トリはVaundy、初出場のLUNA SEA、ア
レキ、フレデリック、ユニゾンら出演
『FM802 RADIO CRAZY 2023』2日目を
DJ 大抜卓人&板東さえかと振り返る

『FM802 ROCK FESTIVAL RADIO CRAZY 2023』2023.12.28(THU)インテックス大阪
FM802 DJ 板東さえか、大抜卓人
大阪にあるラジオ局・FM802が主催する、年末恒例のロックイベント『FM802 ROCK FESTIVAL RADIO CRAZY 2023』(以下、『レディクレ』)が今年も大阪・インテックス大阪にて開催された。12月27日(水)から3日間にわたり、FM802にゆかりのある総勢約100組のミュージシャンが出演。イベントは音楽ステージだけでなく、ラジオ局ならではのコラボステージや番組公開収録など、「ロック大忘年会」の名にふさわしいステージが盛りだくさん。今回、SPICE編集部ではイベント終演直後に、楽屋裏に設置されたラジオ収録現場に直撃。FM802で活躍するDJたちに、その日に観たアクトやステージについて語ってもらった。2日目は大抜卓人&板東さえかの2人が登場。リスナーはもちろん、ラジオスタッフからも「多忙な日々でもとにかくライブ、現場に足を運ぶDJ」といわれるだけあり、音楽はもちろん、さまざまなエンタメ情報を持ち合わせている大抜卓人。そして、素晴らしい音楽が鳴り響くライブステージがあると聞けば、関西はもちろん海外にまで駆け付けるほどの根っからのライブ好きな板東さえか。そんな2人が体感したライブの数はなんと20ステージ! 2日目ならではの空気感、初出演&ベテラン勢のライブパフォーマンスにFM802との繋がりを感じる瞬間も。音楽へ、ライブへ、ラジオへ、愛がたっぷり詰まったトークで2日目を振り返る。
【PICK UP ARTIST】Lucky Kilimanjaro(L-STAGE)
Lucky Kilimanjaro
「2日目となると、朝一番でもステージとお客さんのいるフロアに熱が残っている感じがあって、MCがめちゃくちゃやりやすかった!」と、大きな熱量を感じたと語る板東。各ステージでは開演前にFM802のDJ陣がオープニングMCとして登場。彼女はこの日、L-STAGEを担当し、そのままLucky Kilimanjaroのステージへ。「トップバッターからお客さんの準備がすでにできているのが伝わってきて。ミラーボールが見えてきそうなくらい、フロアが一気にダンスフロアに変わって。ビートで繋いでいく曲もすごくオシャレでね」と、朝から興奮を隠せなかったよう。
【PICK UP ARTIST】Tele(R-STAGE)
Tele
流れるように隣接するR-STAGEへ向かった板東が目にしたのは、2022年に本格的に活動を開始したばかりのTele。昨年LIVE HOUSE Antennaに初登場し、今年はステージをさらに大きく、R-STAGEへの出演となった。「2022年に大阪で初ライブをしたり、デビュー曲「バースデイ」を同年の1月1日にFM802でオンエアさせてもらったり。勝手にFM802とのストーリーを想像しながらライブを観ていて。谷口喜多朗くんは表現力の引き出しがほんとに多い! 観ていて引き込まれるようなポイントがすごく多かった」と、感動しきり。
【PICK UP ARTIST】PEOPLE 1 (Z-STAGE)
PEOPLE 1
大抜のライブ始まりはPEOPLE 1から。「ロックのフォーマットがない、アブストラクトな音楽。新しい時代の人だなと思いましたね。彼らは昨年のR-STAGEのトップバッターから、今年はZ-STAGEへ。昨年はライブパフォーマンスにおいてはまだ始まったばかりのバンドだなって感じがあったけど、この1年ですごく経験を積んできて。しかも今日のライブはZ-STAGEのワイドなステージを活かして、右や左にメンバーが動いていたんですよ。ライブハウスバンドはどうしてもぎゅっと真ん中に集まりがちだけど、アリーナやスタジアムでのライブ感覚を持っているのが良かった。Ito(Vo.Gt)くんもさすがにライブ終わりに息が上がっていたみたいだけど、メンバーも新しいことに挑戦したライブだったのかなって。バンドを動かす、モチベーションを上げるようなオーディエンスを感じていたはず。今年は「自由に楽しむ」『レディクレ』だから、お客さんが声を出し、歌う姿はバンドのポテンシャルを上げる。本気にさせるものがありますよね」と、バンドの進化、生のライブの素晴らしさを肌で体感。
