特に大事に噛み締めてる感じはあります。これが終わって、新しい曲を作って、次どういうツアーになるかなとか考えますね。ファイナルが一番そうなんかなって思う。

Mr.EggPlantがオススメするバンド!

──主にライヴハウスで活動されているMr.EggPlantさんが思う、特にかっこいいバンドさんを何組か紹介してください!
村上:俺は神戸の先輩の「iTuca」ってバンドですね。最近対バンしてないですけど、去年結構一緒にさせてもらってて、とにかくライブが良くて、初めて観た時も泣いちゃいました。バンドマンに訴えかけるライブで。すごいっていうか、俺らからしたらめっちゃ感動させられるし、たぶん一般人の人聴いても、共通するものがあって、心にくるものあるんじゃないかなというライブをしますね。
村上:1人1人も個性的で。
渡邉:俺も好きや。
酒田:初めて観た時に、めちゃめちゃ記憶に残ってたんですよ。それからもう1回観に行った時に感動して。MCもめちゃめちゃ熱いです。
片岡:毎回泣かせにくるやんな。
村上:バンドマンとしてとても勉強になりますね。ぜひ聴いてください。
──ありがとうございます!
片岡:僕は「バウンダリー」ですね。
──どんなバンドですか?
片岡:スリーピースのガールズバンドです。もうめっちゃ曲もいいし、ボーカルの歌がたまらんっすね。
酒田:この前も観に行ってたもんな。
片岡:僕はあんまり1人でライブ観に行かないんですけど、その日は行こうと決めてて。特に「BABY」っていう曲が好きです。
──「BABY」、聴いてみます!ありがとうございます。
渡邉:僕は「Split end」ですね。ギターのずんが元々お互いバンド入る前から知り合いで、ずんと同じ時期にバンドに加入したんで、それぞれ。お互い頑張ろうなってやってたら、「Split end」めっちゃカッコええ。ライブとか。で、僕らのイベント出てくれて、他のメンバーとも仲良くなりました。曲もカッコええし、ライブのちょっとしたアングラ感みたいなのが。
酒田:メンバーのキャラもいい。
渡邉:全国流通アルバム出して、僕らもちょうどまあ、ライバルというか。僕が一番に思う一緒に頑張りたいバンドです!
mini album「NEW GERM」とツアーについて!

──3月14日に初の全国流通盤となるmini album「NEW GERM」、リリースおめでとうございます!全体的にどのような作品になりましたか?
村上:全曲個性が違うので、全部通して聴いてほしいですね!
片岡:ザ・ファーストって感じやな!
村上:全部通して聴いても飽きん。またすぐ繰り返して聴きたくなるアルバムになった。
片岡:だからいつもよりも凝ったというか。曲順考えるのも当たり前やけど、最初の曲から最後の曲の終わり方とかも結構意識して作りました。
村上:今まで結構長い曲多かったんですけど、今回は2分半台の曲があって、いい意味でサクッと聴けるっていうか、凝縮されてるみたいな。1曲1曲、って感じなんで初めて俺らのことを知った人も聴きやすいアルバムなんじゃないかな。
渡邉:メンバーの中でも一番好きな曲って違うかもしれない。
酒田:僕は「Persevere」が好きです。
片岡:実は今まで大事な人を思い浮かべて曲を作るっていうことがあんまりなかったんです。「Persevere」は、いろいろ身近に大切な人おるけど、やっぱり二十歳を超えて一番大事に残ってんのはやっぱり友達なので、地元の友達とかのことを思い浮かべながら(村上 万旺人と)2人で曲作ってるんですけど、一緒にディスカッションしながら歌詞は考えました。その時の気持ちと今の気持ちとの差もたぶん見えるし、この1曲通して共感できるところがいくつかみんなあると思うんで。
村上:着飾ってないていうか。素直に書いてる感じは一番あった。確か歌詞付ける時も友達と飲みながら話して作ったんですよ、2人で。だから気持ちが出てるっていうのもあって。本音ってやっぱり面と向かって言えないじゃないですか。だから曲にできて良かったです。
片岡:あと「DASH」っていう曲があって、この曲はほとんど英語なんですよ。これはプロデューサーに、EGG BRAINの薬師ジョーイさんが携わってくださって。歌詞は、僕とジョーイさんでいろいろ話し合いました。
酒田:曲を作っていただいて、それをアレンジ、編曲して。
片岡:どっちの要素も入ってるっていうか、一番新しい。
酒田:新しい。僕らには全然ないものになってると思います。
──制作中はどういう感じでしたか?
渡邉:結構フランクな方です。関係性自体がわりと先輩、後輩って感じじゃなくて。
村上:相談しやすかったですね。そういう面では俺らに合ってるプロデュースしてくれたんかなって思います。
片岡:そうですね。俺らが作曲する時、結構凝り固まっちゃうんですけど、それをほぐして支えてくれました。
酒田:肩もみ屋さん。プロデュースって聞いたらガチガチにこう、みたいな感じのイメージあるかもしれないですけど、そういう感じではなくてほんまに今言ったみたいに「ちょっとここどうしたらいいですかね」っていうところを「こうしたらいいんじゃない?」ぐらいの感じで言ってくれて。
片岡:レコーディングもサポートしてくれた。
酒田:場も和ましてくれたり。安心しますね。
渡邉:すごい客観的な意見も僕らにとってめちゃめちゃ良くて。

