インタビューTOP10【2018年をBARKSニ
ュースで振り返る】

大物アーティストの貴重なインタビューや緊急インタビュー、テーマ性の高い対談など、さまざまな切り口でお届けしているインタビュー記事だが、2018年、多くのユーザーに読まれたインタビュー記事TOP4は、いわゆる新譜リリースにまつわるものではなかった。以下に、洋楽邦楽問わず、ロック、ポップス、アイドル、V系、ダンスミュージックなどすべてひっくるめたインタビュー記事ランキングをお届けしたい。
第1位に輝いたのは、ManaとKöziがMALICE MIZERについて語ったインタビューだった。これは、結成25周年を記念して開催されたライブイベント<Deep Sanctuary VI 〜MALICE MIZER 25th Anniversary Special〜>の主旨を語ったもので、そもそも両氏が今、MALICE MIZERについて語ること自体が異例。その内容は、“MALICE MIZERをメインとしたライブを行うこと”、“Kamiが生前使用していたドラムセットの完全再現と、彼の師匠であるSakuraがそのドラムセットを叩くこと”“MALICE MIZERとしての新衣装を制作したこと”などのトピックが話題を呼んだ。さらにインタビュー中には過去のボーカリストであるTETSU、GACKT、Klahaにもライブ参加を呼びかけていたことが明かされるなど、ファンには堪らない独占テキストとして、日本はもとより海外からのアクセスも集中しての首位獲得となった。
第2位は、X JAPAN緊急インタビューがランクイン。“【緊急インタビュー】X JAPAN、<コーチェラ・フェス>にSUGIZO不在?”という衝撃的なタイトルそのままに、アメリカ最大級のフェス<コーチェラ・フェス>への出演が決定していたX JAPANだが、SUGIZOのビザ発給が間に合わず、ステージにSUGIZOが立てない可能性が高いという事実が明かされたものだ。YOSHIKIとSUGIZOの困惑状態が伝わる生々しさと、その試練を乗り越えんとする強い意志がトークに滲み出たレアなインタビューとなった。聞き手を務めたのはBARKS編集長の烏丸哲也。手前味噌で恐縮だが、デビュー時から両氏を知る間柄だからこそ成し得たテキストでもある。
第3位にランクインしたのは、和楽器バンドの『オトノエ』衣装に着目したインタビュー記事だ。メンバー8人全員の衣装をそれぞれ4方向から撮影した写真と本人コメントで構成した特別企画。日本古来の楽器とギターやドラムなどの洋楽器をミックスした編成から弾き出されるサウンドで規格外の刺激と鳴りの円熟味を創造してきた彼らだが、その衣装もこだわり抜かれた美意識の高いもの。華麗なシルエットとプレイアビリティを両立させたデザイン、そしてヘアメイクのポイントまで、細部に宿る彼らの本質を明かした解説記事が注目を集めた。
第4位は、sadsの清春がツアー開幕およびアルバムリリース前に語ったインタビューであり、その内容は実にインパクトの強いものだった。sadsは2018年6月、年内をもって活動を休止することを表明したが、同インタビューはその発表直前に行ったもの。このときすでに「sadsにとっての流れに一区切りつけたい」と語られていたこともあって、活動休止発表後に改めて関心を向けられたインタビュー記事でもある。2018年に50歳、2019年にデビュー25周年を迎える清春のリアルも決意も読み取れる内容となった。
ここまでは、ある種の緊急性や企画性の高いインタビュー記事だが、もちろんアーティスト渾身の作品について深く斬り込んだインタビューも人気。BAND-MAIDのメジャー2ndアルバム『WORLD DOMINATION』について訊いた小鳩ミク&彩姫インタビューは、Sキャラの彩姫とMキャラの小鳩に焦点を当てた記事はもとより、撮り下ろし写真も好評を博した。6位のDIR EN GREYインタビューはサウンドの要となる薫とToshiyaに、3年9ヵ月ぶりとなる10thオリジナルアルバム『The Insulated World』をじっくりと語ってもらったもので、現在の彼らを知ることができる1万字を超えの意味深いロングインタビューとなった。9位は氷室京介のギタリストYTを中心としたGOSPELS OF JUDASの1stアルバム『IF』インタビュー。YTとJun Inoueのパーソナルをはじめ、氷室京介との出会いや制作の裏側について訊いた濃厚トークはかなりレア。
HYDEのインタビューが7位と8位を獲得。HYDEは2018年6月にソロ再始動第一弾にして8thシングル「WHO’S GONNA SAVE US」をリリース。これまで3枚のシングルを発表しているほか、中島美嘉に「KISS OF DEATH」を楽曲提供、映画『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』主題歌として「人類滅亡の歓び」提供、YOSHIKI feat.HYDEによる「Red Swan」など多方面に渡る活躍ぶりをみせた。さらには、アジアツアー<HYDE ACOUSTIC CONCERT TOUR 2018 -黑ミサ ASIA->、国内ツアー<HYDE LIVE 2018>、<HALLOWEEN PARTY 2018>の開催と、まさに休む暇なしの多忙ぶり。7位にランクインしたインタビューはソロ再始動第一弾シングルについて、8位は2019年1月に開催される<黑ミサ BIRTHDAY>について語られた最新インタビューだ。

