写真上段左よりエディ、ドハ、ヒウォン、ロレンス、ジュニョク。写真中段左より、ソンユン、カズタ。写真下段左より、ハンジュン、ロビン

写真上段左よりエディ、ドハ、ヒウォン、ロレンス、ジュニョク。写真中段左より、ソンユン、カズタ。写真下段左より、ハンジュン、ロビン

【n.SSign インタビュー】
n.SSignにとっての
宇宙につながるストーリーが増えた

日本語になったことで
完璧に理解してもらえると思う

新体制で8月に待望のデビューミニアルバム『BIRTH OF COSMO』をリリースしたわけですが、この時の想いは?

カズタ
“BIRTH OF COSMO”は“宇宙の誕生”という意味なのですが、ファンのみなさんは『青春スター』が終わったあとも1年間、ずっと応援し続けてくれていて、そんなファンのことをこれを機に“COSMO”と呼べることになったんです。僕たちのデビューアルバムの発売日であり、COSMOの誕生日ということで、8月9日は記念日にしたいと思っています。

アルバムとしてはどんな作品になりましたか?

カズタ
n.SSignには曲がたくさんあるんですね。ダークな曲だったり、明るい曲だったり、清純派や可愛い曲とか。だから、“n.SSignにこういう曲もあって、こんな曲もある新人グループなんだよ”というのを見せられるアルバムになっていると思います。

11月11日と12日には有明アリーナ公演が控えています。日本デビュー前にアリーナーコンサートを行なう意気込みは?

カズタ
Zeppツアーの時と同様に代表から聞かされた時は、最初は冗談だと思いました(笑)。デビュー前にアリーナ公演なんて、本当にあり得ないですから。でも、本気でアリーナ公演をやりたいと言ってくれたので、僕たちはそれに応えられるように努力しないといけないなって。韓国デビュー後はCOSMOの数がすごく増えたし、この勢いでできるんじゃないかと思っている…もちろん不安な気持ちもありますが、努力し続けているし、来てくれた人には絶対に残念な想いをさせないように全力でパフォーマンスしたいと思っています。
ソンユン
僕も初めて聞いた時は、“嘘でしょ!”ってめちゃくちゃびっくりしました(笑)。でも、頑張ります!
ハンジュン
アリーナは一万人規模だと聞いたので、僕たちはまだデビューしたばかりだし、それを埋めることができるのか心配ではあるんですけど、いつも以上に練習をして成功させたいと思っています!

有明アリーナ公演後に出るシングル「NEW STAR」で日本デビューです。爽快なポップチューンとなっている表題曲を最初に聴いた時の印象はいかがでしたか?

ヒウォン
ハンジュンと一緒に聴いたんですけど、アニメ主題歌のような印象を受けました。
ハンジュン
すごくいい曲でした。練習するために聴くんじゃなくて、曲がいいから何度も聴いていましたね。スポーツアニメの主題歌とかになりそう(笑)。
ロビン
僕も最初に聴いた時はアニメの主題歌みたいだと思いました。どんなMVになるのか想像できたというか…もちろん撮ってもいないのに、星空をイメージしていましたね。

その時点では歌詞は韓国語?

カズタ
はい。日本語のガイドももらったんですけど、それも“めっちゃいいじゃん!”って(笑)。

実際に日本語の歌詞は乗ってどう思いました?

カズタ
聴いてくれた人に元気を与えられるような歌詞だったので、早くレコーディングをして、振り付けもして、みなさんの前でパフォーマンスをしたいと思いましたね。
エディ
僕は日本語ができないのですが、それでも歌詞の内容が理解できたような印象がありました。曲が僕を呼んでいるというか(笑)。
ヒウォン
僕は《夢の先の夢に手を伸ばせ》というフレーズが大好きです! 

《諦めなくてよかった》と歌っていますが、自分たちに置き換えてみてもオーディションに落選したり、なかなか結果が出せないこともあったけど、努力を積みかさねて今があるという感じですか?

ヒウォン
そうですね。僕たちも失敗を繰り返して今があるので、力をもらえる曲でもあります。

日本語での歌唱はいかがでしたか? 日本語には韓国語にはない発音もあるそうですが。

ロビン
“〜っ”とか“〜ん”とか…難しかったです。
ロレンス
難しくて大変でした。でも、カズ兄さんが“大丈夫だよ。できるよ!”と声をかけてくれたので、おかげで無事に終えることができました。
カズタ
日本語で歌う時は僕が間に入って指示するんですけど、意外とみんな上手でしたね。
ハンジュン
カズ兄さんの教え方が上手なので(笑)。
ヒウォン
やさしくて分かりやすいんですよ。

《本当の旅は/ここからスタート》と歌っているし、“NEW STAR”というタイトルにしてもn.SSignは“net of Star Sign”の略だけに、デビュー曲に相応しいですね。

カズタ
はい。2曲目のタイトルの“Wormhole”も宇宙に関する言葉なので、そういうn.SSignにとっての宇宙につながるストーリーが増えた感じですね。

その「Wormhole: New Track Japanese ver.」ですが、オリジナルの「Wormhole: New Track」はn.SSignにとってどんな曲ですか?