片岡:レコーディング楽しかったよな。
──レコーディングが楽しいっていうのはいいですね。期間は長かったんですか?
村上:1週間ぐらいでした。悩むことも多かったですね。
片岡:でも、歌入れするってなって曲を聴いた時びっくりしましたね。
──どうして?
片岡:なんかデモと全然違うくて、めっちゃ良くなっていたので。
村上:全員レコーディング中に成長したっすね、考え方とかも。
片岡:時間かけた分、すごく良くなったっていう。

──この曲もすごく元気が出る曲だと思います。MVにもなってる1曲目の「YELL/WOW」…。
片岡:「YELL/WOW」。これで「イエロー」って読むんですよ!「 YELL」と「WOW」で!
──なるほど、いいですね!
片岡:はい。これは清涼飲料水のCMをイメージして作ったんですよ。もう完全に。ここのAメロの部分で、誰もがあったようなイメージできる背景を取り入れて、サビはやっぱりガツンと応援歌なんで、応援するという歌詞ですね(笑)
──もうシンプルに応援歌って感じで。
片岡:そうですね。結構お客さんとの掛け合いとかもあるんで、そこも大事に聴いてもらえたらいいんじゃないかと思います!
YELL/WOW MV
──ありがとうございます。この「NEW GERM」を引っ提げてツアーが始まりますが、どのようなツアーになりますか?
片岡:レコ発は4月7日に太陽と虎で。アルコサイトとSEKIRARAとMELLOWSHiPの出演が決まっています。
片岡:最高なレコ発です。
村上:俺らしか呼べない組み合わせやと思うんですよね。
──では、ツアーの意気込みなどお願いします!
村上:このツアーを通じていろんな人に知ってもらえたらと思います。いろんな出会いしたいですね。
酒田:行ってないとこもあるもんな。前回のツアーで。
渡邉:前回のとこ帰れるのも嬉しい。
村上:ああー、それも嬉しいな。
渡邉:またあそこ行けるんやって、いうのが嬉しくて。
酒田:そうですね。前回のツアーでめっちゃ得るものがあったので今回も楽しみです。
──結構いろんな場所回りますよね。特に楽しみな土地はあります?
渡邉:いっぱいあるよ。
酒田:へへ。
──地元とかですか。
村上:ああ、そうですね。
渡邉:地元編は上がる。
片岡:結構田舎のほうなんで、落ち着きますね。家族もそやし、友達もそやし。
渡邉:知り合いが観に来てくれるとライブ中ほんと支えられてる感があります。
村上:改めて、支えられてるって思いますね。
片岡:長野とかも大好き。ライブハウスの人がもうめっちゃ面白いんで。
渡邉:でもだいたいそうや。
酒田:どこのライブハウスも(笑)
村上:(カメラに向かって)全部大好きです。
──(笑)
最後に。

──ありがとうございます。最後に、UtaTenを観ている方へメッセージを。
片岡:どうも、Mr.EggPlantです!4月7日から始まるNEW GERM TOUR、よかったら遊びに来てください!
村上:CDも買ってもらお!
片岡:CDもね、3月14日にリリースされたので、よかったらタワレコやツタヤウェイで、手に取って聴いていただけたら嬉しいです。よろしくお願いします!
村上・酒田:お願いします!
酒田:よろしくお願いします。
村上:ありがとうございました。
──ありがとうございました!
TEXT:すずさや
Photo:安川 翔麻
Mr.EggPlant NEW GERM TOUR 2018
4/07(sat) music zoo KOBE太陽と虎 ※初日
4/11(wed) 尾道B&B
4/13(fri) 岡山CRAZYMAMA 2ndRoom
4/14(sat) 米子AZTiC laughs
4/18(wed) 福岡Queblick
4/20(fri) 大分club SPOT
4/21(sat) 松山Double-u Studio
5/05(sat) 和歌山CLUB GATE
5/06(sun) 京都GATTACA
5/18(fri) 奈良NEVER LAND
5/19(sat) 福井CHOP
5/20(sun) 金沢vanvanV4
6/02(sat) 上田Radius
6/03(sun) 宇都宮HELLO DOLLY
6/05(tue) 仙台MACANA
6/06(wed) 水戸LIGHT HOUSE
6/07(thu) 静岡UMBER
6/14(thu) 渋谷TSUTAYA O-Crest
6/15(fri) 名古屋RAD SEVEN
6/29(fri) 大阪アメリカ村 DROP ※FINAL
詳細は随時更新予定!

UtaTen

歌詞検索・音楽情報メディアUtaTen

連載コラム

  • ランキングには出てこない、マジ聴き必至の5曲!
  • これだけはおさえたい邦楽名盤列伝!
  • これだけはおさえたい洋楽名盤列伝!
  • MUSIC SUPPORTERS
  • Key Person
  • Listener’s Voice 〜Power To The Music〜
  • Editor's Talk Session

ギャラリー

  • 〝美根〟 / 「映画の指輪のつくり方」
  • SUIREN / 『Sui彩の景色』
  • ももすももす / 『きゅうりか、猫か。』
  • Star T Rat RIKI / 「なんでもムキムキ化計画」
  • SUPER★DRAGON / 「Cooking★RAKU」
  • ゆいにしお / 「ゆいにしおのmid-20s的生活」

新着