【インタビュー】BiS、真逆のテーマ
を持った両A面シングルで新生BiSがス
タート

グループの始動時からリーダーを務めてきたプー・ルイの卒業に伴い、3月から新生BiSとして活動をスタートさせるBiS。彼女達の新作「WHOLE LOTTA LOVE/DiPROMiSE」は、新生BiSのスタートを飾るナンバーと、プー・ルイの卒業楽曲を収めたダブルA面シングルとなった。ここから始まるBiSの第二章の輝きを予感させる「WHOLE LOTTA LOVE」と卒業に対するプー・ルイ自身やメンバー、スタッフなどの想いが詰まった「DiPROMiSE」は、共に必聴といえる。大きなターニング・ポイントを迎える新生BiSのメンバー六人に集まってもらい、新作についてじっくりと話を聞いた。
■「WHOLE LOTTA LOVE/DiPROMiSE」は

■両方ともBiSにとって大きな意味を持った曲
――3月7日にダブルA面シングル「WHOLE LOTTA LOVE/DiPROMiSE」がリリースされます。
ペリ・ウブ:「WHOLE LOTTA LOVE」は、六人体制になった新生BiSのスタートを飾る曲で、もう1曲の「DiPROMiSE」はずっとBiSのリーダーを務めていたプー・ルイの卒業曲です。両方とも大きな意味を持った曲なので、今回はダブルA面という形を採ることにしました。「WHOLE LOTTA LOVE」は激しくて、カッコ良くて、すごく良い曲です。私はカッコ良い曲が好きなんですよ。特に、こういうガンガンした感じの曲は大好きだし、ライブでもきっと楽しくなるから、最初にデモを聴いた時にすごくワクワクして、早く歌いたいと思いました。
▲「WHOLE LOTTA LOVE / DiPROMiSE」初回生産限定盤
▲「WHOLE LOTTA LOVE / DiPROMiSE」通常盤


――気持ちを引き上げる力を持った曲ですよね。ということは、レコーディングもスムーズでしたか?
ペリ・ウブ:BiSというかWACKのグループは全部そうですけど、歌録りをする時は誰がどのパートを歌うか決まっていないんです。全員が1曲通して歌って、その後ディレクターさんが振り分けを考えるんです。だから、使ってもらえる場所がいっぱいあるように、一生懸命練習してからレコーディングに臨みました。歌う時に大事にしたのは、Aメロ、Bメロ、サビで表情を変えることでしたね。ここは流れるように歌って、ここは“カッカッカッ!”だなとか(笑)。最終的に自分の歌が使われるのは部分部分だけど、最初に1曲通して歌うことで、その曲に対する理解が深まるんですよね。だから、私は全員が全部のパートを歌うのは、すごく良い録り方だなと思っています。
▲ペリ・ウブ


ゴ・ジーラ:私も「WHOLE LOTTA LOVE」を聴いた時に、すごくカッコ良いなと思いました。それに、BiSに入って、初めてラップのパートがあったので、珍しいと思って。新しいものが入っているというのはスタートにふさわしいので、嬉しかったです。レコーディングする時はカッコ良く歌いたいというのが一番にあったし、曲を作ってくださった松隈(ケンタ)さんも、THEE MICHELLE GUN ELEPHANTさんのように歌って欲しいと言っていたんです(笑)。
キカ・フロント・フロンタール:言ってたね。曲を録る時に、毎回リクエストがあるんですよ。派手にとか熱く歌ってとか。
ペリ・ウブ:爆乳、巨乳な感じで…とかね(笑)。
キカ・フロント・フロンタール:そうそう(笑)。それで、爆乳のイメージで歌ったら、「ゴメン、もう1カップ下げて」と言われたりとか(笑)。
ゴ・ジーラ:アハハ(笑)。この曲はTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTさんを聴いてからレコーディングしました。私はバンドが大好きなので、歌録りはすごく楽しかったです。もうロックスターになった気分で歌いました(笑)。
パン・ルナリーフィ:「WHOLE LOTTA LOVE」は、歌詞に“行かなくちゃ”という言葉が入っていて、昔からBiSの代表的な曲には“行かなくちゃ”という言葉が入っていることが多いんですよ。そういうことも含めて、「WHOLE LOTTA LOVE」も代表的な曲になるのかなと思って。なので、“行かなくちゃ”と歌っているサビで自分の歌が使ってもらえるように一生懸命練習しました。
――それは採用になったのでしょうか?
パン・ルナリーフィ:なりました。使ってもらえて、すごく嬉しいです(笑)。
一同:おめでとう! 良かったね(笑)。
パン・ルナリーフィ:うん(笑)。あと、ラップは今までやったことがなかったし、普段聴いている音楽もラップとかではないので、YouTubeとかでラップを調べたんですね。でも、どういう感じでラップしたら良いのかよく分からなくて。今後のライブとかでは、ちょっとがんばりたいなと思っています。ラップも含めて「WHOLE LOTTA LOVE」はライブ映えすると思うので、ライブで歌うのが楽しみです。
▲パン・ルナリーフィ


