フジテレビ、月9幕引きに選んだ相手

記者「当初、主演を竹野内豊(45)にして話が進んでいたのが、竹野内がそれを拒否して、12月初旬になって別企画に急きょ変更。ヒロインにモデルで歌手、西内まりや(23)を起用して女性メーンの作品にしたのです」

デスク「相手役がロックバンド・flumpoolの山村隆太(31)で、演技が初経験だっていうんだから…」
記者「西内にしたところで、昨年夏放送の主演ドラマ『ホテルコンシェルジュ』(TBS系)の平均視聴率は7.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。合格とは言い難い内容でした」

デスク「月9視聴率ワーストを更新すれば、誰もが納得の幕引きってか」

記者「それが現実的ですが、フジ内部には『まだドラマで再建したい』という抵抗勢力もいるようです」

デスク「本当に現実が分かってないな」

記者「そんな悠長なことは言ってられない状況ですが、今回のドラマの企画が出た段階で月9打ち切りの方向性がはっきりしたと見ていいです」

デスク「今回のドラマって女性コミックが原作なんだろ」

記者「西内は銀行でバリバリ働きながら、実は結婚願望が強く寿退社を夢見る27歳。そこに山村が演じる結婚したくないと強く思っているアナウンサーが現われて…という展開」

デスク「見る前からつまらなさそう。それでも出演者に演技力や華があるんならいいけど、他の出演者もパッとしない…」

記者「中村アン(29)、沢村一樹(49)、杉本哲太(51)…といったところです」

デスク「その西内自身が、『(オファーがなければ)3カ月海外留学する予定だった』なんて8日にあった記者会見で明かすほど、体が空いていたことが選ばれた理由だと明かしたんだもんな」
記者「沢村も『暮れになって話が来て、さっきクランクインした』なんて口走ってましたが、そんなことは口止めしておくべきでした」

デスク「出演者が、そんな事情を話しても問題にならないっていうところが、月9凋落、フジ崩壊に歯止めがかからない理由ってわけだ」

記者「同感ですが、このまま終了ではあまりに寂しい…」

デスク「前の月9『カインとアベル』は初めて全話が視聴率1ケタ、平均8.2%のワースト更新だったけど、今回もワースト更新だけが話題になるのは間違いなさそうだって言っておくわ」
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