元ジューダス・プリーストのドラマー
、デイヴ・ホーランドが死去

スペインの新聞『El Progreso』は、元ジューダス・プリーストのドラマー、デイヴ・ホーランドが1月16日、彼が暮らしていた同国ルーゴにある病院で亡くなったと伝えた。69歳だった。死因は明かされていないが、すでに火葬されたという。
元バンド・メイトのK・K・ダウニングは、「デイヴ・ホーランドが亡くなったという突然で予期せぬ知らせを受け入れなくてはならないことを非常に残念に思う」と、追悼の言葉を寄せている。「デイヴは頼りになる友人で、ステージ/スタジオ両方で頼りになるミュージシャンだった。俺は、彼と一緒にプレイした多くのギグ、一緒に作ったアルバムの思い出を大切にしていく。そして、デイヴがジューダス・プリーストにもたらした消すことのできない貢献に感謝する」
ホーランドは60年代終わりにグレン・ヒューズらとトラピーズを結成。1979年、ジューダス・プリーストへ加入するためトラピーズを脱退し、プリーストには1989年まで在籍、『British Steel』(1980年)から『Ram It Down』(1988年)まで6枚のアルバムでプレイした。
プリースト脱退後は、ヒューズやトニー・アイオミらのセッションや公演に参加していたが、2004年ドラムを教えていた17歳の少年に対する性的暴行容疑で有罪となり、8年間の懲役に処せられた。ホーランドは2012年に出所後も自らの潔白を主張していた。
Ako Suzuki

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