アヤ・エイトプリンス:私は今GANG PARADEというグループにいて、「WHOLE LOTTA LOVE」はBiSに戻ってきて最初の曲であり、メジャーデビューする1曲目でもあるんですね。「WHOLE LOTTA LOVE」を聴いた時は、すごく勢いがあって、みんなで“ドカーン!”といけて、一発目にふさわしい曲だなと思いました。それに、パンも言ったように、“行かなくちゃ”というサビのフレーズがあるんですけど、GANG PARADEにも1曲“行かなくちゃ”と歌っている曲があって、BiSHにもあって。私、BiSHの“行かなくちゃ”以外は全部歌っているんです(笑)。実は“行かなくちゃビッチ”なんですよね。
一同:ビッチって!(笑)
アヤ・エイトプリンス:なので、ちょっと嬉しいなというのもあり。もし『行かなくちゃクイズ』みたいなのがあれば、当てる自信があります(笑)。
一同:どういうクイズ、それ?(笑)
アヤ・エイトプリンス:『行かなくちゃクイズ』だよ(笑)。『行かなくちゃクイズ』は全問正解できるし、出題できる自信もあります(笑)。あと、「WHOLE LOTTA LOVE」は“my 愛”とか“Please say 愛してる”といったワードが入っているんですけど、BiSの「Give me your love 全部」とか「My lxxx」の歌詞が散りばめてある感じがあって、それも新生BiSの1曲目にふさわしいと思います。レコーディングは、私は久しぶりにロック・チューンを歌ったので、すごく楽しかったです。それに、ロックはリズムのカッコ良さがポイントになるので、リズムを意識して歌いました。
ももらんど:「WHOLE LOTTA LOVE」を最初に聴いた時は、リズムが“カッカッカッカ”となっていて、絶対この曲は楽しいなと思いました。レコーディングは、ラップを初めて歌ったんですね。私のラップは音源には使われなかったんですけど、楽しかったので、ライブの時は歌っちゃおうかなと思っています(笑)。あと、サビに“わっしょい!”という掛け声とかが入ってみて、それをみんなで言うのも楽しいです。「WHOLE LOTTA LOVE」はカラオケとかに行った時にみんなで歌うときっと盛り上がるし、ストレス発散になると思うので、お薦めです(笑)。
キカ・フロント・フロンタール:うん、きっと楽しいと思う(笑)。私は、この曲を聴いた時に、“ミクスチャーだ!”と思いました。私はミクスチャーとかも好きだし、それこそラップは今までのBiSには全然なかったので、ここは私が絶対に歌ってやるという気持ちでレコーディングに挑んだんです。そうしたら、使ってもらえました。とうか、むしろラップしか使われていないという(笑)。歌詞をもらった時に、新しいBiSの1曲目で自分が担う役割はそうものなんだろうなと思ったし、実際そうなりましたね。サビも歌いたかったですけど、それは次作で…と思っています。
――今後も楽しみです。“WHOLE LOTTA LOVE=胸いっぱいの愛”という言葉にちなんでお聞きしますが、それぞれ最近深い愛情を注いでいるものはありますか?
ペリ・ウブ:私、今本当に愛してやまないものがあって、それは豆苗です(笑)。この間豆苗を買ってきて、鍋に入れたんですね。でも、豆苗はまた栽培できるらしくて。なので、家のボウルに入れて、育てているんです(笑)。
キカ・フロント・フロンタール:それ、毎日ツィッターに載せているよね(笑)。
ペリ・ウブ:うん(笑)。すごく大きくなっていて、大きくなると成長が早くなるんですよ。もう、かわいくて仕方なくて。でも、食べるか、腐るかしか未来はないじゃないですか。だから、どうしようと思って。
――食べて、また育てるというのはダメなのでしょうか?
ペリ・ウブ:いや、3回目は育たないかもしれないんです。
――なるほど。でも、また新しい豆苗を買ってくれば良いのでは?
ペリ・ウブ:いや、その子は、その子じゃないですか。私の中では特別な豆苗なんですよ。なので、今どうしようか迷っています。
一同:それは深い愛情だね(笑)。
ゴ・ジーラ:私は名前がゴ・ジーラなので、ゴジラに愛を注ぎたいなと思って生きています。ゴジラの映画は30作品くらいあって、ヤベェなと思いつつ一番好きなのは、やっぱりシン・ゴジラですね。『シン・ゴジラ』という映画が作られたことで、ゴジラのブームが戻ってきたと言われている素晴らしい映画だと思うし。それに、シン・ゴジラの最終形態は、本当にカッコいい。第二形態の“蒲田君”もすごく愛しくて、縫いぐるみとかも持っていますけど(笑)。私は『シン・ゴジラ』を観て、ゴジラが好きになって、BiSのオーディションの時にゴジラのTシャツを着て行ったんです。オーディションはニコ生で全部配信されていて、ニコ生でのあだ名がゴジラになって、オーディションに受かった時に「じゃあ、お前はそのままゴジラで」と言われたんです。「“・”と“ー”つけたら著作権には引っ掛からないから大丈夫」みたいな(笑)。今の私があるのは、ゴジラのお蔭なんですよね。だから、自分はゴジラにお金を遣わないといけないと思って、生頼範義さんというゴジラのポスターを描かれているイラストレーターさんの個展に行ったり、ゴジラ関連のものを買ったりして、ゴジラに還元しています(笑)。
▲ゴ・ジーラ


