祝!単独首位!! 読売巨人軍19人のぶ
っちぎり選手エピソード

野球やってたから良かったけど…

 日本には12ものプロ野球球団が存在するのだが、中でも80年の歴史を誇る球界の盟主・巨人軍はトップクラスの特殊性を誇る球団。まずオーナーからして巨人が勝てば景気良くなるって思ってるんだもん。そりゃ選手もぶっちぎりな言動に走ってしまうよ。というワケで巨人軍80年の歴史が生んだ永久に不滅なぶっちぎり選手を紹介しちゃうぞ。

ぶっちぎり選手1 清原和博
引退後はどんどん黒くなって、どんどん太くなって、紳士とはほど遠い見た目に。薬物使用疑惑(否定)で話題になった元四番打者。FAで憧れの巨人に移籍するも、ケガやトンチンカンな肉体改造のおかげで大した活躍はできず。

ぶっちぎり選手2 野村貴仁
チームでのグリーニー(興奮剤)使用を週刊誌に告白。自身も2006年に薬物トラブルを起こしている。「貴仁」から「空生」に改名したこともある。

ぶっちぎり選手3 桑田真澄
球団に多額の借金があることをナベツネに暴露された「投げる不動産屋」。登板日漏洩疑惑(実際は無関与)やアニータ(AV女優)との交際などぶっちぎりな話題には事欠かなかった。いろいろと騒動を起こしまくりなのに、なぜか世間では理論派扱い。

ぶっちぎり選手4 槙原寛己
完全試合投手だが、『美味しんぼ』を「びみしんぼ」と残念に読んだ。

ぶっちぎり選手5 江川卓
禁断のツボに針を打ったためとの引退理由も「そんなモノはない」と鍼灸医団体から抗議を受けた。桑田同様に、野球解説ではやたらと自分を利口に見せたがる。ちなみにキン肉マンの本名「キン肉スグル」は、この人から取ったもの。

ぶっちぎり選手6 金田正一
日本球界唯一の400勝をいいことに「巨人はパリーグに行け」、「上原をワシなら一週間で直せる」などトンチンカン発言を連発する。「180km出た」「500勝できた」と、自分への過大評価も日本一。

ぶっちぎり選手7 定岡正二
友人のデザイナーに相談して、近鉄バファローズへのトレード移籍を拒否して現役引退。その後、甘いマスクを武器に芸能界でも少しだけ活躍。

ぶっちぎり選手8 落合博満
信子夫人・福嗣くんとの3ショットはいつ見てもおもしろファミリーの安定感。昨秋、清原からア〇ルをなめられるのが好きと週刊誌で暴露される。

ぶっちぎり選手9 張本勲
TBSの『サンデーモーニング』で「喝!」を連発する、大リーグが大嫌いな人。イチロー、ダルビッシュ、川崎宗則など、海外で活躍する選手には、片っ端から噛みつく。現役時代は落球時に「(打球が)空中でイレギュラーした」と名言を残す。

ぶっちぎり選手10 小久保裕紀
今でこそ侍ジャパンの監督だけど、1997年には脱税で問題を起こしている。コンサルを紹介した後輩から紹介料をもらっていたお金大好き人間である。

ぶっちぎり選手11 中畑清
王監督を犬に例えた不適切発言をしたり、日記をネタに原監督を恐喝した元暴力団員に電話番号を教えたと報道されたり(相談受けは認めるも関与否定)、選挙に落選したりと、迷走っぷりも絶好調な現DeNA監督。今年の交流戦ではぶっちぎりの最下位で、あっさりとセ・リーグの首位から陥落した。

ぶっちぎり選手12 河原純一
ソープ嬢に寝物語に語ったチーム事情を週刊誌に暴露されるも、そのまま結婚(後に離婚)。この男気だけはおバカじゃないかも。

ぶっちぎり選手13 バルビーノ・ガルベス
ドミニカ出身の元投手。KOされてマウンドから降りるときに、判定に不満のあった橘高球審目がけてボールを投げつける。自分のミスを認めないのだ。

ぶっちぎり選手14 ウォーレン・クロマティ
巨人軍史上最高の助っ人外人。引退後もCDを出したり、マンガの『魁!!クロマティ高校』を訴えたりと半端に話題になる。中日の宮下投手から背中にデッドボールを受けたあと、お返しに右ストレートをお見舞い。現役時代は乱闘キャラだった。

ぶっちぎり選手15 谷 佳知
ご存じYAWARA議員のダンナさん。将来に不安を感じている選手も多い中、盤石の人生設計だ。政略結婚成功と思いきや、別居中との噂も……。

ぶっちぎり選手16 松井秀喜
2013年に長嶋茂雄とともに国民栄誉賞を受賞。甲子園の敬遠以降、人間的にゲタをはかされている感じ。東スポとソフト・オン・デマンドが共催した「AV OPEN」の特別審査員を務めたほど、球界随一のAV好き。

ぶっちぎり選手17 堀内恒夫
歴代で唯一優勝経験のない、なんとも不名誉なダメ監督。解任後、選挙に出馬するが「知らない人に下げる頭は持ってない」。じゃあ出るな!

ぶっちぎり選手18 長嶋一茂
ノストラダムスの大予言を本気で信じていた純粋おバカ。ミスターの息子なのに立教中学の受験に失敗する始末。父・長嶋茂雄との確執や、古市憲寿や飯田泰之とテレビ番組で口論するなど、野球以外でしか話題にならない。江角マキコの元マネージャーの落書き騒動では、「犯人はさんまさんだと思った」と仰天発言。

ぶっちぎり選手19 長嶋茂雄
子供を球場に忘れても、バントの構えをしながら代打を告げても、大豊(中日)をニーハオ君と呼んでも「ミスターだから」で済まされてきた。もはや何かを超越した日本一の人気者。

 こうしてみると、活躍した選手でも意外なエピソードがあるんですね。そうはいっても日本で最も人気のある球団といえば読売ジャイアンツ。人気だけでなく、王さんの868本塁打やカネやんの400勝などの通算個人記録、45回の最多優勝やV9などの球団記録など、球史に残る記録もきっちり残しているんです。ジャイアンツのみなさん、これからもぶっちぎりな言動で日本を明るくしてくださいね!

(文・小室哲太)

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