「手作りは食べられない」「置きチョ
コは臭そう」、ジャニーズJr.のバレ
ンタインへの本音

 しかし、アイドル誌「ポポロ」2016年3月号(麻布台出版社)では、ジャニーズJr.がバレンタインについて、中丸に負けず劣らずの現実的な一面を見せている。

 バレンタイン直前の発売号とあって、Hey!Say!JUMPやA.B.C-Zら各グループごとのグラビア&インタビューでも、「理想のバレンタイン」や「バレンタインの思い出」などをテーマにしている「ポポロ」。そんな中でJr.の発言が飛び出したのは、「読者500人とスターに聞きました! バレンタインときめき白書2016」という読み物ページだ。

 まず第1問は、この手の企画でありがちな「手作りチョコはアリ?」。Jr.16人中、「ナシ」と答えたのはわずか2人。そのうちのひとりは阿部顕嵐で、「気持ちはすごくうれしいんだけど、家族以外の人が作ったものは食べられない」と生々しいお答え。とはいえ、もらったチョコは記念として飾っておくという姿勢にアイドルの気遣いが感じられる。一方「アリ」と答えた岸優太は、「清潔かどうかが重要だから、手を洗って作ってくれたものなら、失敗してもどんな不格好なものでも、ありがたくいただきますよ~!」と、「アリ」派といえども身も蓋もない発言。アイドルに贈る際には、手作りチョコは避けた方がよさそう?

 2問目「置きチョコはアリ?」には、12人のJr.が「アリ」。「ナシ」を選んだ平野紫耀は、「えっ、そんな陽の当たる机とかに入れっぱなしにしといたら、気づいたころには溶けてそうじゃない? 自分の靴箱に入ってるチョコとかなんか臭そうでイヤや!」と、中丸を彷彿させる発言も。しかし真冬のこの時期、机の中のチョコを溶かすほどの日光はそうそうないと思うのだが……。

 さらに3問目「チョコ以外はアリ?」には、「俺に対してのイメージで自由に発想してもらった方が、お互いに合うかどうかもわかっていい」(安井謙太郎)、「手作りチョコはニガテだけど、マフラーなら食べ物じゃないから、手作りマフラー大歓迎です」(宮近海斗)と「アリ」派が優等生な答えを並べる中、ひとりテンション高めに「ナシ」を訴えるのが、Jr.きってのナルシスト男こと神宮寺勇太。「俺はチョコレートをもらいにいってるわけだから、チョコ以外をもらっても、チョコがかすみそうだからいらない!」と強気な発言。これには「ポポロ」編集部から、「自分のモテ度を気にする人は、“チョコをもらった数”を競っているからチョコがいいという人も」という解説が加えられていた。ただし、神宮寺の場合はビジネスチャラ男という疑惑もあるので、この言葉が本心かはあやしいところ。

 最後の質問「友チョコってアリ?」に、「ナシ」を主張しているのは京本大我。「なんで好きでもないのにチョコをくれるの? 男ってそういうのに惑わされやすいし、深い意味がないならチョコなんていらない! 関係がややこしくなりそうだから、やめて!」と、トラウマでもあるのかと疑いたくなるほど、強く訴えている。

 私生活ではさぞかしモテているだろうジャニーズJr.だが、モテているからこその苦労やトラウマがバレンタインをきっかけに噴出してしまったのかもしれない。

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