安樂も選んだ20番、来季のプロ野球は
背番号「20」に注目!【ブルペンを支
える男が背負うこと多し】

     *   *   *

 安樂は「12」「15」「20」という3つの背番号を提示され、この中から背番号「20」を選択。「20勝投手を目指したい」という短期目標、そして「20年現役でいたい」という長期目標の2つの意味が込められている。安樂といえば、今年亡くなった済美高野球部・上甲正典元監督と「甲子園優勝」「球速160キロを出すこと」「ドラフト1位でプロ野球に行くこと」と3つの目標を高校入学時に立てたことでも有名だ。「甲子園優勝」「球速160キロを出すこと」の2つこそ叶わなかったが、それが現実的に狙える位置にまでつけていたことは間違いない。目標を立てることの重要性を知るからこその背番号「20」には期待が高まる。

 一方の中日・野村の背番号「20」は球団の並々ならぬ期待の表れ、と見ていい。というのも、中日にとっては背番号「20」こそエースナンバーなのだ。過去には「フォークの神様」杉下茂、「権藤権藤雨権藤」でおなじみの権藤博、闘将・星野仙一、スピードガンの申し子・小松辰雄、韓国の至宝・宣銅烈などなど、球史にその名を轟かせたスター選手たちがこの番号を背負ってきたのだ。野村投手にはぜひ、番号負けしない活躍を見せてほしい。

 最後に他球団の背番号「20」も見ていこう。西武の背番号「20」は、今年、元モーニング娘。の石川梨華との熱愛が報じられた野上亮磨【写真】。来季は公私ともに勝負の年にしなければ! ほかにも、馬原孝浩(オリックス)、クロッタ(日本ハム)、マシソン(巨人)、永川勝浩(広島)など、近年は中継ぎや抑え投手の番号というイメージが強いかもしれない。それだけ、背番号「20」は重圧の似合うポジション、ということかもしれない。来季はぜひ、各球団の背番号「20」の活躍に期待したい。


 『週刊野球太郎』では、今年限りで引退した選手たちの心揺さぶるヒューマンストーリーを紹介。また、プロ、アマ、メジャーの今年を振り返るクイズも開催中!
 『高校野球&ドラフト候補選手名鑑 for auスマートパス』では、プロ12球団にオススメする来年度のドラフト候補を一挙公開! 新刊『野球太郎No.013~2014ドラフト総決算&2015大展望号』は、ドラフト指名選手81名、育成ドラフト指名選手23名のデータに加え、2015年度のドラフト候補選手88名も掲載!

※リンクが表示されない場合は、http://yakyutaro.jp/をコピーしてアクセスしてください。

※『週刊野球太郎』はauスマートパス、Yahoo!プレミアム、ドコモSPモードに対応、『高校野球&ドラフト候補選手名鑑』はauスマートパスのみ対応しています。

アーティスト

タグ

    GREE ニュース

    新着