【FUNKIST】『FUNKIST COLLAVOLUTIO
N tour 2011』2011年10月29日 at Sh
ibuya O-WEST

撮影:林川 淳/取材:石田博嗣

開演に先立ち、春日井陽子(Flute)が急逝したことに触れた染谷西郷(Vo)。そして、バンドの存続について考えたが、舞台に立っている時が彼女を一番身近に感じるから戻ってきたと語った。その言葉が意味するように、いっぱい泣いて、いっぱい笑ったライヴ。対バンツアー初日ということで、まずはEGG BRAINが湿っぽさは無用とばかりにパンキッシュ&ハッピーなサウンドで会場を温めると、FUNKISTも1曲目からフロアに笑顔を咲かせ、2曲目にしてタオルが旋回するほど盛上げる。“陽子ちゃんに書いた手紙を曲にしました”と披露された「Sun Baby」やバラード「愛のうた」ではファンの涙を誘ったが、以降は笑顔が絶えない。それはいつもの光景であり、ステージ上に彼女のマイクも用意されていたこともあって、終始“7人のFUNKIST”を感じていたのは僕だけではないだろう。

セットリスト

  1. Snow fairy
  2. ムーンライズ カー二バル
  3. Sun Baby
  4. 愛のうた
  5. BORDER
  6. SUNRISE
  7. メテオ(FUNKIST×EGG BRAIN)
  8. BORDER(FUNKIST×EGG BRAIN)
FUNKIST プロフィール

01年に結成。染谷西郷(vo)、宮田泰治(g)、ヨシロウ(g)、春日井陽子(flu)、JOTARO(b)、オガチ(per)、住職(dr)からなる7人編成。日本のみならず、南アフリカ、アジア、インドなど、世界中所狭しと駆け回り、年間100本を超えるライヴを繰り広げてきた生粋のライヴ・バンドである。

染谷の故郷でもある南アフリカ仕組みのビートフルなリズムに染み入るメロディー&リリックが混ざり合い、ジャンルの壁を超えたFUNKIST独自のスタイルを生み出した。些細な日常の様子から世界中の様々な問題までを等身大の自分達で表現するその音楽は“笑顔あり”“涙あり”聴く人の心を掴んで離さない。そんな彼らのオーディエンスを巻き込んでのライヴは、老若男女問わず人と人を繋げ、国境も超えられる程の熱い想いで地球規模の大切なメッセージを伝えている。

08年4月、SHIBUYA-AXにて開催されたワンマン・ライヴで大成功を収めたことが皮切りとなり、5月に催された『9条世界会議ヒロシマ』では6,000人を超える観衆を前に圧巻のパフォーマンスを披露。そして7月には、<ポニーキャニオン>より1stシングル「my girl」でメジャー・デビュー。09年7月に10-FEET主催の『京都大作戦 2009』へ参戦、サブ・ステージながら1,000人以上を集客するなどしてFUNKIST旋風を巻き起こした。FUNKIST Official Website
公式サイト(レーベル)

OKMusic編集部

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