(左から)山田洋次監督、宮藤官九郎、大泉洋、吉永小百合、永野芽郁、田中泯 (C)2023「こんにちは、母さん」製作委員会

(左から)山田洋次監督、宮藤官九郎、大泉洋、吉永小百合、永野芽郁、田中泯 (C)2023「こんにちは、母さん」製作委員会

大泉洋、吉永小百合の息子役に「“突
然変異”という言葉で処理させていた
だいています」 『こんにちは、母さ
ん』完成披露試写会

 映画『こんにちは、母さん』完成披露試写会が31日、東京都内で行われ、出演者の吉永小百合大泉洋、永野芽郁、宮藤官九郎、田中泯と山田洋次監督が登壇した。
 本作は、吉永と大泉が演じる「母と息子」の新たな出発の物語を中心に、現代の東京・下町に生きる家族が織りなす人間模様を描いた人情ドラマ。
 吉永は「今作ではちょっと飛んでいて明るく、みんなと一緒に生きていく母を演じました。ぜひこの映画を楽しんでいただければと思っております。よろしくお願いいたします」とあいさつ。
 大泉は「吉永さんの息子役として私がいまして、さらにその私から生まれた永野芽郁ちゃん。吉永さんから永野さんが生まれるなら分かる気がするんですが、一体何が起きて間にこれ(自分)が生まれたのかっていうのが分からない。映画の中でも“突然変異”という言葉で処理させていただいています」と笑わせた。
 続けて、「ですが、この映画を見ますと、不思議と親子にしか見えないので、安心して見ていただきたいです。古き良き日本の姿だとは思うんですけれども、その一方でどこか新しさも感じる斬新な映画です。山田監督のまた新たな挑戦を皆さんで見ていただければと思っております」とアピールした。
 今回が山田組初参加となった大泉は「セットが素晴らしく、(実家の)足袋屋の中で吉永さんにお会いすると本当に母さんにしか思えない。そんな中で(吉永から)“おまえ”と言われるのはなんの違和感もなく、本当に昔から言われていたような気がした。長回しでせりふが多い中、撮影がうまくいったときに飛び上がって喜ぶ姿がかわいらしいと思った」と語った。
 最後に、91歳の山田監督が「クランクアップを迎えて途中で倒れなくてよかったと思った。キャストや大勢のスタッフがサポートしてくれて心を込めて作ってみんなの力でできたんだなと思っています。どうぞこの映画をよろしくお願いいたします」と呼び掛けた。

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