「流 麻二果 ― 色を追う/Tracing the Colors」展開催!

「流 麻二果 ― 色を追う/Tracing the Colors」展開催!

「流 麻二果 ― 色を追う/Tracing
the Colors」展開催!

ポーラ美術館(神奈川県・箱根町)は、現代美術の展示スペース「アトリウム ギャラリー」にて、HIRAKU Project Vol.3「流 麻二果 ― 色を追う/Tracing the Colors」展を、2018年3月17日(土)から5月13日(日)まで開催する。

流(ながれ)麻二果(まにか)は、絵具を幾層にも重ねたあざやかな色彩の絵画に取り組んできた。流動的なタッチで描き出されるイメージは、抽象的でありながら、流が関心を抱いた人物や風景を基に描かれているという。また近年では変形カンヴァスやイメージを大きく引き伸ばしたプリントを会場に敷きつめ、鑑賞者が絵画の空間に身を委ねることができるようなインスタレーションを展開するほか、ファッションブランドとのコラボレーション、ダンスパフォーマンスの美術・衣装など活動の幅を広げている。

本展は、あざやかな色彩表現を特徴としてきた流が、色彩を通して印象派の絵画と現代美術との接点を追究するもの。ポーラ美術館の収蔵作品を題材とし、ルノワール《水のなかの裸婦》(1888年)から着想した《人肌》、ゴッホ《草むら》(1889年)から《照降なし》のほか、モネ《睡蓮の池》(1899年)をモティーフとした最新作を通して印象派の色彩を解釈、再構成する。作品から感得される色彩に、流が考える日本の色彩の特徴である「陰影」と「不確かさ」を加え、一つの色を生み出し絵画として表現する。流が制作してきた多彩な色にあふれる画面とは異なり、色を塗り重ねることで深みのある色彩を生み出す新しいシリーズ<色の跡>を初めて公開する機会となる。

■ ポーラ美術館
http://www.polamuseum.or.jp/
■ インフォメーション

■ 関連イベント

流 麻二果ワークショップ「2018年の日本の色を見つけよう」

参加者が選んだ色を5cm角のアクリルキューブに透明なカッティングシートを貼り付け、自分だけの色の重なりを発見するワークショップ。日本の伝統色をとらえなおし、「2018年の日本の色」を考えることで、色について考えるきっかけを作ります。

日時:2018年5月3日(木・祝)14:00~16:00
会場:ポーラ美術館 講堂
参加費:1,000円
定員:20名 事前申込制

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