パン・ルナリーフィ:愛というか、守りたいものなんですけど、私は歯を守りたいと思っています。
一同:えっ? 歯?
パン・ルナリーフィ:うん。私、歯が痛いんです。前歯が知覚過敏で外の冷たい風とか、ライブの暑い空気とかで歯が痛むんです。
キカ・フロント・フロンタール:暑いのもダメなの?
パン・ルナリーフィ:うん、暑過ぎるとダメなの。特に、最近はすごく寒いので、外で笑ったりするのも無理なんです。
ペリ・ウブ:冷たいお茶を飲む時とかも、「痛っ!」て言ってるよね。
パン・ルナリーフィ:そう。私アイスがめちゃくちゃ大好きで、毎日一個食べるくらいのレベルなんですけど、最近は歯が痛くて食べれないという。
キカ・フロント・フロンタール:奥歯で食べれば良いじゃん。
一同:いや、それは無理でしょう(笑)。
キカ・フロント・フロンタール:ああ、そうか(笑)。
パン・ルナリーフィ:歯医者さんに行きたいんですけど、忙しくて時間がなくて。でも、本当にツラいので、がんばって時間を見つけて歯医者さんに行こうと思っています。歯に愛を注ぎに行きます(笑)。
アヤ・エイトプリンス:実は、愛しているものが、見当たらなくて。みんなが話している間に探さなきゃと思って今考えていたんですけど、私は八王子出身なんですよ。八王子に帰りたいなとよく思うので、愛しているのは八王子です。
――八王子出身の方は、“八王子愛”が強い方が多いですね。
一同:そうそう! そうなんですよ(笑)。
ペリ・ウブ:八王子の人は、八王子の人が好きなんだよね(笑)。
ももらんど:私は家族ですね。私は地元が鹿児島で、離れていて、なかなか家族と会えなくて淋しくて。会いたいなと思うことが多いです。
キカ・フロント・フロンタール:良い話だなぁ。……私、嫌だなぁ、ももちゃんの良い話の後に話すの(笑)。
一同:えっ、なんで?
キカ・フロント・フロンタール:私、お酒って言おうと思っていたんだ。
一同:アハハ!! 良いじゃん、人それぞれなんだからさ(笑)。
キカ・フロント・フロンタール:嫌だぁ……。
――良いじゃないですか、お酒の話聞きたいです。
キカ・フロント・フロンタール:本当ですか? じゃあ言いますけど、私が愛しているのは、お酒です(笑)。最近は、ハイボールばかり飲んでいます。
アヤ・エイトプリンス:オッサンかよ……(笑)。
キカ・フロント・フロンタール:それは、否定できない(笑)。前は毎晩飲んでいたんですけど、ちょっと糖質が気になってきて控えているんです。でも、最近すごいのがトクホ(特定保健用食品)マークが付いていて、ゼロカロリー、糖質ゼロ、アルコールフリーのもあるので、最近はそういうのを飲むようにしています。
――でも、飲むと、ツマミを食べませんか?
キカ・フロント・フロンタール:いえ、私はツマミはなくても大丈夫なんです。なので、ツマミのカロリーとかは関係ないんですよね。
一同:ええっ? 本当の酒飲みじゃん(笑)。
■「DiPROMiSE」の歌詞をもらって読んだ瞬間、涙がとまらなかった

