数多くのヒット曲を持ち、今や日本を代表するダンス&ボーカルグループになったが、「ベテラン俳優たちは最も彼らを嫌っています」と暴露するのはある長い業界歴を持つ芸能事務所の社長だ。
このところ日本レコード大賞を毎年のように受けるなど音楽業界では圧倒的な力を誇るが、なぜそんなことに?
「その理由ははっきりしています。テレビドラマへEXILEメンバーが多数進出し、大きなトラブルを起こしているんです。現場に入っても女優から男優まで彼らを無視。共演NGもどんどん増えている。まぁ、当然のことだと思いますよ」
何があった?
「とにかく演技が下手すぎる。メンバーが出演したドラマと言えば、11年の『ろくでなしBLUES』(日本テレビ系)、12年の『GTO』(フジテレビ系)、2013年の『町医者ジャンボ!!』(日本テレビ系)などがありますが、すべて学芸会レベルで、演じたメンバーは誰一人評価されませんでした」
確かに、ドラマの質を著しく落とすほどの大根役者ぶりだった!
「たとえばジャニーズにも、普段はアイドルをしながらドラマに出演している人もいます。彼らはアイドルが俳優の領域に入るのは申し訳ないという葛藤があるから、ドラマに出るときには必死で努力しますよ。ところが、EXILEはまったくそれがないんです」
えっ、それって非常識では?
「セリフは棒読みだし、台本だって頭に入っていない。一番ひどかったのは、撮影の合間にダンスのシュミレーションをしていたメンバーがいたことです。これでは俳優業を軽く見ているのかと思い、周りは激怒する」
共演した俳優たちはそんなに怒ったんだ?
「もちろんです。彼らのせいでドラマのレベルが下がるんですから。一人とんでもなく下手な人間がいると、そこに合わせて周りはもっと下手な演技しなければならない。それをプロの男優や女優が行うのはプライドが許さない」
そりゃそうだ!
「不景気で制作費が捻出できず、どの局でもドラマは激減しているから、今は出演するだけでも大変です。それなのに、EXILEはコネでいい役ばかりを取る。フェアじゃないことがまかり通っているわけです」
ミュージシャンである彼らが、苦手な俳優をやる意味ってあるのかな?
「大所帯なので『将来食えなくなったときに俳優として生き残れ』という事務所の方針でしょう。アイドルや歌手が俳優業に進出し、生き残っているのを見て、安易なビジネスモデルを考えたのかもしれません」(先の社長)
苦手な演技をして周りを困らせるより、本業の歌と踊りを磨いてほしいものだ。

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