SOPHIE / Ponyboy 仮面を取り払った
SOPHIEが早くも新曲を公開。荒々しい
インドストリアルなビートは一種の原
点回帰か
先述の「It’s Okay To Cry」ではまるで何かを示唆するかのようなリリックと、初の本人出演のMVで話題を集めましたが、今回のこの「Ponyboy」は、細切れのボーカル素材を使用しながらも、リリックからは意味性を排除したかのような印象を受けます。インダストリアルかつ独特の質感を擁しているビートも、どこか原点回帰したかのよう。
今回もMVの監督は自身が、共同監督にはNicholas Harwoodがクレジット。また、Choreographer(振付師)のFlucT(Monica Mirabile、Sigrid Lauren)もダンサーとして出演しています。
なお、ほとんどインタビューなどのメディア露出がないことでも知られるSOPHIEですが、今回の新曲リリースに伴い、 Teen Vogue(https://www.teenvogue.com/story/sophie-producer) と VULTURE(http://www.vulture.com/2017/12/profile-sophie.html) にてインタビュー記事が公開されています。どちらもかなり長文ですが、彼女の音楽に対する姿勢などについて、誠実に話しています。
「何が本物で何が偽物か、そういった先入観について疑問を投げかける」こと、そして「音楽において、ジェンダーにおいて、現実位において、何が自然で何が不自然で何が人工的なのか」、それこそが自身の音楽のテーマであると。ぜひ、コチラもチェックを。
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