■メンバーだからこそ分かるプーちゃんへの想いが潜んでいるようで
――もう1曲の「DiPROMiSE」について話しましょう。
ペリ・ウブ:「DiPROMiSE」は“卒業”がテーマなので、根っこが「WHOLE LOTTA LOVE」とは真逆という感じの曲です。「WHOLE LOTTA LOVE」は始まりだけど、「DiPROMiSE」はコンマみたいな……いやコンマじゃないや。
一同:ピリオドでしょう、ピリオド(笑)。
パン・ルナリーフィ:コンマだと、続いちゃうから(笑)。
ペリ・ウブ:そう、ピリオド、ピリオド!(笑) 日本語は難しいですね。
アヤ・エイトプリンス:いや、日本語じゃないし(笑)。
ペリ・ウブ:そうか(笑)。「DiPROMiSE」も「WHOLE LOTTA LOVE」と同じように激しい曲だけど、翳りを帯びていて、痛みを感じさせるし、雨が降っている情景とかが浮かんでくるような曲です。歌詞も別れを描いていて、でも私達BiSは進んでいかないといけない…というところがあって、レコーディングする時は強い気持ちで歌いました。
ゴ・ジーラ:私は、この曲を聴いた時に、すごく淋しさを感じました。プー・ルイの卒業楽曲なので、その後のBiSのことをいろいろ考えましたね。歌は、歌詞を見ながら曲を聴いて、どういう風に歌えば良いかなと考えてレコーディングに臨んだんですけど、歌中からサビに向かってスピードが上がっていく構成になっていて。歌っていると、それに合わせて私の気持ちもどんどん上がっていって、サビは本当に“ああーっ!”という気持ちのまま歌いました。この曲は、レコーディングしながら泣きそうになりましたね。
▲「WHOLE LOTTA LOVE / DiPROMiSE」初回生産限定盤
▲「WHOLE LOTTA LOVE / DiPROMiSE」通常盤


パン・ルナリーフィ:「DiPROMiSE」は、サビまでのAメロとかはすごく冷めているというか、心を失ったような虚無的な人間で、サビになって心をなくしていた理由を全部爆発させるような曲だなという印象があって。一つの歌だけど、二人の登場人物がいるような曲で、それを一人で歌うのが難しかったです。そういうところで、感情表現の面で勉強になりましたね。それに、「WHOLE LOTTA LOVE」とはまた違うカッコ良さを持った曲なので、ぜひ両方を聴いて欲しいです。
アヤ・エイトプリンス:私は、この曲には参加していないんです。すごく歌いたかったんんですよね。私も最後にプーちゃんと音源を残したかったなと思って。
一同:ああ、そうだね……。
アヤ・エイトプリンス:「DiPROMiSE」のサビの歌詞は共感できる部分があるから、歌いたかったなという一言に尽きます。
▲アヤ・エイトプリンス


ペリ・ウブ:そうか……。じゃあ、カラオケで、プー・ルイと一緒に歌いなよ(笑)。
アヤ・エイトプリンス:そうだね(笑)。
一同:ええっ? そういうので良いの?
アヤ・エイトプリンス:うん。最終手段は二人でカラオケに行って、プーちゃんと歌って、その動画を配信していただきます(笑)。
ももらんど:その時は、私も行く。「DiPROMiSE」は聴いた時に、イントロがオシャレだなと思いました。最初は歌詞がついていない状態で聴くので、オシャレで、カッコいい曲だなと思っていたんです。でも、歌詞が送られてきたら、もう意味があり過ぎて、プーちゃんのことが浮かんできて、淋しい気持ちになりました。レコーディングの時は、最初に聴いた時に感じたオシャレな雰囲気とかは飛んでしまって、すごく熱い気持ちになって歌いました。この曲のサビは激しいけど、サビもがんばって歌いました。最近は声が出るようになったと言われていて、サビも使ってもらえるかなと期待していたけど、使ってもらえなかったんですよね……。それが残念なので、今後はこういう激しい曲のサビとかでも自分の歌が使ってもらえるように、もっとがんばっていこうと思います。
▲ももらんど


