Remay、
様々な景色をジャンルレスに描いた
1st 配信アルバムをリリース

アフターグロウ（夕焼け）のような声を持つシンガーソングライター にRemayが4月19日、1st 配信アルバム『夕暮れ』をリリースした。

昨年11月にリリースされたデビューシングル「かかえてきた」が全国のFM局でリコメンドされ、特に出身地であるFM山陰、そして12月からマンスリーゲストとして出演しているFM岡山でパワープレイされるなど、その一度聴いたら忘れられない声を印象づけ、西からの新しい風を感じさせたRemay。そんなデビューシングル、そして2月に発表された2nd「光る魚」の2曲を同胞した全7曲のアルバムがリリースされた。プロデュースには山本哲也氏を迎え、アルバムジャケットには撮影に、あの有賀幹夫氏、デザイン、堀内信弥氏が集結、完成したその楽曲たちは様々な景色をジャンルレスに描き上げた作品となっている。

普遍的なソングライティングに一捻りあるアレンジで新たな世界を見出しているこの作品は、Remayが今後生み出す音楽の端緒として機能するだろう。

本作は、結果として幾つかの挑戦を伴ったアレンジが多くなりました。デモの制作開始当初は音数や編成に制約を設ける事で、詩やメロディーの本質に迫ろうと試みていましたが、反対にその世界に引き出される様に大きな音像になっていきました。その過程で、自身では使った事の無い手法や、奏法に挑戦することになりました。
レコーディングでは、山本氏を始め素晴らしいミュージシャンにお集まりいただけました。演奏するフレーズは奏者に委ねた部分も多く、デモから世界が広がっていく瞬間を目の当たりにして感動したのを覚えています。
作詞に関しては、時期もバラバラなので一概には言えませんが、今回は、安直に見られる事を嫌い複雑な表現やギミックを取り入れることを良しとしませんでした。なるべく簡単に、しかし望めば深く読み込めるようなものになるよう心がけました。達成されたかは、自分では分かりませんが。(笑)
なるべく多くの人に楽しんでいただけると嬉しいです。