【Sing Like Talking インタビュー】
3人の個性が際立つ3曲を収めた、
35周年を飾るニューシングル
35周年ライヴは
感謝祭みたいになればいいなと
さらに、4月の中野サンプラザ公演のライヴ音源が「Is It You」「愛を伝えられる方法は」「夏の彼方」と3曲収録されています。
佐藤
最近のレコードメーカーはライヴを録音して、それをそのまま入れましょう的な、シングルの特典的な感じでとらえている時代になってきていますけど、僕はそこにも意志が必要だと思います。時代ごとの色合いが何もないまま、同じようなアレンジでリリースされる必要はないと。そういう考え方で今回選んだ3曲は、ライヴバージョンがリリースされたことがないですし、「Is It You」は今回ならではのアレンジなので、そういう曲だけを選んで入れました。
最後に“FRIENDS!”と題した9月30日のイベントと、東京と大阪で行なわれる35周年のアニバーサリーライヴについて聞かせてください。まずは西村さん。西村さんの急病もあって一昨年に秩父で開催される予定だった主催イベント(2021年9月4日と5日に開催予定だった主催野外ライヴイベント『Sing Like Talking presents Picnic Music '21 @秩父ミューズパーク』)が中止になったのですが、9月30日に同じメンバーで見事実現することになったという、この運びについてはどんなふうに感じていますか?
西村
とにかくありがたいなと。本当にひたすら感謝しております。もうそれだけです。
その感謝の気持ちも込めて、9月30日は西村さんが大活躍みたいな場面はあるんでしょうか?
西村
いやいや、淡々と(笑)。いつもの通りに。普通に自分のできることを一生懸命やるということです。
千章さんはライヴに向けては、どんふうに考えていますか。
藤田
周年ライヴについてはいつも思うんですけど、こっち側がどうのこうのというよりもお客さんのためためみたいなところがあるので、支えていただいているお客さんたちが喜んでもらえれば、それに越したことはない。そう思っていますから、お客さんへの感謝祭みたいになればいいなと思っています。
竹善さん、“OFF THE CHAIN”というライヴタイトルの意味も含めて、ライヴに向けての気持ちを聞かせてください。
佐藤
“OFF THE CHAIN”ですから、もう気が狂ったように楽しくという(笑)。それぐらいハッピーに終わればいいなと思っています。それにBIG HORNS BEEが入ってくれますから、ひとつの大きな節目になるライヴになればいいなと。“音楽的な、楽しいライヴだったみたいよ”という、そういう話題になったら35周年としての、25周年とも30周年とも違う、トピックになるんじゃないかと思っています。
取材:兼田達矢
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シングル「Blue Birds」2023年9月13日発売
UNIVERSAL CONNECT
- 【初回限定盤】(2CD)
- POCE-92155〜6
- ¥5,940(税込)
- 【通常盤】(CD)
- POCE-12198
- ¥2,640(税込)
『Sing Like Talking 35th Anniversary "OFF THE CHAIN"』
9/17(日) 大阪・NHK 大阪ホール
10/01(日) 東京・TOKYO DOME CITY HAL
『Sing Like Talking 35th Anniversary "FRIENDS!"』
9/30(土) 東京・TOKYO DOME CITY HAL
ゲスト:押尾コータロー、小田和正、TOKU、Très Joyeux(金原千恵子・笠原あやの)、宮沢和史、森口博子、渡辺美里
シングライクトーキング:1988年にシングル「Dancin' With Your Lies」でデビュー。ロックやソウル、ファンク、AORのエッセンスが漂うポップスが魅力で、メンバーはソロ活動も行なっている。2015年より2018年のデビュー30周年に向けた“カウントアップ・スペシャルライヴ”企画を展開。デビュー35 周年となる23年には、9月に多数のゲストを迎えて『Sing Like Talking 35th Anniversary "FRIENDS!"』を、東京と大阪で『Sing Like Talking 35th Anniversary "OFF THE CHAIN"』を開催し、35 周年記念EP『Blue Birds』をリリース。SING LIKE TALKING オフィシャルHP
「Child In Time (English Version)」
MV