大人気声優、花澤香菜が歌う『あたら
しいうた』心を包み込む癒しの声とま
っすぐな想い!

2016年に10枚目となるシングル『あたらしいうた』をリリース!守凪了子を演じてから10年という節目に、あたらしいうたというタイトルでリリースされたこともあり、話題となっている。今回はこの楽曲の歌詞を独自に見解してみよう!






始まりはタイトルの「あたらしいうた」から始まっている。最近の楽曲としては珍しい感じもするが、これにこそ意味がある。彼女自身が新たな気持ちで歌うという意味であり、聴く人に対して「これまでとは違うよ」と語りかけている。「あたらしいうた」は新しい花澤香菜の物語と言える。
「大丈夫なときなんて 一瞬もないって」はデビューして以降、彼女が感じていることに思う。声優としてはトップクラスの出演数とレギュラー率を誇り、アーティストとしてもファンから大人気である彼女でさえ、大丈夫なときなんてないと思うのだろう。


「時の中にかがやく うつくしいものたち」というのは、自分がその時に演じている役柄であったり、彼女が大切にしている仕事に関係するものだ。「鞄のなかにぎゅっとつめこんだ」は、文字通りにも比喩的にも受け取れる。文字通りなら、その時に出演している作品の台本などだ。比喩的なら、自身が行うライブへの期待感やファンとの交流、作品で共演する声優との交わりなどだ。




彼女にとって自分が1番かがやいていたと思う時期があって、しかしその頃には「もう戻れないから」戻るのではなく、変わりたいと「信じてる」
昔はまだ初々しくて可愛らしさが全面に出ていた彼女も、今はお姉さん的な位置にいる。仲良しの声優や自分に憧れてくれる声優もいるということで、彼女も少しずつ大人になっていた。役柄もかなり幅広くなっていて、ファンも今後の出演に期待している。




「あたらしいうたは」彼女の変わりたいという気持ちを「掬って」くれる。彼女にとってもこの曲は自分が変わりたいと思っていることを素直に表現できると感じている。「息をすったらもう ここにある」は、自分がどのように変わっていきたいのか、心の中で答えが出始めている。
いろんなことへの挑戦や自分に対するこれからの期待感などを大きく持っており、その気持ちは「痛みまでのせて」痛みまで彼女の1部として、「夢の中へ」つまり彼女が思い描いているところまで「つれていく」どれだけ時を重ねても変わりたい、次のステージへ行きたいという気持ちは変わらず、彼女にとってそれは「おわらないうた」だ。




ここに出てくる「君」というのは、彼女と共演し仲を深めている声優や彼女が演じたキャラクターのことだ。たくさんの出会いが花澤香菜に影響を与え、臆病であった彼女のことを変えているのだ。ちなみにラジオで実は人見知りということも話している。今となってはトークも面白く、ラジオでゲストが来た時は楽しそうに話している。




あたらしいうたは、彼女が出会いによって変わった想いを背負ってくれる。その想いとは自分を変えてくれた人たちへの感謝であり、それを伝えたいという想いが込められている。あたらしいうたが まっすぐ届きますように」は新しく変わっていく自分が、応援してくれている人々へしっかり届くようにという願いだ。


この楽曲は変わろうと思っている彼女の心情が強く入っていて、それはレギュラー出演から10年の間で彼女が少しずつ変わってきたからこそ、そしてそれが周りにも伝わっているからこそ分かるものだ。私たちにとってこれからの彼女の声をしっかりと受け取ることが、変わったことを感じられる瞬間だ!

彼女のファンはもちろん、アニメなどを通して彼女に興味を持っている人はぜひ聴いてほしい!


TEXT:SHIN

アーティスト

UtaTen

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