「この日の全ステージのトップバッターはコロナ禍にデビューしているアーティストばかり。それぞれキャリアはあるけれど、ライブにおいてのお客さんのエネルギーに対しての返し方、ライブメイクがとにかくうまい! いろんな手札を持っている。Itoくんは『MUSIC FREAKS』(毎週日曜22:00~24:00)でDJもしてくれてるから、『レディクレ』のこともホームみたいに感じてくれてるのかな!」(板東)
実はこの日のZ-STAGEでは、板東と同じくオープニングMCを担当した大抜。自身の担当番組『on-air with TACTY IN THE MORNING』(毎週月曜~木曜/6:00~11:00)の放送終わり直後に会場に向かい、そのままステージに立つという、驚きのスケジュールだったことを明かした。「11:37に会場について、そのまま47分からMCでステージに。間に合うかすっごく不安になって(苦笑)」(大抜)。「カッコ良いですよ! さっきまでラジオでお話していた人がオンステージしてる。ラジオ局主催のイベント、その幕開けを感じましたね」(板東)。
【PICK UP ARTIST】Novelbright(Z-STAGE)
Novelbright
大抜はそのままZ-STAGEでのNovelbrightのステージへ。「彼らの楽曲はとにかくメロディアス。スタジアム・ロックな響きのするバンドなので、一番大きなZ-STAGEが似合う! 雄大(竹中雄大、Vo)は気持ちが抑えきれずにステージに降りていたけど、お客さんに抱えられて不安定な状態で歌っていたのにひとつも音程を外さないのがすごい!」と感心。また、セットリストについても「フェスのステージでバラードを入れるのはすごく勇気がいる。だけどNovelbrightはうまいこと自分たちの姿を見せてくれた」と、バンドのポテンシャルの高さを絶賛した。
【PICK UP ARTIST】アイナ・ジ・エンド(R-STAGE)
アイナ・ジ・エンド
板東が続いて向かったのは、『レディクレ』初出演となったアイナ・ジ・エンドのステージ。そこで体感したのは、彼女のステージに懸ける熱意の高さだったという。「『レディクレ』前日が彼女のお誕生日。リハではお客さんがバースデイソングを自然と歌うシーンが良くて。彼女自身はフェスのステージでは姿を見せずにリハをするらしいんです、ステージに出たときに驚かせたいからって。しかも、この日の衣装もカッコ良すぎて……。視線も動きも歌も全部、ステージインからライブ終わりまで目が離せなかった!」と彼女のステージすべてに魅了されっぱなし。ただ、アクシデントもあったよう。「その後のインタビューでも話していたけど、ライブ中にくらっとしたそうで倒れこんでしまい、スタッフさんが駆け寄る瞬間があって……。なのに、その後すぐにまた歌って踊るんです。その姿がプロフェッショナル! ひとつひとつに全力なのが伝わってくる。でもやっぱりご本人は悔しかったみたいで、来年の『レディクレ』でリベンジしたいって話をしてくれましたね」と、ステージのその後の様子まで教えてくれた。
【PICK UP ARTIST】ヤバイTシャツ屋さん(Z-STAGE)
ヤバイTシャツ屋さん
全てのライブを観られずとも、時間の許す限りステージから次のステージへと足を運ぶ板東。彼女が次に選んだのはヤバイTシャツ屋さん。実は大学の先輩後輩という間柄というのは、ファンやリスナーにはおなじみ。「FM802のイベントだからと「サークルバンドに光を」を演奏してくれて。大学の先輩の私からのリクエストではないんですけどね(笑)。そんなMCを添えて曲をしてくれる。LIVE HOUSE Antennaからステージの規模を上げていくなかで、お客さんとの関係もちゃんとできている。同世代でなくてはならない存在になりつつある。頼もしいですね。この時間にいいエネルギーを放ってくれました」(板東)。「ヤバTのライブはライブ参戦というよりも、遊びに行く感じがあるもんね」(大抜)。