カズタ
デビュー曲なので、“Wormhole”という言葉を聞くだけでデビューの時のショーケースだったり、音楽番組に出た時の緊張感を思い出しますね。ずっと大切にしていきたい曲です。

デビュー曲でもあり、思い入れの強い曲だから日本語バージョンにして、このシングルに入れたわけですね。

ハンジュン
韓国語だと日本のCOSMOは歌詞の内容を完璧に理解できなかったと思うんですけど、日本語になったことで完璧に理解してもらえると思うと嬉しいですね。

それにしても、この淡々としたクールなトラックの上で歌うのは難しかったのでは? 間が大切というか。

ハンジュン
そうですね。高音があったり、テクニックを使うような歌ではないんですけど、雰囲気を作るのがめちゃくちゃ大変でした。やさしく歌いつつ、冷たくもあるみたいな。《(Black Diamond)》という2秒のフレーズを歌うのに2時間かかりました。
ジュニョク
僕も《(ドクドク)》というフレーズを担当しているんですが、雰囲気を作るのが難しかったし、音がない箇所だから何をガイドにすればいいのか分からなくて苦労しました。正解がないので大変でしたね。
ドハ
最後のほうにアドリブがあるんですけど、高音が多くて難しかったです。この曲は音楽番組で歌う用とバージョンがふたつあるんですね。その歌い分けも難しくて。でも、歌うこと自体は楽しかったです!

3曲目「Higher Japanese ver.」についてもお願いします。オリジナルは『BIRTH OF COSMO』の1曲目でしたね。

カズタ
そうです。「Higher」にはストーリーがあるんですね。ミュージックビデオを観ていただくと分かるんですけど、メンバーそれぞれがいろいろなところに住んでいて、お互いを探し合って、最終的にソウルでみんなが出会い、“Wormhole”の中に入っていくっていう。

RPGみたいですね。仲間を集めて旅に出る…みたいな(笑)。では、この曲を日本語で歌った感想は?

ハンジュン
韓国語で歌っていた時のニュアンスというかポイントがあって、それを残しつつ日本語で歌わないといけないのが大変でした。
ヒウォン
でも、上手だよ。
ハンジュン
まだまだです!

このシングルで日本デビューとなるわけですが、日本でやってみたいことを最後に語っていただければと思います。

カズタ
音楽番組にたくさん出たいです。でも、一番出たいのはバラエティー番組かな? いろいろチェレンジしてみたいですね。
ロビン
有明アリーナは日本デビュー前なので、デビュー後は他のアリーナでもライヴをしたいですし、アリーナツアーをしたいです。
ソンユン
先日出させてもらったんですけど、またラジオに出たいですね。冠番組を持つとか…日本語の勉強を頑張ります!
ドハ
OST(Original Sound Track)ですね。アニメやドラマの主題歌をやりたいです。
エディ
Zeppツアーをやりたいです。前回のZeppツアーの時は、僕はまだメンバーではなかったので。
ロレンス
日本のバラエティー番組は面白いので、僕も出てみたいです。
ジュニョク
僕もバラエティー番組に出たいのですが、美味しいものを食べる番組がいいですね。大食いもいけると思います!
ハンジュン
オリコンで1位をとりたいです! で、『NHK紅白歌合戦』に出たいです。
ヒウォン
やりたいことはいっぱいあるんですけど、メンバー全員で札幌に行ってスキーをしたいです。雪がいっぱいですから。
カズタ
おー、いいね。僕、沖縄出身だし、スキーをやったことがないんですよ。ヒウォンはずっと言っているよね。
ヒウォン
うん。あと、温泉旅行とか、ディズニーランド、USJも!

取材:土内 昇

シングル「NEW STAR」2023年11月29日発売 Victor Records
    • 【初回限定盤A】(CD+DVD)
    • VIZL-2258
    • ¥2,750(税込)
    • 【初回限定盤B】(CD+PHOTOBOOK)
    • VIZL-2259
    • ¥2,750(税込)
    • 【通常盤】(CD)
    • VICL-37714
    • ¥1,650(税込)
    • 【Member Solo盤】(CD)
    • VOSF-12434
    • ¥2,750(税込)
    • ※全9種類
    • ※メンバーの選択は不可。ランダムでの出荷

ライヴ情報

『n.SSign 1st ARENA CONCERT “BIRTH OF COSMO”』
11/11(⼟) 東京・有明アリーナ
【1部】 スペシャルゲリラコンサート 開演:13:00
【2部】 スペシャルライブ 開演:18:00
11/12(⽇) 東京・有明アリーナ
スペシャルライブ 開演:17:00

n.SSign プロフィール

エンサイン:2022年5月19日から8月4日まで、韓国のChannel Aと日本のABEMAで同時に放送された世界規模の日韓男女グローバルオーディションプロジェクト番組『青春スター』アイドル派で最終選抜されたTOP 7のメンバーと、『青春スター』に出演し惜しくもファイナリストに選ばれなかったメンバーを含む3人の新メンバーを迎え10人編成の完全体となり、韓国、日本、台湾、オーストラリア、アメリカ国籍のメンバーで構成される多国籍グローバルボーイズグループとして、23年8月にアルバム『BIRTH OF COSMO』で正式デビュー。カズタはK-POPの男性アイドルグループとしては初めての日本人リーダーとして活躍している。また、日本での正式デビュー前にもかかわらず、5大都市ZEPPツアーの成功を収め、11月には有明アリーナで単独コンサートを開催! そして、11月29日にシングル「NEW STAR」で日本デビューを果たす。n.SSign オフィシャルX
n.SSign オフィシャルHP

'Higher' MV

'웜홀 (Wormhole: New Track)' MV

1st Zepp Tour in TOKYO FULL CAM
#4 Onegai Muscle, Salty,
주문 MIROTIC,
뱅뱅뱅 BANG BANG BANG

'Monologue' MV

1st Zepp Tour in TOKYO (FULL CAM)
#1 Lucifer, Sorry Sorry, Wolf,
Rising Sun

1st Zepp Tour in TOKYO FULL CAM
#2 Why, Purple Line

1st Zepp Tour in TOKYO FULL CAM
#3 The Lion Sleeps Tonight,
Woo Woo (Acoustic), 꼭 안아줄래요

OKMusic編集部

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