「LOST SONG」放送直前ステージ 主
演・鈴木このみだけがすべて知らされ
ていた“驚きの展開”

 TOKYO MXほかで4月7日からスタートするテレビアニメ「LOST SONG」の放送直前ステージが、3月25日に「AnimeJapan 2018」で行われた。
 同作は、緑豊かな辺境の村に住む少女リンと、華やかな王都の歌姫フィーニスを中心に据えた、オリジナル王道ファンタジー作品。傷を癒やしたり水をつくったりと、さまざまな奇跡を起こす“歌”を歌う、2人の少女の過酷な旅が描かれる。
 ステージは、リン役の鈴木このみによる、オープニング主題歌「歌えばそこに君がいるから」の生歌唱で開幕。フィーニス役の田村ゆかり、アル役の久野美咲、コルテ・メル役の茅野愛衣、ルード・ベルンシュタイン4世役の鈴木裕斗が合流し、鷲崎健による司会でトークを展開した。
 同作の魅力や裏話について、出演者がパネルに書いたキーワードをもとにプレゼンするコーナーでは、茅野がメル役のオーディションでのエピソードを披露。急遽コルテ役もやってみてほしいとのスタッフからの要望を受け、ぶっつけ本番で挑戦してみたところ、後日2役を演じることが決まって驚いたのだという。その決定には理由があるが、放送が終わるまでは明かすことができないと、茅野は言葉を濁していた。
 一方、鈴木は「歌えばそこに君がいるから」の作詞を畑亜貴と手がけるにあたり、その資料として本作の筋書きをすべて教えてもらっていたことを明かした。収録現場で、先の展開についての説明があるたび、知らないふりをして、ほかのキャスト陣といっしょに驚いてみせていたことを暴露すると、観客から笑いが巻き起こった。
 初公開となる第3弾プロモーションビデオも上映。「救いの歌」「終滅の歌」という対になるようなキーワードも飛び出し、物語の核心により迫った内容となっていた。同PVは公式サイトで配信中。
 閉幕のあいさつでは、出演者全員が「驚きの展開が待っている」と口々にアピール。久野ははじめて本格的に少年役に取り組むことへの意気込みを語り、鈴木は自身が演じるリンとともに、声優として成長していくことに意欲を燃やしていた。

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