【PICK UP ARTIST】Re:name(LIVE HOUSE Antenna)
Re:name
大抜もまた休むことなく次のステージへ。大阪発の3ピースバンド・Re:nameは2023年3月のFM802のヘビーローテーションに「prettyfine :)」が選出されたこともあり、今年『レディクレ』初登場。「ライブの立ち上がりではお客さんは少なかったものの、音に呼ばれて人が入ってきて。The 1975みたく、スーツを着てのライブはカッコ良くて。洋楽に憧れがあることもあってか、魅せ方が面白い。ステージが大きくなってモニターに映像が映るようになればさらに良いだろうね」と、ライブパフォーマンスだけでなく演出面にも注視していたよう。
【PICK UP ARTIST】flumpool(L-STAGE)
flumpool
「画面の絵の強さといえばやっぱりflumpool! イケメンはずっと観ていられる(笑)」(大抜)、と長年の付き合いのあるflumpoolではライブパフォーマンスはもちろんのこと、ビジュアル面にも満足気な大抜。もちろん、パフォーマンスにも細やかな視線を送っている。「彼らは『レディクレ』だけでなく、今年はビルボードライブツアーも大阪城ホールでもステージに立っていて。多様なステージでどう表現するかがポイントにもなっていた。彼らにも伝えたけど、『レディクレ』ではエッジーなステージになっていて。代表曲「君に届け」もやるけど、あえてディストーションを強めに鳴らして。山村(山村隆太、Vo)くんの歌もエモーショナルに歌うことで熱狂を求めるロックオーディエンスを惹きこむような歌い方で魅せる。引き出しをいっぱい持てた年なんだろうな」(大抜)。
【PICK UP ARTIST】サンボマスター(Z-STAGE)
サンボマスター
ライブの熱量に魅かれるのは誰もが同じ。板東が導かれるように辿り着いたのはサンボマスターのステージだ。「やっぱりサンボマスターの「アホ年末」を観ないとね」(板東)の通り、ロック大忘年会を謳う『レディクレ』でサンボマスターがオーディエンスとともに「アホ年末」コールを叫ぶのは恒例となっている。「『レディクレ』初年度の2009年から毎年リスナーとして参加して、DJデビューした2014年にはすでに「アホ年末」を言い出しているんです。いまや、当たり前のようにみんな知っているけど、誰がどの年で言い始めたのか調べてほしい!(笑)」と、レディクレ恒例の景色の源流が気になる様子。
「最後の「花束」でサンボマスターの愛と平和、ロックンロールがZ-STAGEに充満してて。そこに<あなたが花束>なんて歌われたら……もう涙しかないです! フェスやライブに行ったことがない、曲が知らない人にもサンボマスターのライブには行ってほしいってすごく思います」(板東)。「サンボマスターのライブ終わりにZ-STAGEに立ち寄ったら、場内の気温がめちゃくちゃ上がってたわぁ」(大抜)。熱狂のアクトはまだまだ続いていく。
【PICK UP ARTIST】9mm Parabellum Bullet(L-STAGE)
9mm Parabellum Bullet
屈強なビートでフロアを圧倒していたのは9mmParabellum Bullet。「菅(菅原卓郎、Vo.Gt)くんにも言ったけど、今日出演したアーティストで一番ビートが早かったんちゃうかな。代表曲の「Black Market Blues」をDJプレイみたいに曲が終わるとノンストップで次の曲に入っていく。それがやっぱりめちゃくちゃカッコ良い! お客さんと戦うようなライブはやっぱり9mmParabellum Bulletらしい!」(大抜)と骨抜きに。それとは裏腹に「ストイックなバンドのイメージだったから、菅原さんが笑顔で歌っていたのが印象的」(板東)と、楽曲だけでなくメンバーの表情にも注目。
【PICK UP ARTIST】UNISON SQUARE GARDEN(Z-STAGE)
UNISON SQUARE GARDEN
