旭川市民ミュージカル劇団「BREATH」
、宮沢賢治や作家・三浦綾子に触れる
ヒューマンミュージカルを東京にて上

2023年11月11日 (土)品川区立総合区民会館 きゅりあん 大ホールにて、旭川市民ミュージカル劇団「BREATH」第8回公演『asahikawa...繋がりゆく魂』が上演される。
平成8年、官民一体型モデル団体の「BREATH」は「この街に自分達の手で彩(いろ)をつけていきたい」という想いを行政・民間が一体となり、音楽の街・旭川に見合うミュージカル(総合芸術)を完全オリジナルで創り上げることを目標に旭川市と近郊8町の有志によって「生きる喜び」をテーマに発足した。
コロナ禍も明け、立ち上げから28年が経ち、今回、延期となっていた第8回公演が12年の時を経て旭川で2日間、東京で1日開催。
北海道・旭川を舞台に、宮沢賢治や作家・三浦綾子に触れるヒューマンミュージカルの本作。旭川公演での初日動員数は1,205人を達成。二日目も1,000人以上を動員し、大成功に終わった。それから1週間。よりブラッシュアップして東京公演に臨む。
【あらすじ】
今から100年前の大正12年(1923 年)8月2日午前4時55分、岩手県花巻農学校教諭の宮沢賢治は、生徒の就職を依頼するため樺太へ向かう途中旭川駅に降り立つ。どうしてもこの街が栄えた一つの要因である大農方式による水稲栽培法を見ておきたかったからだ。
午前11時54分発の稚内行きの列車に乗るまでの間、上川農事試験所跡地の水田や遊郭の盆踊り稽古を見ていると、前年の9月18日に19歳の若さで亡くなったはずの『アイヌ神謡集』著者・知里幸恵と出逢う。そして銀河鉄道による時間旅行を持ちかけられる。
旭川が誕生した明治時代、そして昭和に移動して『氷点』の作家・三浦綾子など歴史的人物に触れていく。
時空を超越したストーリーの中で、今も昔も多様な人々が様々な空間で繋がっていることを感じ、多様性を認め合い、誰も排除しない共生社会をめざすために、私たちはどの様に暮らしていくべきなのか…そう思って頂けたら幸せです。
明日に流れゆく 尊い時は消えない 語り継がれてゆく 大切な言霊たち 温かい
(劇中歌:繋がりゆく魂より)

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