キム･ジェジュン、コ･ソンヒの切な
さ溢れる格闘シーン

劇中、キム･ジェジュンは、北朝鮮のスパイだった母親を持つ国家情報院に務めるソヌ役とコ･ソンヒは彼の恋人だったが、実は監視する任務を受けて意図的に接近した北朝鮮のスパイ、ユンジン役を演じている。2人は愛しているのに家族を守るために切ない格闘アクションを繰り広げた。

先週放送された第12話では恋人ユンジンから“スパイ”ということを告白され、衝撃を受けたソヌ。またユンジンは自分のせいで危険な状態に置かれたソヌをほうっておけずに自ら自身の正体を明かしてしまったのだ。計画的に自分に近づいたという彼女の言葉に苦しんだソヌだが、ヘリムとギチョルの居場所を知るためにユンジンを空港の化粧室で再び捕まえた。しかしユンジンは自身の家族をまもるために居場所を教えられないと拒否する。こうしてソヌとユンジンの“哀愁の格闘”が繰り広げられたのだ。

また、8日にソウル市内で行われた撮影では、キム･ジェジュンはコ･ソンヒのために難易度の高いアクションの手本を自ら見せたりと気遣う姿が。撮影が4時間に渡り行われたが、2人は常に笑顔を失わず、現場の雰囲気を明るく保ったとのこと。

製作陣側は「2人がアクションはもちろん感情も繊細に表現したので名シーンが誕生した。劇中で切なさ溢れる2人の関係のターニングポイントであって、これまで見せていたラブラブな恋人の関係とは違う2人の関係を描いていく予定だ」と伝えた。

なお、KBS　2TVドラマ『SPY』は毎週金曜日の夜9時から2話連続で放送されている。(写真提供=IMTV、DNコンテンツ、スタジオセブン)