「3人の匠の技が光る、職人の集まり。圧倒的というよりもサーカスみたい」と、大抜が惚れ込んでいたのがUNISON SQUARE GARDEN。「田淵(田淵智也、Ba)くんはベースを振り回して足を上げて、ちゃんと弾いてんか? ってみんな思うんだろうけど、FM802のライブ音源を聴いたら、一音もミスらない。あれはすごい! 「シュガーソングとビターステップ」を最終曲にやったけど、(鈴木貴雄が)ドラムをほぼ立ちながら演奏してるけど手数が多いのに、リズムの核は崩さずに自分の感情で叩いるよね」(大抜)。「グルーヴがありますよね! ユニゾンのライブを観ていると、旧式の掃除機を思い出すんです。コードをビューっと引っ張って、ボタンを押すとシュシュっと片付くじゃないですか? 散らかっていっぱい広がっているけど、ボタンを押すと一瞬でシュン! キレイに戻る。そんなイメージがいつもあるんです」(板東)。「グルーヴを大事にしつつ曲は崩さず鳴らすから、それはなんか分かるな。今度それメンバーに言ってみたら?(笑)」(大抜)。
【PICK UP ARTIST】LUNA SEA(L-STAGE)
LUNA SEA 撮影=田辺佳子
レジェンドクラスのアーティストが突如として出演することで、日本のフェスシーンを騒がせてきた『レディクレ』。今年はついにLUNA SEAが『レディクレ』に初出演することに。「私の世代だと、河村隆一さんのソロからLUNA SEAを知るんですよね。だから、LUNA SEAって存在するんやって、ステージとビジョンを見比べて「(本物が)いる!!」ってなりましたね」(板東)と話していたように、初めてLUNA SEAのライブを体感したリスナーも多かった。
「先輩DJもLUNA SEA世代の方々がたくさん観に来られてて。夢みたいな時間なんだなって感じました。でも、『レディクレ』初出演なんてことは関係ない。ライブの場数、お客さんの温度感を感じとる勘の良さを見せつけられて。これが一時代を築いたバンドのキャリアか……!」(板東)。彼女が語ったように、LUNA SEAに憧れたり、ライブの前座を務めた経験の後輩バンドも多く、L-STAGEに出演した9mm Parabellum Bulletや凛として時雨はその流れを汲むようなタイムテーブルになっていたことにも改めて注目してほしい。
【PICK UP ARTIST】凛として時雨(L-STAGE)
凛として時雨
「ほんとうにクレイジー! 全員が狂人で私も発狂しました! 圧倒的、けた違いなライブ!」(板東)と、興奮気味に語ってくれたのは2014年以来の出演となった、凛として時雨。また、ファンならご存じピエール中野(Dr)は熱狂的なLUNA SEAファン。「ピ様(ピエール中野)がLUNA SEAに拍手を! 呼んでくれたFM802に拍手を! って言ってくれて。9mmも同じように、ひとつのステージでストーリーを作り上げていく感じがありますよね」(板東)。「flumpoolもステージでLUNA SEAに触れていたから、L-STAGEのこのあたりはLUNA SEAでザワザワしてたゾーンでしたね」(大抜)と、ライブとはまた違う、バンドの繋がりにも感心を寄せていた。
【PICK UP ARTIST】ROCK KIDS 802 EXTRA CRAZY BAND(R-STAGE)
FM802のイベントで恒例企画となりつつあるのが、スペシャルバンド企画「ROCK KIDS 802 EXTRA CRAZY BAND」。今回、ベーシストに新たにあきらかにあきら(THE ORAL CIGARETTES)を迎え、新体制となって『レディクレ』に再び登場。ゲストボーカルも豪華な面々が集まるなか、今回は「アニメソング」をフィーチャーしたステージを展開。「ユニゾンや凛として時雨に続いて、技巧派であるメンバーが集まったステージ。本気を出してアニソンを歌うとかっこいいねんなって感じたね」(大抜)。アニメということで、コスプレ姿で登場したTOSHI-LOW(BRAHMANOAU)についての裏話もちらり。「あの衣装は実は僕が手配してて。きっちりした衣装だから、破れたりしたら大変だなーと思って楽屋に行ったらまさかの顔が黒塗り(笑)」(大抜)。「(MCでも語っていたように)最初は出演をお断りしたみたいで。でも、最後には「オレは本気でやっちゃうから」とおっしゃっていて。1曲に全力を注いでくれたんだなって」(板東)。
