設立40週年を迎えたアニメ制作会社シ
ャフトのヒット作品を振り返ってみる

なんと今年2015年9月1日で40週年を迎え、あの大人気作品「魔法少女まどか☆マギカ」や「化物語」を始めとした物語シリーズ」などこれまでシャフトが手がけた作品の展示イベント、シャフト40周年記念「MADOGATARI展」も開催されています!
そんな長い歴史を持ち、未だに人気が衰えないシャフトのヒット作品をピックアップしていきたいと思います!


まずは2007年にアニメ化をした「さよなら絶望先生」シリーズをご紹介!
『週刊少年マガジン』連載の学園ブラックコメディー漫画「さよなら絶望先生」。
和風レトロな雰囲気の世界観で現代版のパロディ、時事ネタなどをふんだんに盛り込んで作品の持ち味としたこの作品は、女性、男性問わず様々な層に人気が出ました。


シャフトが手がけたということもあり、作中、はたまたエンドクレジットにまでネタを仕込み、観る人を最後の最後まで飽きさせない作品となっています。
神谷浩史演じる、「絶望先生」こと糸色望(いとしきのぞむ)の「絶望した! ○○に絶望した!!」という台詞はネットではかなり流行った模様...
そして女性ファンからの圧倒的な人気があり、二次創作ネタとしても糸色望(いとしきのぞむ)は愛されています。
もともと、原作も時事ネタあるあるネタ、自虐ネタ、分かる人には分かる細かい小ネタやパロディなどを展開しており、一話で完結する親しみやすい作品です。アニメ化にあたってはシャフトが担当になり、シャフトの作風や方向性と、原作がある意味同じ方向性であるがため、いい形で混ざり合って人気が出たのだという意見もたくさんあります。まさにシャフトがこの作品を手掛けることは、なるべくしてなったということですね!
お次はシリーズが始まり今現在まで続いている「物語シリーズ」!
2009年に初作「化物語」をアニメ化し、それ以降は各キャラクターに焦点を当てた「〇物語」として約6年間もの長いスパンで人気を持続させている「物語シリーズ」。
主人公は神谷浩史演じる、阿良々木暦が様々な怪異、不思議な少女たちと紡ぐファンタジー作品となっています。
シリーズがありすぎてどれから観たらいいの~!という人に今回はアニメ「物語シリーズ」の順番をご紹介します!
まずはこのシリーズの第1作品目、『化物語~バケモノガタリ~』


次にファンからの期待が高かった第2作品目の2012年にアニメ化した『偽物語~ニセモノガタリ~』


まだまだ続く!2012年12月31日最後の日にTOKYO MX、BS11、ニコニコ生放送にて放送された、第3作品目『猫物語~ネコモノガタリ~(黒)』


そして第4作品目、2013年7月に『〈物語〉シリーズ セカンドシーズン』の一編として放送された『猫物語~ネコモノガタリ~(白)』


続いて第5作品目、2013年8月17日に放送開始した『傾物語~カブキモノガタリ~』その日の読売新聞の朝刊には、書き下ろしの短々編「まよいキャッスル」が掲載されました。


大人気キャラ千石撫子(せんごくなでこ)に纏わる新たな怪事件を描いた第6作品目、『囮物語~オトリモノガタリ~』放送開始日は2013年9月21日。


その次は、シリーズの名物となっている掛け合い雑談、メタ発言といったギャグシーンが多数盛り込まれている第7作品目、『鬼物語~オニモノガタリ~』放送開始日は2013年10月26日。


ヒロイン戦場ヶ原ひたぎと千石撫子の恋の物語に終止符がついに打たれる第8作品目、『恋物語~コイモノガタリ~』放送開始日は2013年11月23日。


まだあります!第9作品目、2014年8月16日に放送された神原駿河とその同級生らの新たな登場人物が中心となったストーリーが展開される『花物語~ハナモノガタリ~』。


2014年12月31日に放送された第10作品目、『化物語』のその後を描いたシリーズ・ファイナルシーズン終焉三部作の第一弾『憑物語~ツキモノガタリ~』。


そして2015/10/3~現在放送中の第11作品目、すべての「始まり」を知る物語と銘打った『終物語~オワリモノガタリ~』。


最後に来年2016年1月8日(金)より全国公開される全三部作劇場版『傷物語~キズモノガタリ~』。




合計なんと、12の物語シリーズが長い間人気が落ちることなくファンの心を掴んで離さずに展開されてきました。シャフトの本領を存分に発揮し遺憾なく盛り込んだこの作品は、シャフトを知るためにはとっておきの作品です。ぜひ「物語シリーズ」の世界に足を踏み入れてみてはいかがでしょうか!
放送当初、「まどマギ」で各メディアで大きく取り上げられた「魔法少女まどか☆マギカ」をご紹介!
シャフトの2大作品といえば「物語シリーズ」ともう一つ「まどマギ」こと「魔法少女まどか☆マギカ」。「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語」が公開された当初は興行収入が約20億8000万円を超える大ヒットを記録し、深夜アニメの興行収入TOPになり、かなりの話題となりました!


最近では女性に人気のファストファッションブランド「earth Japan Label」とのコラボでキャラクターの衣装やアクセをイメージした商品などが登場し、女性層にも人気が高い作品となっています。
魔法少女をモチーフにしたダーク・ファンタジーとしての作風とゴシック系の世界観、そして劇伴を担当した梶浦由記が創りだす素晴らしい音楽が合わさり、一定の層以外にも人気が出ました。魔法少女アニメの様式に論理を持ち込んだSFであるとも語られています。
アニメ作中で登場する先輩魔法少女、巴マミが敵の魔女と戦うものの、主人公達の目の前で敵の魔女に頭を喰われて死んでしまうというシーンもかなり話題になりました。


その放送以降、別作品でも主にキャラクターの首と胴体が離れて無残に死んでしまう等の事を「マミった」というように言葉が作られネット上で流行り始めました。今でも「マミった」という言葉はブレることなく使われています。


シャフトの演出と「まどマギ」特有のダークホラー系の絵柄が、いい味を出していて魔法少女というものはキラキラしたものという先入観をいい意味で裏切る作品です。この作品もシャフトを知る上では外せない作品となっています。
アニメ業界で唯一無二の手法を確立させたシャフト
今やシャフトというアニメ制作会社は演出面、作画、ストーリー展開など他には無いモノをファンに提示し続けています。
文字を使った場面展開やキャラクターが顎を上向きに相手を見下しながら振り返る「シャフ度」と呼ばれる動かし方など他の会社とは一味違う凝った演出があるがため、シャフトというものが1つのジャンルとして確立されています。


それ故にシリーズ物として比較的長いスパンで作品を作っていけるのもこの会社ならではの魅力ですね。
「まどマギ」が新シリーズを展開する予定という情報もあり、今後のシリーズ物の作品もファンとしては楽しみでもありますが、今まで以上に楽しめる新たな作品を制作してもらいたいとも思い、今後のシャフトの動きにも期待したいところです。

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