キカ・フロント・フロンタール:ああ、ももちゃんの話を聞くと、涙が出そうだわ。デビューしたての頃のももちゃんは、お話もできないような感じだったんですよ。それが、こういう激しい曲を歌えるようになったなんて……。
一同:お母さんじゃないんだから(笑)。でも、その気持ちは分かる。
キカ・フロント・フロンタール:でしょう? これからのももちゃんが楽しみだよね。私は「DiPROMiSE」の歌詞をもらって読んだ瞬間、もう涙がとまらなかったです。歌詞をパッと見ると単純に卒業の歌だなと感じると思いますけど、私達メンバーだからこそ分かる渡辺マネージャーからプーちゃんへの想いが潜んでいるような気がして。もうね、泣いちゃいました。レコーディングの時も自分の内面の想いを全部ぶつけようと思って……というか、自然とそういう状態になって歌っていました。
▲キカ・フロント・フロンタール


――皆さんのプー・ルイさんへの想いが強く響いてくる仕上がりになっています。さて、新しいシングルは聴き逃せない一作になりましたし、3月4日に両国国技館で行われる新生BiSのスタートとプー・ルイさんの卒業を飾る特別公演も必見です。
キカ・フロント・フロンタール:両国国技館の公演はプー・ルイとカミヤサキを送り出すことと、アヤちゃんを迎え入れえることはしっかりやりますけど、それに負けないくらい、この六人のBiSの印象を残したいです。どういう構成でライブをするのかまだ分からないけど、きっとこの六人でも曲を披露すると思うんですよ。なので、新生BiSもすごく良いなと感じてもらえるようにがんばります。
ももらんど:3月4日は、新生BiSの第一印象が決まる日だと思うんですね。なので、“これがBiSだ!”という感じのカッコいいステージを見せたいというのがあって。私は、もうこんな感じで(握った両手の拳を上下に振っている)、今から気持ちを高めているんです。3月4日のライブは、そういう気持ちで臨みます。
アヤ・エイトプリンス:3月4日は自分的にもいろんな節目になる日だと思うので、すごくモチベーションが上がっています。新生BiSは楽しみだねと、みんなに言ってもらえるようなパフォーマンスをしたいですね。あと、プー・ルイさん卒業ですけど、私はトレードでしばらくBiSにいなかったので、淋しい気持ちが大きくて。もっと一緒に活動したかったなという気持ちがあるんです。だから本当に淋しいけど、ネガティブな気持ちに引っ張られてしまうのは違うと思うので。最後にプー・ルイが輝けて、みんなで彼女を気持ち良く送り出せるライブにしたいと思っています。
パン・ルナリーフィ:私がBiSに入ってから、プーちゃんとサキちゃんがいる七人でずっと一緒に活動してきたから、もちろん淋しい気持ちはあります。でも、今は六人で練習したり、新しい曲をレコーディングしたりするたびに、すごくワクワクしているんです。なので、良い形でプーちゃんを送り出しつつ、今の良い空気感が伝わるライブにしたい。3月4日は七人のBiSと六人のBiSを見に来る人がいると思いますけど、全員が六人のBiSを見て、これからもずっと応援していきたいと思ってもらえるようにがんばります。
ゴ・ジーラ:3月4日は、祭りにしたいです。もう、プー・ルイの卒業も、私達の始まりも全部。BiSが再始動してから一番大きなステージでライブができるし、多分一番多くのお客さんが来てくださると思うんですよ。なので、卒業と始まりを「祭りだぁ!」という感じで盛大に、楽しくやりたいなと思っています。
ペリ・ウブ:3月4日は大事なライブだと思うけど、私の中ではいつもと同じです。どんなライブも、その日、その瞬間でしかないから、いつも本気で今できる限界までやって、それを毎回超えていきたいと思っているので。だから、3月4日も同じで、特別何かが違うということはないです。卒業とトレードはありますけど、いつもと同じように全力で挑んで、最高を更新したい。それがプー・ルイへの一番の贈り物になると思うし、そういう気持ちでライブをすることで、来てきれた人達に六人になっても見たいと思ってもらえるだろうから。そういうライブをして、それをまた私達六人で超えていきたい。3月4日は、そういう意識で臨みます。
■『DAM CHANNEL TV』でイジられまくるキカ・フロント・フロンタール
『DAM CHANNEL TV』に出演したBiSのトークは、MCを務めるDream Amiがキカ・フロント・フロンタールをイジることからスタート。Dream Amiの「いつも、こうなんですか?」という質問に対するキカ・フロント・フロンタールの「通常運転です。なにか?」という応えにスタジオ内は笑いが起こり、和やかなムードで収録は始まった。
その後は、3月7日にリリースされるBiSのニュー・シングル「WHOLE LOTTA LOVE/DiPROMiSE」の話へ。収録曲2曲が持つ意味合いや、“WHOLE LOTTA LOVE”というタイトルにちなんで最近メンバーが愛を注いでいるもの、レコーディングの雰囲気などが語られた。
シングル以外にも「改めてBiSは、どんなグループでしょう?」という質問にペイ・リブが「一人一人が宝石みたいなグループです」と応えたり、「休日はなにをしていますか?」という質問に「昼から立ち飲み屋(笑)」とキカ・フロント・フロンタールが即答したり、「今までの活動でやりたくなかったことは?」という話題で、スクワットをしながら歌う「パプリカ」のパフォーマンスや100kmマラソン、車中泊などがあがるなど、いろいろな話題でトークは明るく弾んだ。
個性の異なるBiSのメンバー六人がワイワイ・ガヤガヤと話す姿は本当に楽しいので、ぜひカラオケCLUB DAMで『DAM CHANNEL TV』をチェックして欲しい。
取材・文●村上孝之
BiSは、カラオケの第一興商が強力プッシュする3月度D-PUSH!アーティストに決定しており、「WHOLE LOTTA LOVE」「DiPROMiSE」の2曲が3月1日より順次配信される。またミュージックビデオは、カラオケ背景画像の本人出演映像(今だけクリップ)に3月11日から順次配信。さらに、カラオケ演奏の合間に放映される音楽情報コンテンツ「DAM CHANNEL」内のD-PUSH!コーナーにゲスト出演し、パーソナリティとのトークを楽しませてくれる。DAM express(目次本)でも、D-PUSH!ページにてインタビュー記事、アーティスト写真、ジャケット写真が掲載される。そしてリリース情報、インタビュー記事がclubDAMサイト(http://www.clubdam.com)でも掲載される。カラオケ店やWEBで、BiSとの出会いを楽しんでほしい。
インタビューの続きは以下のサイトで。
リリース情報