今回の企画でアニソンが選ばれた経緯についても語ってくれた。「前日に出演したMAN WITH A MISSIONのジャン・ケン・ジョニー(Gt.Vo.Raps)とも話をしていたけど、アニソンは実は日本よりもアメリカやヨーロッパのほうが人気があるらしくて。ビッケブランカも今年行ったヨーロッパでのライブでアニメ主題歌になった曲を歌うとすごくウケたんだって。改めて、アニソンは日本の誇るものだということで、今回アニソンを選んだらしくて。一流のボーカリストが本気を出して歌うとすごいなと思ったね」(大抜)。「EXTRA CRAZY BANDは何年もやってくださってますけど、あきら(あきらかにあきら)や小野さん(小野武正、KYETALK、Gt.MC.Cho)もステージ上で遊んでいるのが「バンドっていいな」って伝わりますね」(板東)」と、FM802だからこそのステージをDJ陣も存分に満喫したよう。
【PICK UP ARTIST】神はサイコロを振らない(R-STAGE)
神はサイコロを振らない
ライブや番組出演など、デビュー当時からバンドと長い付き合いを重ねるDJも多く、大抜と神はサイコロを振らないの関係も切っては切れない仲。「今年色々と彼らのライブを観てきて。アルバム『心海』でロックのフォーマット通りではない、ギターをそれほど鳴らさないロックをやるようになったんですよ。それはホールを意識して見せられるライブがやりたいということらしくて。今回のステージはどうなるのかなと思ったら、それを貫いて、ものすごい爽やかなライブで! それまで肉ばっかり食べるようなライブばかり見てたから、スイーツを食べているぐらいの爽やかさで(笑)。冬の年末のフェスに夏を運んでくるようなバンドっていいよね」と、バンドの音の変化にも唸りを上げていた。
そして、年末の『レディクレ』というイベントがアーティストにとってただのお祭ではない、一年を締めくくる重要な存在になっていることも語ってくれた。「自分たちがやりたいライブ、1年の集大成のようなセットリストでやってくれた。彼らにとっても良い答えが出せていたんじゃないかな。『レディクレ』は1年の答え合わせ。「アルバムを出してツアーをやってきたけどう思う?」「ずっとライブをやってきたけど、オレたちのことどう思う?」、その答えをしっかりと合わせたライブをしてくれているよね」(大抜)。
【PICK UP ARTIST】[Alexandros](Z-STAGE)
[Alexandros]
FM802のDJ陣は、良いライブがあると聞けばフットワーク軽く全国へ足を運んでいるそう。板東も同じく、今年12月には台湾で開催された『RUSH BALL in 台湾on the ROAD』にも訪れ、[Alexandros]のステージを満喫。日本と海外、パフォーマンスやオーディエンスの反応の違いも聞かせてくれた。「台湾のお客さんはとにかくすごくって。大阪の盛り上がりもみせたいぞ! っていうオーディエンスの気持ちになっちゃいましたね。アレキもいろんなところにライブをしにいった1年、今日はその集大成でしたね。曲も強いし、アンセムも多いと改めて思いました」(板東)。リスナーを、オーディエンスを惹きこむためのセットリストにも注目が集まった。「セトリを見たけど1曲目が「Waitress, Waitress!」で。後半は「ワタリドリ」「閃光」と初〜中期、最新とバンドの時代の流れがあったね」(大抜)。「「Waitress, Waitress!」は[Champagne]時代、「Starrrrrrr」はFM802のヘビロテ。常にバンドは進化してますよね」(板東)。
【PICK UP ARTIST】NEE(R-STAGE)
NEE
フェスの醍醐味のひとつといえば、初めての出会い。気になっていたアーティストのライブにも気軽に足を運ぶことができる。それは、日々たくさんの音楽に触れるDJ陣も同じ。「実はタイミングがなかなか合わなくて、ライブを観たのは今日が初めて。R-STAGEがお客さんでパンパン! ライブは音源よりもすごくタイトでポップ。くぅ(Gt.Vo)さんの歌声はすごく聴こえる人で、リリックもきちんと聴こえる。お客さんとの距離感もうまくて、みんなめっちゃ踊ってましたね。ライブで好きになるっていうことを改めて知って。NEE、今年の収穫です!」(板東)と、2024年大プッシュの予感も。
