【真空ホロウ】『真空パックvol.8~
W編とO(ワンマン)編~』2014年11月
30日 at 代官山UNIT

撮影:橋本 塁(SOUND SHOOTER)/取材:高良美咲

 艶っぽく、時に感情的で狂気すらも感じる松本明人の歌、刺激的かつミステリアスな彼らの世界に一気に引き込むバンドサウンド。順調にライヴは進んでいたが、中盤で常に誰よりもアクティブなパフォーマンスを見せる村田智史(Ba)の手がつり、演奏を一時中断。その間は他のふたりが今回のツアーの思い出を振り返り、また、大貫朋也がドラムソロを披露する場面も。約30分に及ぶ思いがけないトラブルであったが、彼らの素を見ることができた貴重な時間であったように思う。お詫びに(?)メンバー全員で故郷の「茨城県民の歌」を合唱し、今までの熱気を取り戻すかのように血気盛んな楽曲をぶつけると、冬にぴったりなしっとりとした曲も披露。“(人に)頑張れと言えるようになった”。アンコールで松本が告げたこの言葉には、現在の彼らの前向きさと希望がうかがえた。

セットリスト

  1. 被害妄想と自己暗示による不快感
  2. サイレン
  3. ホラーガールサーカス
  4. Highway My way
  5. 週末スクランブル
  6. %(パーセンテージ)
  7. 共犯
  8. 思春の生贄
  9. 引力と線とは
  10. 娼年A
  11. perfect circle
  12. アナフィラキシーショック
  13. バタフライスクールエフェクト
  14. 闇に踊れ
  15. Balance cont(r)ol
  16. シンデレラコンプレックス
  17. 回想列車
  18. <ENCORE>
  19. スノーホワイト
真空ホロウ プロフィール

シンクウホロウ:2006年、松本明人を中心に3ピースバンドとして始動。 09年にRO69が運営する新人コンテスト『RO69JACK 2009』を勝ち抜き、『ROCK IN JAPANFESTIVAL 2009』に初出演。その後も数々のフェスに出演するなど、ライヴバンドとしても注目を集め、12年10月にミニアルバム『小さな世界』でメジャーデビューを果たす。15年にメンバーの脱退により松本明人のソロプロジェクトとなる。17年3月に高原未奈、11月にMIZUKIが加入し、3ピースバンドとして活動を再開。リアルな女性目線に切り込んだ世界観が、多くのリスナーの共感を呼んでいる。真空ホロウ オフィシャルHP
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OKMusic編集部

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