REPORT / Night Tempo × 写真家レス
リー・キー対談展示イベントで行われ
た世代を超えた対談、そしてDJプレイ
から浮かび上がるNight Tempoの表現
の核 展示イベントで行われた世代を
超えた対談、そしてDJプレイから浮か
び上がるNight Tempoの表現の核
Photo by Yuto Fukada(https://www.instagram.com/musicmagic3923/)
Night Tempo DJレポート – 「あの夏」の再定義 –



DJを始める前に、彼は「今日は動画を撮るよりも音楽に集中してほしいです。良い曲だなと思ったらShazamして」と言っていたが、はっきりと起承転結を感じるサウンド・ジャーニーは、確かにそれぞれの楽曲に明確に役割を与えていたように思う。
この日、写真家のレスリー・キー(Leslie Kee)と学生たちのコラボレーション展『夏の想い出の一枚』も同時開催されており、会場内には様々な夏の表象があった。その中のいくつかは留学生が撮った(あるいは描いた)と思われる作品が飾られていたが、奇しくもNight Tempoとも共振するような趣があったように感じる。幼少期から日本で生まれ育った人間の見方とは少し違うパースペクティブ、それがたまらなくスリリングな場合もある。
「僕の感覚としては、元々インターネットの電子音楽を作っていました。ジャンルに関して言うと、“シティポップ”を作ったことはないんです。DJでもシティポップを加工したダンス・ミュージックをかけているつもりで、クラシカルなハウスがベースになっています。80年代の音楽が好きで、音楽を作り続けてきたんですが、自分のスペクトラムは広がり続けている気がしますね。色々な楽曲を知るうちに、自分ができることが広がっている実感があります。『Neo Standard』は97年くらいまでの日本の音楽を参照しつつ、ガラージ・ハウスなどの要素をミックスして作りました。アルバムごとにジャンルというかコンセプトに関しては、今後も大きく変えてゆくつもりです」。



Night Tempo 『Neo Standard』
Label:Victor Entertainment
Tracklist:
1. Input
2. Structure Of Romance (feat. Kyoko Koizumi)
3. Passion (feat. Kaoru Akimoto)
4. Run Or Hide (feat. Marina Watanabe)
5. Shampoo (feat. Yu Hayami)
6. Live Once (feat. Anju Suzuki)
7. Ninna Nanna (feat. Miho Nakayama)
8. Needy Greedy (feat. BONNIE PINK)
9. New Romantic (feat. Maki Nomiya)
10. Silhouette (feat. Asako Toki)
11. One Love (feat. Hitomi Tohyama)
12. Output
作品形態:デジタル/CD/アナログ/カセット/ビクターオンラインストア盤(グッズ付属)
ゲスト・アーティスト:小泉今日子、秋元薫、渡辺満里奈、早見優、鈴木杏樹、中山美穂、BONNIE PINK、野宮真貴、土岐麻子、当山ひとみ
【イベント情報】
『The Night Tempo Show – Neo Standard』
2023年10月11日(水) at 東京・渋谷 Spotify O-EAST – ゲスト有り
2023年10月12日(木) at 東京・渋谷 Spotify O-EAST – ゲスト有り
2023年10月18日(水) at 愛知・名古屋 THE BOTTOM LINE
2023年10月19日(木) at 大阪・GORILLA HALL OSAKA
2023年10月21日(土) at 北九州・井筒屋パステルホール
※全公演にFANCYLABOが出演
問合せ: SMASH(https://smash-jpn.com)
■ Night Tempo オフィシャル・サイト(https://nighttempo.com)
Text by Yuki Kawasaki
Photo by Yuto Fukada(https://www.instagram.com/musicmagic3923/)
Night Tempo DJレポート – 「あの夏」の再定義 –



DJを始める前に、彼は「今日は動画を撮るよりも音楽に集中してほしいです。良い曲だなと思ったらShazamして」と言っていたが、はっきりと起承転結を感じるサウンド・ジャーニーは、確かにそれぞれの楽曲に明確に役割を与えていたように思う。
この日、写真家のレスリー・キー(Leslie Kee)と学生たちのコラボレーション展『夏の想い出の一枚』も同時開催されており、会場内には様々な夏の表象があった。その中のいくつかは留学生が撮った(あるいは描いた)と思われる作品が飾られていたが、奇しくもNight Tempoとも共振するような趣があったように感じる。幼少期から日本で生まれ育った人間の見方とは少し違うパースペクティブ、それがたまらなくスリリングな場合もある。
「僕の感覚としては、元々インターネットの電子音楽を作っていました。ジャンルに関して言うと、“シティポップ”を作ったことはないんです。DJでもシティポップを加工したダンス・ミュージックをかけているつもりで、クラシカルなハウスがベースになっています。80年代の音楽が好きで、音楽を作り続けてきたんですが、自分のスペクトラムは広がり続けている気がしますね。色々な楽曲を知るうちに、自分ができることが広がっている実感があります。『Neo Standard』は97年くらいまでの日本の音楽を参照しつつ、ガラージ・ハウスなどの要素をミックスして作りました。アルバムごとにジャンルというかコンセプトに関しては、今後も大きく変えてゆくつもりです」。



Night Tempo 『Neo Standard』
Label:Victor Entertainment
Tracklist:
1. Input
2. Structure Of Romance (feat. Kyoko Koizumi)
3. Passion (feat. Kaoru Akimoto)
4. Run Or Hide (feat. Marina Watanabe)
5. Shampoo (feat. Yu Hayami)
6. Live Once (feat. Anju Suzuki)
7. Ninna Nanna (feat. Miho Nakayama)
8. Needy Greedy (feat. BONNIE PINK)
9. New Romantic (feat. Maki Nomiya)
10. Silhouette (feat. Asako Toki)
11. One Love (feat. Hitomi Tohyama)
12. Output
作品形態:デジタル/CD/アナログ/カセット/ビクターオンラインストア盤(グッズ付属)
ゲスト・アーティスト:小泉今日子、秋元薫、渡辺満里奈、早見優、鈴木杏樹、中山美穂、BONNIE PINK、野宮真貴、土岐麻子、当山ひとみ
【イベント情報】
『The Night Tempo Show – Neo Standard』
2023年10月11日(水) at 東京・渋谷 Spotify O-EAST – ゲスト有り
2023年10月12日(木) at 東京・渋谷 Spotify O-EAST – ゲスト有り
2023年10月18日(水) at 愛知・名古屋 THE BOTTOM LINE
2023年10月19日(木) at 大阪・GORILLA HALL OSAKA
2023年10月21日(土) at 北九州・井筒屋パステルホール
※全公演にFANCYLABOが出演
問合せ: SMASH(https://smash-jpn.com)
■ Night Tempo オフィシャル・サイト(https://nighttempo.com)
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