「花火と一緒に生まれた」息子・大泉
洋への、母・吉永小百合の想い 映画
『こんにちは、母さん』親子の絆描く
特報映像を公開

9月1日(金)公開の映画『こんにちは、母さん』より初の映像となる特報が解禁された。
『こんにちは、母さん』は、『男はつらいよ』シリーズの山田洋次監督がメガホンをとった最新作。吉永小百合を主演に迎え、家族の愛を描いた作品だ。大会社の人事部長として日々、神経をすり減らし、家では妻との離婚問題、大学生になった娘との関係に頭を悩ませる神崎昭夫は、久しぶりに母・福江(吉永小百合)が暮らす東京下町の実家を訪れる。しかし、迎えてくれた母の様子が、どうもおかしい。割烹着を着ていたはずの母親が、艶やかなファッションに身を包み、イキイキと生活している。おまけに恋愛までしているようだ。久々の実家にも自分の居場所がなく、戸惑う昭夫だったが、お節介がすぎるほどに温かい下町の住民や、これまでとは違う“母”と新たに出会い、次第に見失っていたことに気付かされてゆく。
本作には吉永のほか、息子の昭夫役で大泉洋、ふたりともに下町で生きる学生・神崎舞役で永野芽郁が共演。寺尾聰、宮藤官九郎、田中泯、YOUらがキャストに名を連ねている。
解禁された30秒の特報は、母・福江(吉永小百合)と息子・昭夫(大泉洋)の“親子の絆”を切り取ったもの。夜空に打ち上がる大きな花火とともに、母・福江が息子・昭夫に 「お前はここの2階で生まれたんだよ。お前はその花火と一緒に生まれたの」とイキイキと話す。昭夫を産んだ日のことをまるで昨日のことのように思い出しながら、キラキラとした表情を浮かべるのだった。昭夫の「頼むよ、母さん」との言葉に、福江は「しょうがない、母さんの出番だね」と応じ、夕陽を照らす隅田川の美しい風景で映像は締めくくられている。
なお、7月10日(月)には、吉永が本作を語り尽くすトークイベント『吉永小百合シネマトーク』が大阪・ホテルニューオータニ大阪で開催される。
『こんにちは、母さん』は、9月1日(金)より全国ロードショー。

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