宮城県知事、嵐コンの二宮和也の挨拶
に大喜び 「嬉しくて職員や県警本部
長に話した」

出席した記者から、「嵐のコンサートの被災地に対しての影響をどのように受け止めたか、実際の経済効果の手応えは」という質問がありました。

「被災地への影響は非常に大きかったと思います」と村井知事。

22日の昼、家族で塩竈市の方へ食事に出かけたそうですが、「大変な列でしたね。待ちました。どのお寿司屋さんに行っても並んでおりました」ということがあったそう。

「お寿司屋さんに聞いたら、みんな嵐のファンの方だということでありました。嵐効果すごかったと思います」と、嵐ファンによって飲食店街が賑わっていたようです。

知り合いの記者からも、青葉城の伊達政宗公騎馬像に多くの人が一列に並び、順番に写真撮影していたとの連絡があったそうです。「嵐のパンフレット持ってたと言ってました」と、こちらも嵐ファンの列だったよう。

さらにコンサートがある日に仙台市に食事に行った知事。「そこでも嵐のファンの方が非常に多かったですね。間違いなく大変な経済効果だったと思います」と驚いた様子でした。

スタジアムの周りでは地元の物産販売がありましたが、村井知事はここにも来ていたそう。

「ぐるっと回りましたけどもどこでも大変な行列で、被災地の皆さんから感謝の言葉がございました」と、賑わいに出店者も喜んでいたようです。

「本当良かったという風に思っております。老若男女から愛される本当に素晴らしい国民的アイドルだなと改めて痛切に感じました。心より感謝を申し上げたいと思います」と感謝しきりでした。

記者からはさらに、「コンサートの中で二宮さんが『また知事に頼んで』みたいなことを呼びかけられてましたが」との質問が。

これは二宮和也くんがコンサート最後の挨拶で、「宮城でコンサートができたのは県知事が呼んでくれたおかげ。また会いたかったら知事にお願いして」などと話したことを受けてのものです。

村井知事はこの発言について、「嬉しかったですね。そう言っていって下さったんで、警察や消防も含めて宮城県全体で職員で応援をした甲斐があったなという気がいたしました」といたく喜んでいる様子。

「私に対しておっしゃったんではなくて宮城県に対して感謝の言葉を述べてくださったと受け止めております」と謙虚に言いつつ、「あの言葉を聞いて非常に嬉しくて、今日早速幹部会で職員にそのようなお話をしましたし、県警本部長にも御礼の電話を入れさせていただきました」とテンションが上がったようです。

また誘致するか、との質問には、「是非もう一回来ていただきたいと思うんですが、なかなかそう簡単には来ていただけないと思います」と現実的でした。

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