【PICK UP ARTIST】Vaundy(Z-STAGE)

Vaundy 撮影=日吉"JP"純平
Z-STAGEのトリを務めるVaundyをひと目観ようと、フロアに湯気がたちこめるほどの集客に。板東も急いでZ-STAGEへ向かったという。「バウ(Vaundy)くんはやっぱり怪物! アルバム『replica』にもある、全編英語詞「ZERO」を1曲目にして攻めてて。それでもお客さんは圧倒される。声量もあるし、ブレない。本人は「疲れたー」ってよくステージで言うけど、あの抜けた感じもすごく好き! また変な表現になっちゃうけど、バウくんってホースやシャワーヘッドみたいに、勢いそのままにいろんなパターンで水が飛び出てくるような人だなって」(板東)。「どういうこと!?(笑)」(大抜)と、板東の例え話に食いつく場面も。「バウ君はビジョンで自身の姿を映した生の映像を使わない。ビジョンにはアーティストロゴが映るだけ。モフモフな髪と、独特の動き、花道を使ったステージング。映像がないぶん、どうしたって歌に集中させられる。説得力が圧倒的ですね」。
【PICK UP ARTIST】フレデリック(L-STAGE)
フレデリック
L-STAGEのトリはフレデリック。最後の最後まで存分に踊り明かそうと、こちらのフロアも大きな熱気が渦巻いていた。板東もその熱気に混ざり、「踊りにいっちゃいました!」と満足気。「年末の締めくくり! FM802への愛情もしっかりと伝えてくれて、アンコールではフジファブリックとコラボした「瞳のランデヴー」で山内(山内総一郎)さんも登場してくれて。アンコールにゲスト呼んじゃうのがすごい! 大忘年会らしい演出をチームで考えてくれていたのがうれしいですね」(板東)。「健司(三原健司、Vo.Gt)は今年声帯ポリープの手術をしたことで、より高音域の声が出るようになったらしくて。活動を休止せざるをえない期間もあったけど、良い感じの年末を迎えられたんじゃないかな」(大抜)。「地元関西でのカムバック、頼もしい存在ですよね」と、バンドとFM802の絆を感じた。
フレデリック、山内総一郎(フジファブリック)

【PICK UP ARTIST】OPEN MIC SPECIAL STAGE in FM802 RADIO CRAZY 2023
~LIVE HOUSE LOVERS no UTAGEE & “SUGAWARA TAKURO Session”~
(LIVE HOUSE Antenna)
最後は大抜がMCを務めたトーク&セッションステージ。菅原卓郎(9mm Parabellum Bullet)、内澤崇仁(androp)、金井政人(BIGMAMA)、ホリエアツシストレイテナー)、山田将司THE BACK HORN)が登場し、この日限りの特別なステージを展開。リハーサルからみっちりと詰め込んでいたとのことだが、メンバーはロック大忘年会を満喫しすぎて、大幅に時間オーバーになってしまったとか。メンバーたちの楽しそうな表情を見た大抜はハラハラしながらも、ひと言「宴!」と表現。「大人の楽しい遊び。この世代の人たちが崩れた瞬間をステージで見せてもらえるのもすごくいい」(板東)と、『レディクレ』だからこその「音楽の打ち上げ」ともいえるコラボステージを満喫した。
「試行錯誤の末、ようやく今年から自由に楽しめる『レディクレ』になった。歓声がバンドを動かすんだとものすごく感じる。音楽好きなひとたちが集まって、みんなが熱狂し、バンドマンを動かす。『レディクレ』に出演するアーティストたちが言ってくれるのは、イントロが流れた瞬間から反応がいいこと。それは曲を聴きこんでいるリスナーがいっぱいいるからこそのリアクションなんですね。そして、アーティストが出した作品をラジオがしっかりと届けて、また答えが出る。その答え合わせが『レディクレ』なんだと思います」(大抜)。
