中島裕翔の主演ドラマ『HOPE』の最終
回は6.6%! 期待されながらも数字
が伸びず……

 中島演じる一ノ瀬歩は、幼い頃から囲碁のプロ棋士になるという夢を抱いていたが、高校生のころに父親が病気で他界し、母子家庭で育つ。日本のプロ棋士採用試験は23歳未満という年齢制限が設けられており、一ノ瀬は最後のチャンスに挑む。しかし、試験の前日に母親が過労で倒れ、試験に落ちてしまうのだった。その後、失意のままアルバイトに明け暮れるが、知人のツテで総合商社のインターンシップに参加。「営業3課」のメンバーとして働くことになる、といったストーリーだ。

 放送が始まってみると、中島演じる一ノ瀬歩が「コネ」「高卒」と言われ同期社員から冷たくあしらわれたり、上司と部下の関係性がリアルに描かれていたりと、現実的すぎる内容に「見ていてつらい」「不幸すぎて見ていられない……」という感想も見受けられた。視聴率も伸び悩み、6~7%代を行き来する状態が続く。第7話では4.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)まで落ちこんでしまい、「打ち切り」のウワサまでささやかれたほどだ。

 Hey! Say! JUMPの冠番組『いただきハイジャンプ』(同)では、『HOPE~』とのコラボレーション企画も実施され、JUMPメンバーが即興演技を披露し、番組を宣伝するコーナーが放送されていた。しかし、一般視聴者層を取り込めなかったのか、最終回も視聴率は6.6%と、最後まで苦戦する結果となった。

 そんな最終回は、一ノ瀬の軽率な発言がきっかけで会社に危機が訪れてしまうという、これまた「不幸」なストーリー。中国・汀洲社と進めていた太陽熱発電プロジェクトに監査が入ることになり、一ノ瀬が所属する営業3課の課長・織田勇仁(遠藤憲一)や専務取締役・鷹野義郎(風間杜夫)にまで影響が及んでしまう。ほどなく、汀洲社とのトラブルが原因で、これまで付き合いのあった中国企業が続々と取引を拒否し始める事態にまで発展。

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