2018年のインタビューランキングをみると、やはり大物邦楽アーティストが強い。しかしながら、DEZERTキズなどの気鋭バンドが続々とトップ50に入り込んできているので、2019年の彼らの動向にも注目が高まるところ。BARKSは2019年もオリジナリティの高い記事をはじめ、あらゆる角度からインタビューをお届けします。なお、2ページ目にはトップ20を掲載しているのでこちらもチェックを。

文◎梶原靖夫 (BARKS)

◆インタビューTOP20【2018年をBARKSニュースで振り返る】

1位 Mana × Közi、MALICE MIZERを語る「Kamiの約束が実現できる」
2位 X JAPAN、<コーチェラ・フェス>にSUGIZO不在?
3位 【特別企画】和楽器バンド、『オトノエ』衣装解説
4位 sads、清春が語った「sadsにとっての流れに一区切りつけたい」
5位 BAND-MAID小鳩ミク&彩姫、フロント2人は「絶対に交わらない」
6位 DIR EN GREY、10thアルバム完成「今、行くべきところ」
7位 HYDE、ソロ再始動第一弾シングル完成「新しい自分が始まる」
8位 HYDE、<黑ミサ BIRTHDAY>は「音楽人生の集大成」
9位 GOSPELS OF JUDAS、1st AL発表「氷室さんから受け取ったメッセージは、“音楽だけで、どこまで物語を作ることができるか”」
10位 青山テルマが覚醒した、ほんとうの理由


関連リンク

◆2018年年末特集 まとめページ
◆インタビューTOP20【2018年をBARKSニュースで振り返る】

1位 Mana × Közi、MALICE MIZERを語る「Kamiの約束が実現できる」
2位 X JAPAN、<コーチェラ・フェス>にSUGIZO不在?
3位 【特別企画】和楽器バンド、『オトノエ』衣装解説
4位 sads、清春が語った「sadsにとっての流れに一区切りつけたい」
5位 BAND-MAID小鳩ミク&彩姫、フロント2人は「絶対に交わらない」
6位 DIR EN GREY、10thアルバム完成「今、行くべきところ」
7位 HYDE、ソロ再始動第一弾シングル完成「新しい自分が始まる」
8位 HYDE、<黑ミサ BIRTHDAY>は「音楽人生の集大成」
9位 GOSPELS OF JUDAS、1st AL発表「氷室さんから受け取ったメッセージは、“音楽だけで、どこまで物語を作ることができるか”」
10位 青山テルマが覚醒した、ほんとうの理由
11位 【同世代対談】フルカワユタカ×大木伸夫(ACIDMAN)、「じゃあ、再結成しようよ」
12位 【対談】AK-69×Toshl(X JAPAN)、衝撃コラボの顛末
13位 【座談会】Tetsu (D’ERLANGER)、DUCK LEE+TUSK (THE SLUT BANKS)、SHOWY (Justy-Nasty)、「ZI:KILLもCRAZEも解禁!?」
14位 和楽器バンド、『オトノエ』に込めた思い
15位 HISASHIが語る“作曲家としてのGLAYメンバー達”。「光の当て方で人は見え方が変わる」
16位 <ルナフェス>SUGIZO編、「ただただ音楽そのものに貢献したい」
17位 『うる星やつら』からオーケストラまで、日本屈指のマルチ・ミュージシャンのキャリアを紐解く
18位 ソロアーティストHYDEが見据える未来、「HYDEをプロデュースしてる」
19位 答えは神のみぞ知る? ボブ・ディラン、フジロック出演の顛末
20位 Linked Horizon、3rdシングル「楽園への進撃」に込められた“いま歌うべきもの”

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