「亜人」瀬下総監督「キャス
トの演技に恥じない映像が作れた」と
手ごたえ
同作は、「good!アフタヌーン」(講談社)で連載中の桜井画門氏による同名漫画が原作。交通事故死から息を吹き返し、不死の新人類・亜人であることが発覚した高校生の永井圭と、それを追う日本国政府の戦いを描く。11月27日から2週間限定で上映される「第1部『衝動』」を皮切りに、3部作が製作される劇場アニメのほか、テレビアニメ化も決定しており、2016年1月15日からTBS、MBSほかで放送が開始される。
宮野は、亜人である圭を演じるにあたり「不死の体になることで、さまざまな人に狙われて傷ついていくのが辛かった。実験のため、物理的に傷つくのはもちろん、親や友達からも狙われる精神的な痛みもあり、その辛さを精一杯表現した」と語った。小松は収録当時を振り返り、「収録時にはカメラが回っていて、私たちの表情がアニメへ表現されたシーンもあるそう。よりリアルな演技に注目してほしい」と見どころを話した。
瀬下総監督と安藤監督は「絵に先行してセリフを収録するプレスコという手法を用い、絵のない状態でキャスト陣が作り上げたキャラクター像を、映像作りに反映させている。迫力ある演技に対し、恥じることのない映像を作ることができた」と、確かな手ごたえを感じたという。
瀬下総監督は「主人公の圭は特殊な力を持っていても、世界を救うとかは考えない、普通の男の子。人にとって最後の救いになるかもしれない『死』を奪われた彼が、文字通り必死になって生きる意味を見出す。その生き様を楽しんでほしい」と客席に訴えた。第28回東京国際映画祭は、10月31日まで開催。
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宮野は、亜人である圭を演じるにあたり「不死の体になることで、さまざまな人に狙われて傷ついていくのが辛かった。実験のため、物理的に傷つくのはもちろん、親や友達からも狙われる精神的な痛みもあり、その辛さを精一杯表現した」と語った。小松は収録当時を振り返り、「収録時にはカメラが回っていて、私たちの表情がアニメへ表現されたシーンもあるそう。よりリアルな演技に注目してほしい」と見どころを話した。
瀬下総監督と安藤監督は「絵に先行してセリフを収録するプレスコという手法を用い、絵のない状態でキャスト陣が作り上げたキャラクター像を、映像作りに反映させている。迫力ある演技に対し、恥じることのない映像を作ることができた」と、確かな手ごたえを感じたという。
瀬下総監督は「主人公の圭は特殊な力を持っていても、世界を救うとかは考えない、普通の男の子。人にとって最後の救いになるかもしれない『死』を奪われた彼が、文字通り必死になって生きる意味を見出す。その生き様を楽しんでほしい」と客席に訴えた。第28回東京国際映画祭は、10月31日まで開催。
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