動ける60代、ブライアン役のリーアム・ニーソンのアクションシーンはすごい迫力。映画「96時間 リベンジ」

動ける60代、ブライアン役のリーアム・ニーソンのアクションシーンはすごい迫力。映画「96時間 リベンジ」

体を張る60代の最強オヤジ健在!金曜
ロードショー「96時間 リベンジ」

リュック・ベッソン〜。やっぱり面白い。前作「96時間」のピエール・モレル監督からオリヴィエ・メガトン監督にバトンをつないだ本作。監督としても名高いリュック・ベッソンがシリーズの脚本チームとして参画…というか、主軸?
さて、舞台はステキなイスタンブール。
飛んでイスタンブール〜なんて歌ってる場合じゃない。
ほんとに飛ぶ。誰がって、主役のブライアンではない。ごっくん。…ここでいきなりネタバレしてしまうところだった。

あらすじに触れておこう。

本作「リベンジ」、前作を知らなくても充分楽しめる。
元CIA工作員でボディーガード業のブライアンは、前作で娘を拉致した組織から娘を奪還するために、たくさんの血を流した。
今はロサンゼルスで平和に、少し寂しく暮らしている。離婚した元妻・レノーアとはちょっとした流れでなんとなく良い雰囲気になりつつある。
また、前回ひどい目に遭った娘・キムは、車の免許取得に向けて、目下ブライアンから特訓を受けている。
さらに、ブライアンの知らぬ間に彼氏など作って、青春謳歌中。しかし、そこはブライアン。娘といちゃつく彼氏の家をソッコー突き止め、ドアをノックノック。怖い父ちゃんだ。カレシ軽く命がけ。
そして、こんな強面で過保護なダンディーが「リュックベッソン風」で胸キュン。家族関係の機微、絆、もうこの辺はさすがのベッソンさま。これが無かったら、凶暴アメリカ野郎のイスタンブール町破壊物語になってしまう。
で、なぜイスタンブールなのかというと。今の夫とあれこれ有って傷ついたレノーアを慰めるために「ヘイ! 俺、仕事でイスタンブール行くんだけど、三日で終わるから君たちも来ないかい?」(意)とブライアンが誘ったのだ。
その旅行先で、前作から因縁のある組織のボスに家族もろとも付け狙われ…というもの。

そして、キャスト紹介。

強面・元CIAのブライアンのリーアム・ニーソンは、身長193センチの動ける60代。アクションシーンは当然すごい迫力。元妻・レノーアのファムケ・ヤンセンはいつまで経ってもチャーミング。娘・キム役のマギー・グレイスは、身体を張った演技が圧巻。「それだけ戦えるのになんでそんなに気弱なの…」というギャップもなんだか萌え。

今回も参りましょう。放映作品まじかる
ばなな。

「リュック・ベッソン」といえば、当然「レオン」! 当サイトでも完全版が配信されている。ナタリー・ポートマンが酔っ払ってケラケラ笑う演技を見て、「この子すげえ!」と唖然としたもんだ。で、ナタリー・ポートマンといえば、「クローサー」。10年ほど前の人間交差的ラブストーリーだが、キャストがすごくて、どのシーンも目が離せない。ジュリア・ロバーツ、ジュード・ロウ、クライヴ・オーウェン。要チェックだ。
メリル・ストリープと共演の「8月の家族たち」。で、メリルって言えば、やっぱり「クレイマー、クレイマー」。ちょっと古すぎ? だけど、名作は名作なのだ。

最後に見どころ。

やはりね、娘・キムの驚くべき成長っぷりだろう。このオヤジにこの娘あり。
突っ込みどころ満載になりそうになりつつ、ガンバレ、ガンバレと思わず応援。
最初にうっかり漏らしそうになった「飛ぶ」のは、そう。キムなのだ。どこから飛ぶのかは、その目で確かめてほしい。放送をお楽しみに。
動ける60代、ブライアン役のリーアム・ニーソンのアクションシーンはすごい迫力。映画「96時間 リベンジ」

タグ

    OKMusic編集部

    全ての音楽情報がここに、ファンから評論家まで、誰もが「アーティスト」、「音楽」がもつ可能性を最大限に発信できる音楽情報メディアです。

    連載コラム

    • ランキングには出てこない、マジ聴き必至の5曲!
    • これだけはおさえたい邦楽名盤列伝!
    • これだけはおさえたい洋楽名盤列伝!
    • MUSIC SUPPORTERS
    • Key Person
    • Listener’s Voice 〜Power To The Music〜
    • Editor's Talk Session

    ギャラリー

    • 〝美根〟 / 「映画の指輪のつくり方」
    • SUIREN / 『Sui彩の景色』
    • ももすももす / 『きゅうりか、猫か。』
    • Star T Rat RIKI / 「なんでもムキムキ化計画」
    • SUPER★DRAGON / 「Cooking★RAKU」
    • ゆいにしお / 「ゆいにしおのmid-20s的生活」

    新着