「音楽好きのお客さんが声を上げてくれて、それがフロアとステージにまだ余熱となって残っている。明日もまたすごいことになりそう!」(板東)と、残すところは最終日となる29日(金)。気になるアーティストをたずねると、2人そろって出た答えは「やっぱりELLEGARDEN!」。「2年連続ですよ! 信じられへん! 私はまだ信じてないです(笑)」(板東)、「去年と違って制限がないから、今年はみんなで歌えるだろうしね」(大抜)。
「去年、4日目の最終日のトリで、いろんなことが報われた感覚があったんです。『レディクレ』初年度はthe HIATUSとして、ほかにもMONOEYESとしても出演してくれていて。昨年はアルバムをリリース直後の出演。今年はきっとみんな聴きこんでいるだろうし、現役のエルレが届いているんでしょうね。夏に開催したツアー『SUMMER PARTY』じゃないけど、年末パーティをしてほしいですね」(板東)。「僕は『SUMMER PARTY』はずっと一緒に行っていて。いよいよ今年最後、声出しOKになって熱狂するお客さんたちに最後に大阪でピリオドを打ってほしいな」(大抜)。「あーー! ダイブしたい! モッシュしたい!」(板東)と、終演後にも関わらずライブ熱が高まりっぱなしの2人。最終日の『FM802 ROCK FESTIVAL RADIO CRAZY 2023』も見どころ満載、ぜひともチェックしよう。
文=黒田菜保子 写真=FM802提供(写真:田浦ボン・渡邉一生・ハヤシマコ・ヨシモリユウナ)
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『FM802 ROCK FESTIVAL RADIO CRAZY 2023』2023.12.28(THU)インテックス大阪
Lucky Kilimanjaro
Lucky Kilimanjaro
Lucky Kilimanjaro
Lucky Kilimanjaro
Lucky Kilimanjaro
Lucky Kilimanjaro
Lucky Kilimanjaro
Lucky Kilimanjaro
Tele
Tele
Tele
Tele
PEOPLE 1
PEOPLE 1
PEOPLE 1
PEOPLE 1
PEOPLE 1
PEOPLE 1
Novelbright
Novelbright
Novelbright
Novelbright
Novelbright
Novelbright
アイナ・ジ・エンド
アイナ・ジ・エンド
アイナ・ジ・エンド
アイナ・ジ・エンド
Re:name

Re:name
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ヤバイTシャツ屋さん
ヤバイTシャツ屋さん
ヤバイTシャツ屋さん
ヤバイTシャツ屋さん
ヤバイTシャツ屋さん
flumpool
flumpool
flumpool
flumpool
flumpool
flumpool
サンボマスター
サンボマスター
サンボマスター
サンボマスター
9mm Parabellum Bullet
9mm Parabellum Bullet
9mm Parabellum Bullet
9mm Parabellum Bullet
UNISON SQUARE GARDEN
UNISON SQUARE GARDEN
UNISON SQUARE GARDEN
UNISON SQUARE GARDEN
LUNA SEA
LUNA SEA 撮影=渡邉一生
LUNA SEA 撮影=田辺佳子
LUNA SEA 撮影=田辺佳子
LUNA SEA 撮影=田辺佳子

LUNA SEA 撮影=田辺佳子

凛として時雨
凛として時雨
凛として時雨
神はサイコロを振らない
神はサイコロを振らない
神はサイコロを振らない
神はサイコロを振らない
[Alexandros]
[Alexandros]
[Alexandros]
[Alexandros]
NEE
NEE
NEE
NEE
NEE
NEE
Vaundy
Vaundy 撮影=日吉"JP"純平
Vaundy 撮影=日吉"JP"純平
フレデリック
フレデリック
フレデリック
フレデリック
フレデリック
フレデリック、山内総一郎(フジファブリック)

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