【the GazettE】『the GazettE 10TH
ANNIVERSARY 「THE DECADE」』2012
年3月10日 at 幕張メッセ国際展示場
ホール10

取材:清水素子

2002年3月10日の初ライヴから、キッカリ10年目に行なわれたアニバーサリー・ライヴ。それはthe GazettE10年の歩みを辿ると同時に、彼らの常識知らずな異端ぶりを改めて確認させるものとなった。まず、ラストが定位置だった「未成年」を1曲目に、しかも銀テープ付きで据えた幕開けからしてサプライズ満点! 続けざま「赤いワンピース」「春ニ散リケリ、身ハ枯レルデゴザイマス」と、インディーズ期の人気曲でRUKI(Vo)が踊れば、客席は即座に同じフリを返し、時計を“過去”へと巻き戻してゆく。さらに、歌い出しから悲鳴の起きた「枯詩」、RUKIがギターで弾き語る「Cassis」と、バンドにとって重要なレアチューンを惜しげもなく披露。“今日はマジで10年分をブチ込みましたから”の言葉に偽りはない。が、そこに“10年間で一番ヤバイライヴにしましょう”と続けた通り、後半戦では重厚さ際立つ“現在”のサウンドが炸裂することに。楽器隊のユニゾンが逞しくグルーブする「VERMIN」で花道の先へと走ったRUKIが、“Fall down!”と掲げられる2万人の拳を浴びるさまは圧巻。また、R&B、ヒップホップを大胆に取り入れた「Filth in the beauty」に、歌謡曲をロックンロールに昇華させた「十四歳のナイフ」など、彼らの歴史を彩ってきた斬新な楽曲群に触れ、このルール無用の独創性こそが彼らを頂点にまで押し上げた最大の要因なのだと実感した。最後は10年前に作ったバンド最初の曲「別れ道」を数年振りに、そして、春目前の季節に相応しい「春雪の頃」をプレイ。場内を白とピンクに染める紙吹雪は、どんなに辛い時も“前に進む以外考えていなかった”と語った彼らの“未来”を確かに祝福していた。

セットリスト

  1. 未成年
  2. 赤いワンピース
  3. 春ニ散リケリ、身ハ枯レルデゴザイマス
  4. 舐~zetsu~
  5. Psychedelic Heroine
  6. SWALLOWTAIL ON THE DEATH VALLEY
  7. カンジスに紅い薔薇
  8. 枯詩
  9. Cassis
  10. The $ocial Riot Machine$
  11. Ruder
  12. VERMIN
  13. VORTEX
  14. HEADACHEMAN
  15. IN THE MIDDLE OF CHAOS
  16. Filth in the beauty
  17. Ride with the Rockers
  18. Nausea & Shudder
  19. 十四歳のナイフ
  20. 泥だらけの青春
  21. 貴女ノ為ノ此ノ命。
  22. 関東土下座組合
  23. LINDA~candydive pinky heaven~
  24. 別れ道
  25. 春雪の頃
the GazettE プロフィール

メンバーはVocal.ルキ、Guitar.麗、Guitar.葵、Bass.れいた、Drums.戒。激しく重厚なサウンドの中にも心に残るメロディを芯に持つヴィジュアル系ロックバンド。

2008年4月には初の代々木第一体育館2daysをSOLD OUTさせ、その後野外LIVEを富士急ハイランドコニファーフォレストで行い、11月には新宿駅東口でシークレットLIVEを行うなど「ヴィジュアル系」という枠ではもはやカテゴライズできないバンドに成長。

発表する作品は全てトップ10に必ずランキングし、特に若年層の間で話題沸騰となりバンド名も大きく浸透。最新シングル「DISTRESS AND COMA」がオリコンウィークリーチャート初登場3位を記録するなど、もはや現在のヴィジュアル系シーンのみならず日本の音楽シーンでも高い注目を浴びている。そして、前作『STACKED RUBBISH』から2年を越えて、待望のニューアルバム『DIM』の発売が決定。the GazettE オフィシャルHP(レーベル)
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