佐藤流司の考えていることがわかる!
?良知真次の『NARUTO-ナルト-』共演
者との思い出BEST3

絶賛公演中の『ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」〜暁の調べ〜』にうちはイタチ役として出演している良知真次に、『NARUTO-ナルト-』共演者との思い出BEST3を直撃！本シリーズに今作から初参加しただけに驚いたことや、初◯◯のエピソードなどを語ってくれました。また、本作で重要な役となるイタチを演じる上での覚悟や、見どころについても聞いてきたので、ぜひ観劇の際はチェックしてください!!

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【1位】佐藤流司との呼吸感

勝手ながら、佐藤くんとは似ている感じがしていて。自分の若い頃に似ているというか、考えていることがわかる気がするんです。イタチ対サスケ（佐藤流司）戦に関して話し合うことはないのに、うまい具合にキャッチボールが出来ている。稽古場でも本番でも毎回変わるのですが、特に相談もしていないんです。逆にナルト役の松岡（広大）くんとは、話し合って作るのですが、佐藤くんとそういう形で作るサスケとイタチの戦いは見どころだと思っています。

【2位】稽古場での松岡広大と佐藤流司の完成度

これまでナルト、そしてサスケを演じてきたふたりの表現や完成度に稽古場初日から驚かされたことが思い出の第2位です。もう出来上がっているんですよね、ナルトとサスケが。いるだけで稽古場の空気が変わりますし、動きひとつ、セリフひとつ、本読みの時点から彼らはナルトで、サスケなんだ、という感じがしたんです。もちろんサクラ役の（伊藤）優衣さんも。本読みの時点で役として出来上がっていることは驚きでした。

【3位】稽古終わりに演出の児玉明子を交えて会食

稽古終わりにみんなで食事に行こう、と誘ってもらったんです。それが結構な大人数で行く予定だったので、それなら演出の児玉さんも誘わないか、と僕が提案して、児玉さんにも来ていただくことができたんです。稽古も中盤だったその日に全員揃っての初めての食事もそうですが、今後どう作品を作っていこうかという話しができたのは良かったです。

■良知真次から『ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」〜暁の調べ〜』への意気込みコメントが到着！

『NARUTO-ナルト-』は、世界的にも人気の少年マンガであるわけですが、中でもイタチファンだ、という方はすごく多いんですよね。そんな中で今回、イタチを演じているのですが、すごく難しいのは舞台に登場して最初に発する言葉がセリフではなく歌である、ということなんです。ナルトならセリフなのですが、イタチは歌からスタートというハードルの高さ。サスケとの絡みとしてもイタチは物語の芯にいる。前作でもサスケはイタチの存在をずっと発信していて、それが今回いよいよお客様の目の前に立つので、どういう風に感じていくのか、弟を想っているのか。“調べ”とタイトルで言っているので、心でイタチの想いを聴いて頂けたらいいな、と思って歌っています。決して綺麗に歌うことに重きを置いていないんです。伝える、ということを歌で表現していて、それを毎回新鮮に演じていきたいと思っていますので、堪能していただきたいです。

文／えびさわなち