BEGIN、ツアーファイナルでブラジル
音楽「マルシャ」を取り入れたアルバ
ム第二弾リリースを発表!

昨年10月からタートし、ついにファイナルを迎えた「BEGIN コンサート 2016-2017」。
ファイナルという事もあり開演前から拍手が起こり、そんな中メンバーが登場。オープニング楽曲のアッパー「サーファーに傘はいらないのさ」中の”準備はできてるかい?”という歌詞でまさにファイナルの幕開け。
『千秋楽、ツアーの最後です、今日は宜しくお願いします。』と比嘉栄昇がごあいさつ。そして「国道508号線」「アサイーボウル」「苗」と続き、その後比嘉栄昇がプロデュースした沖縄県の”謎かけ”観光ソング「いちゃりば結」コーナーへ。



10分の休憩を挟んで始まったのは。ブラジルの伝統的な音楽スタイルをベースにした音楽“マルシャ”コーナー。そこで『今、「マルシャ ショーラ2」のレコーディングをしています、発売もします』とニューアルバムをリリースする事を発表。今回発表になった「ビギンのマルシャ ショーラ2」(仮)は、2015年6月に第一弾としてリリースされた「BEGINのマルシャ ショーラ」の第二弾アルバムとなっている。「マルシャ」とはブラジルのサンバの起源になったと言われているもので、ブラジルのカーニバル・マーチ的なサウンドで誰もが踊り出したくなるような2拍子のリズム、またメロディーがシンプルで綺麗なことから、一度聞けばすぐに誰でも口ずさみ、楽しむことが出来るのが最大の魅力となっている。



『俺も含めてみんな運動不足!マルシャメドレーを20分以上やります。皆さんも足踏みするだけで約3,000歩にもなります!一緒に楽しみましょう!』というMCと共に客席も総立ちとなる中メドレーは25分にも及び、2拍子のリズムに合わせて会場が一つになった。

マルシャ ショーラでひとしきり盛り上がった後は、「三線の花」「竹富島で会いましょう」「オジー自慢のオリオンビール」「島人ぬ宝」などBEGINの代表曲が続き、本編最後は「涙そうそう」で締めくくったた。

アンコールでは客席からリクエストを募り、1曲だけではなく「海の唄」「防波堤で見た景色」「ミーファイユー」「誓い」をワンコーラスずつ披露。最後は「ボトル2本とチョコレート」で観客全員と記念写真を撮影して終了。BEGINの千秋楽の成功を祝うように、会場にいる約2700人の盛大な拍手が鳴り続け幕を閉じた。



ちなみに「マルシャ ショーラ」の「ショーラ」とは八重山方言で「~しようよ」という意味で、「マルシャという音楽で歌って踊って楽しみましょう!というメッセージが込められたもの。新作はそんなマルシャのリズムで、多くの方に知られている日本の名曲やヒット曲、スタンダード曲をカバー。世代を超えて楽しめるようなノンストップ・メドレーが収録される予定。途切れることなく、時間に縛られずにエンドレスに続いていく、これもマルシャの特徴でそして、観客が自然と揺れだし、いつしか会場全体が1つになっていくイメージのアルバムになる。EGINのコンサートでも「マルシャ ショーラ」はすっかり定着しておりこれまでの日本の音楽の中にはなかった、新たな参加型の音楽スタイルを提案している。

Photo by 酒匂 里奈

アーティスト

UtaTen

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