明日の「新・BS日本のうた」秋の名人
戦に小林幸子、山川豊、市川由紀乃、
大江裕、木村徹二ら

【渡辺アナによる見どころ紹介】 栃木県佐野市からお送りする「新・BS日本のうた」。小林幸子さんと山川豊さんのお二人によるデュエットソングの定番「もしかしてPARTII」で幕開きです。リハーサルの時から、「ココはこんな振りつけでやってみない!?」と声をかける小林さんの積極的なリードに、山川さんも楽しそう！　1曲目からこのあとの盛り上がりを期待させるノリの良い雰囲気に、ますます気持ちも高まります。 今回のスペシャルステージは「名曲豊作！秋の名人戦」と題し、小林幸子さん、山川豊さん、市川由紀乃さん、大江裕さんの4人が歌の真剣勝負を繰り広げます。歌手の皆さんにとって深い思い入れがある名曲や、初めて挑戦する歌など全12曲のステージは、圧巻です！　どの曲も見応え、聴き応えがある中で私の注目は2回戦！ 「ザ・チャレンジ」というテーマで、ご自身にとっての挑戦曲を披露していただきます。その選曲に、会場からは驚きの声があがったほど！　4人の新たな魅力を感じていただける名勝負を、一足早くご紹介します。 まず、小林幸子さんは谷村新司さんの「昴-すばる-」。谷村新司さんが「NHK紅白歌合戦」で何度も披露した代表曲の1つです。小林さんが大好きな歌で、曲に込められたメッセージを谷村さんから伺ったこともあるとのこと。スケールの大きい圧倒的なステージは、さすがの一言です。名人戦初参戦の山川豊さんは、村田英雄さんの「王将」。民謡と演歌が混ざったあの独特な“こぶし回し”にチャレンジする、男らしさ溢れる山川さんが新鮮です！　これまで都会的な曲が多かった山川さんが、どんな姿を見せてくれるのか……栃木出身の昭和を代表する作曲家・船村徹さんが手がけた名曲を、栃木の舞台で披露します。市川由紀乃さんは、玉置浩二さんの「メロディー」。“市川さんの語り”に息をのみます。歌詞や曲の雰囲気から、なつかしさのような感情が込み上げてくるこの歌。市川さんの哀愁ある歌声と、にじみ出る優しさや温もりが絶品です。そっと包んでくれるような感覚が心地よく、心が揺さぶられること間違いなし！　そして大江裕さんはアダモの「雪が降る」。なんとシャンソン初挑戦です。「一度も歌ったことのない曲だが、歌手としての幅を広げるために挑戦したかった」と話します。引き締まった表情で、舞台袖にいた私に力強くグータッチをしてステージへ向かった大江さん。“裕ワールド全開のシャンソン”に、きっと皆さんの胸も躍るはずです。名人戦で躍動する姿からは、デビュー15周年の今年、師匠の北島三郎さんから独り立ちした覚悟を感じます。今年度初めてとなる番組の人気企画「名人戦」、どうぞお楽しみに！

「新・BS日本のうた」は日本人の心に深く残る歌の数々、多くの人々の支持を集め長年親しまれている「日本のスタンダード・ナンバー」ともいうべき名曲を紹介する、音楽番組です。