INCOGNITO

INCOGNITO

アシッド・ジャズ界のリビング・レジ
ェンド=インコグニート、40周年通過
後・初、4年越しの新作!

ブルーイ率いるジャズ・ファンク&ソウルバンド、インコグニートが2019年発売『Tomorrow’s New Dream』以来実に4年ぶりとなる通算19作目のスタジオ・アルバムとなる『Into You』を発売する。

コロナ禍でツアーを自由にできなくなった時期は精力的なリリースでファンの興味を惹き続け、ツアー再開を機に地元ロンドンのほかタイ、オランダの計3ヶ所でレコーディングを行い、ほぼ全曲オリジナル曲を収録。
ブルーイ(g, vo.)、フランシス・ヒルトン(b)、フランチェスコ・メンドリア(ds)、ジョアン・カエターノ(per.)という不変メンバーによる強靭ボトムラインを核とし、キーボードは、長年バンマスも務めたマット・クーパーの代わりに、インコグニート長年のコラボレーターであるリチャード・ブルを軸に、前作でフィーチャーされたジェームス・バークリーや今夏のシトラス・サン公演に帯同したキッコ・アロッタが参加。
ギターはフランシスコ・サレスに代わり、2022年ツアー、今夏のシトラス・サン公演に帯同したチャーリー・アレン。
ヴォーカル陣は前作から参加のチェリ・V、2022年ツアーから参戦するナタリー・ダンカンという若きヴォーカリスト2枚看板に、前々作以来の「インコグニートのスティーヴィー」ことトニー・モムレル、上述のジェームズ・バークリー、といったようにバンドが幾分か若返りした内容になっている。
アルバムのリード曲となる「Keep Me in the Dark」はインコグニート印のホーンズが抑えめに効いている生音ハウス調の爽やかグルーヴ曲。
またM3収録の「Nothing Makes Me Feel Better」はフランス人のバジーレ・プティトゥとベルギー人のドリュー・ワイネンによる2022年産ベッドルーム・ハウスミュージックを、インコグニート陣の上質なサウンドと大胆なホーンを乗せヴァージョンアップ・コラボレーションした楽曲である。
90年代前半のアシッド・ジャズ・エラをリアルタイムで通過したリスナーにとっては、[Boogie Back]レーベルを軸に活動、一時期インコグニート参戦歴もあったマックス・ビーズレーの久々のヴィブラフォンが聴ける「Close To Midnight」は一聴するべき価値のある楽曲であろう。

【アルバム内容】

INCOGNITO(インコグニート)
『Into You』(イントゥ・ユー)

発売日:2023年10月20日
PECF-3282 / ¥2,970

[収録曲]
01. Keep Me In The Dark (Featuring Natalie Duncan)
02. Into You (Featuring Cherri V)
03. Nothing Makes Me Feel Better (Incognito in collaboration with Basile Petite & Drew Wynen)
04. Colourblind (Featuring Natalie Duncan)
05. Keep On Dancing (Featuring Cherri V)
06. The Lowrider <instrumental>
07. Reconcile The Pieces (Featuring Natalie Duncan & Tony Momrelle)
08. Stories Of Our Past (Featuring Cherri V)
09. Come To Me <instrumental>
10. Days Like These (Featuring Cherri V)
11. Close To Midnight (Featuring Max Beesley) <instrumental>
12. Make Me Change My Mind (Featuring Natalie Duncan)
13. 1993 (Featuring Chicco Allotta)
14. One Step (Featuring Natalie Duncan)
15. Tell Me Something (Featuring James Berkeley)
16. Back On The Beach (Featuring Bluey)
INCOGNITO
INCOGNITO(インコグニート) 『Into You』(イントゥ・ユー)

INCOGNITO

【プロフィール】

1981年に英[Ensign]から『ジャズ・ファンク』でアルバム・デビュー。1991年、ジャイルス・ピーターソンがA&Rを務めた[Talkin’ Loud]の第1号アーティストとして再ローンチ、サイド・エフェクト「オールウェイズ・ゼア」カヴァーはジョセリン・ブラウンをフィーチャーしデイヴィッド・モラレスがリミックス、世界中のクラブでスマッシュ・ヒット。この後はアルバムを発表する度にクラブ・ヒットを量産、<アシッド・ジャズ>ムーヴメントを代表する存在でいて数少ない現行形+大世帯ソウル&ジャズ・コレクティヴ。2019年までに18枚のスタジオ・アルバムを発表。ブルーイを筆頭にメンバーは大の親日家であり、コロナ禍の時期以外は2000年以降ほぼ毎年来日公演を行い、常に大盛況。日本人アーティストとのコラボ/プロデュースも今井美樹、布袋寅泰夫妻、さかいゆうなど枚挙に遑がない。

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