チェリスト北村陽が第29回ヨハネス・
ブラームス国際コンクールで優勝

2023年9月9日早朝(日本時間)、オーストリアのペルチャッハにて開催された第29回ヨハネス・ブラームス国際コンクールで、チェリスト北村陽(きたむらよう/19歳)が優勝した。また二次予選で演奏した現代曲が評価され「トッカータ作品解釈最優秀特別賞」もあわせて受賞する快挙を成し遂げた。
北村陽は、兵庫県出身、2004年生まれの19歳。堤剛、山崎伸子各氏に師事。2017年若い音楽家のためのチャイコフスキー国際コンクール優勝、2022年ハチャトゥリアン国際コンクール第2位入賞。現在桐朋学園大学ソリスト・ディプロマ・コースに在籍しており、2023年秋よりベルリン芸術大学への留学を予定している。
ファイナルではドヴォルザークのチェロ協奏曲1番の1楽章をエルネスト・ヘッツェル指揮、ユーロシンフォニーSFKオーケストラと共演し、その豊かな音楽性と将来性が高く評価された。
コンクールを終えた北村陽は、9月10日(日)入賞者ガラ・コンサートに出演、帰国後の9月16日(土)堤剛チェロ・セレクション(枚方市総合文化芸術センター)に出演を予定している。
北村陽

【プロフィール】北村陽(きたむらよう/19歳)
2017年若い音楽家のためのチャイコフスキー国際コンクールに満場一致で優勝。2022年ハチャトゥリアン国際コンクール第2位入賞。2023年9月、第29回ヨハネス・ブラームス国際コンクールで優勝、併せてトッカータ作品解釈最優秀特別賞。9歳でオーケストラと初共演し、翌年初リサイタルを行う。これまでに小林研一郎、高関健、大友直人、藤岡幸夫、山田和樹ら各氏の指揮により、国内多数の楽団と共演。2020年シュテッケルの代役で井上道義指揮、読売日本交響楽団と共演し好評を博す。堤剛、山崎伸子各氏に師事。2021年霧島国際音楽祭賞受賞。宗次エンジェル基金/日本演奏連盟、ヤマハ音楽振興会、ジェスク音楽振興会より奨学金を授与され第52回リクルートスカラシップ、2023年度ローム ミュージック ファンデーション奨学生。現在桐朋学園大学ソリスト・ディプロマ・コースに在籍。使用楽器は上野製薬株式会社より貸与された1668年製カッシーニ。2023年秋よりベルリン芸術大学への留学が予定されている。

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