「WHOLE LOTTA LOVE / DiPROMiSE」

2018年3月7日リリース

・初回生産限定盤:CRCP-10392/¥3,800+tax

・通常盤:CRCP-10393/¥1,000+tax

【収録内容】

-CD-

1.WHOLE LOTTA LOVE

2.DiPROMiSE

3.WHOLE LOTTA LOVE instrumental

4.DiPROMiSE instrumental

-DVD- ※初回生産限定盤のみ

2017.10.6.「IDOL is DEAD」@赤坂BLITZライブ映像

【収録内容】

1.SOCiALiSM

2.CHANGE the WORLD

3.ぎぶみあちょこれいと

4.Never Starting Song

5.パプリカ

6.I can't say NO!!!!!!!

7.Give me your love 全部

8.nerve

9.My lxxx

10.NOT the END

11.IDOL

12.ロミオの心臓

13.Happy Birthday

14.twisted grunge

15.Fly -Brand-new BiS ver-

16.gives

17.BiSBiS

EN1.primal.

EN2.レリビ
ライブ・イベント情報


<BiS 2nd BEGiNNiNG TOUR FiNAL WHO KiLLED IDOL??>

3/4(日)東京・両国国技館

OPEN 17:00 / START 18:00

http://w.pia.jp/t/bis/
<発売記念ミニライブ&特典会>

3月3日(土)14:30~ 「BiS FREE WiNTERLAND」

会場:臨海副都心・青海南駐車場J区画

3月5日(月)19:30~

会場:タワーレコード 新宿店7Fイベントスペース

3月6日(火)19:00~

会場:タワーレコード渋谷店 B1F CUTUP STUDIO

3月7日(水)19:00~

会場:ダイバーシティ東京 プラザ 2F フェスティバル広場

3月11日(日)14:00~

会場:東京ドームシティ ラクーアガーデンステージ
<EVOLUTION POP! Vol.31 BiS×GANG PARADESPECIAL 2MAN SHOW!>

【出演】

BiS/GANG PARADE

2018年3月27日(火) TSUTAYA O-WEST

【問合せ】TSUTAYA O-WEST TEL:03-5784-7088
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