back number、2015年の集大成!大人
新しいアルバム『シャンデリア』
本日2015年12月9日に、back number5枚目のオリジナルアルバム『シャンデリア』がリリースされました。メンバー全員が30代を迎え、「新しいこと」と「大人っぽいこと」が盛り込まれた1枚になりました。そんなアルバムの魅力を紹介します。
■最新アルバム『シャンデリア』
■独りで戦う女の子へのエール「SISTE
R」
アルバムの冒頭を飾るのは12枚目のシングル「SISTER」です。この夏、スポーツドリンクのCMソングとして大量オンエアされました。独りで戦う女の子へのエールに励まされる人も多いのではないでしょうか。前のアルバム『ラブストーリー』でバンドに新風を吹きこんだ蔦谷好位置さんがプロデュース。爽快感の中に哀愁漂うメロディーが盛り込まれたサマーソングです。
■雪が降りしきる中で聴きたい「ヒロイ
ン」
3曲目の「ヒロイン」は2015年最初の配信となった11枚目のシングル。彼らがリスペクトするミスチルやサザンのプロデューサーとして知られる、小林武史さんと初めて組んだ楽曲です。印象的なオルガンの音で始まります。もどかしい想いが切々と歌われていて、素朴な清水さんの歌声がしみじみと胸に響きわたります。雪が降りしきる中で聴くとせつなさ倍増でしょう。
■春を感じさせる縦ノリロック「泡と羊
」
5曲目の「泡と羊」はシャンプーのCMソングで、ショートムービーが作られました。パッとしない毎日に点数をつけた歌詞が印象的です。曲はシンプルな縦ノリロック。清水さんいわく「春を感じさせる曲」だそうです。大人っぽい雰囲気が漂うアルバムの中で、ちょうどいいアクセントになっています。アルバム配信後に行われるツアーでも盛り上がれる曲になるでしょう。
■好きな人に会いたくなる「クリスマス
ソング」
7曲目の「クリスマスソング」は、ドラマの主題歌としておなじみの最新シングルです。タイトルのとおりクリスマス色あふれるサウンドに乗せて、クリスマスだからこそ気づく愛しさを歌い上げています。この曲も小林武史さんのプロデュースです。ドラマを見ながら聴いて共感するのはもちろん、イルミネーションで彩られた街の中で聴けば、好きな人に会いたくなるでしょう。
■両親への想いが綴られた「手紙」
アルバムの最後に収録されているのが、13枚目のシングル「手紙」です。3rdアルバム『blues』収録の「ささえる人の歌」以来となる、両親への想いが綴られた歌詞は、親元を離れて暮らす人の心を震わせるでしょう。清水さんには珍しく、すっきりとまとまった歌詞は、手紙そのものです。プロデュースは小林武史さん。サビ後半のメロディがさらなる涙を誘います。
『シャンデリア』にはカップリングの「アップルパイ」や「助演女優症2」も収録されており、まさに2015年のback numberを総括しています。新曲の「サイレン」はPVを撮り下ろされることも決定。きっと聴き応えのある内容になるでしょう。