Rootscoaster Vol .150 / 前田拓也
a.k.a.Scarf (Scarf & the Suspende
rS) 凄腕プレイヤーが集うScarf & t
he SuspenderS。そのフロントマンの
ルーツ、そして「コイサーMUSIC」の
原点を紐解く

3月4日(日)開催、“SPIN.DISCOVERY Vol.06”まであと3日。今回は近年大きな盛り上がりをみせる“ヒップホップ”に焦点を絞り、同ジャンルの中でもとびきりフレッシュな新世代アクトが集結します。

先日、Taeyoung Boy、SUSHIBOYSのFARMHOUSEがRootscoasterに登場しましたが、今回はScarf & the SuspenderSより、MCを務める前田拓也 a.k.a.Scarf(写真中央)がそのルーツを語ってくれます。

堂々たるパフォーマンスと、切れ味鋭いフロウを放つ彼は、果たしてどのような音楽から影響を受けてきたのか。「コイサーMUSIC」の原点を紐解きます。

(Text By Takazumi Hosaka)
1. 光田康典 / 風の憧憬
僕の“好き”が全て入っていると言っても過言ではない曲です。SFC円熟期に発売されたゲームソフト『クロノトリガー』の作中で流れる曲なのですが、当時この曲をループで聴いていたいがためにコントローラーを放置してました(笑)。
哀愁感、温度感、共に10兆点出てしまってます。この曲の一番良いリスニング環境は無論実際にゲームをPLAYしながら聴く事です。他にもクロノトリガーの曲は名曲揃いで、2010年にはWiz Khalifaが同作中で使われる「サラのテーマ」をサンプリングした曲「 Never Been(https://www.youtube.com/watch?v=PKWFvbgkWls) 」を発表したりもしてました。クロノの曲をサンプリングしたくなる気持ちは万国共通です(非常にセンスを問われますが)。こちらも素晴らしい曲ですので、ここに併記させて頂きます。


2. THE BLUE HEARTS / 少年の詩
中1の時に友達がお勧めの曲をMDに入れてくれたんですね。EMINEMで固められたそのMDの最後に、この曲がぶち込まれてました。一回止まって、考えて、歌詞ヤバすぎるやろ!! ってなりました。歌詞の一文「そしてナイフを持って立ってた」っていうのは、パンチライン中のパンチラインでした。言葉を扱う上で受けた影響は計り知れないですね。最終的にはEMINEMよりも聴いたんじゃないかと思います。少年の脳内にナイフの様に突き刺さってきました。


3. かせきさいだぁ / じゃっ夏なんで

Spincoaster

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