宮野真守がおっちょこちょい
魔法使いに!「ファンタビ」吹き替え
版で主人公の声を担当

 「ハリー・ポッター」の原作者J・K・ローリングが映画脚本を書き下ろしたことでも話題を呼んでいる本作。ハリーと同じくホグワーツ魔法魔術学校の出身で、世界を旅して回る“魔法動物学者”のニュートが、1926年の米ニューヨークで大騒動を繰り広げる。

 ニュートは優れた魔法の使い手ながらおっちょこちょいで人見知り、動物をこよなく愛する風変わりな人物。アニメ「DEATH NOTE」の夜神月役や「ちはやふる」の真島太一役、「バケモノの子」の一郎彦(青年期)役、現在放送中の「文豪ストレイドッグス」の太宰治役など話題作で美声をとどろかせてきた宮野が、どのような演技を見せるのかファンならずとも期待が高まるところだ。

 宮野は「ハリー・ポッター」シリーズでもロンの兄パーシーの声を務めているが、「『ハリー・ポッター』シリーズは僕にとって、とても思い入れの深い作品なので、この度『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の吹き替えを担当出来ること、非常にうれしく、光栄に思っております」と興奮を隠さない。宮野は「エディ・レッドメインさんがとっても素敵に演じている、個性的なニュート・スキャマンダーを、日本語でも魅力的に演じられるように、気合いを入れて臨みました! 僕自身、『ファンタスティック・ビースト』の世界観に、終始魅了されながら収録させていただきましたし、皆様も必ず、この冒険のとりこになること間違いなしです! ぜひとも、この映画の魅力にどっぷりハマっちゃってください! そして、吹き替え版の応援も、よろしくお願いします」と熱い思いを語っている。

 メインキャストの吹き替え声優も発表され、ヒロインのティナ(キャサリン・ウォーターストン)を伊藤静、その妹で人の心が読めるクイニー(アリソン・スドル)を遠藤綾、魔力を持たない人間ジェイコブ(ダン・フォグラー)を間宮康弘、アメリカ合衆国魔法議会(MACUSA)の長官グレイブス(コリン・ファレル)を津田健次郎がそれぞれ演じる。

 「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」は、11月23日から全国公開。

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