松尾スズキの初個展、全貌が明らかに
 舞台映像の上映+トーク、豪華ゲス
トを迎えてのトークセッションなどス
ペシャルイベントも開催

2023年12月8日(金)~15日(金)スパイラルホールにて開催される、生誕60周年記念art show「松尾スズキの芸術ぽぽぽい」の全貌が解禁となった。
演劇、文筆、俳優業など、様々な分野で才能あふれる多くの作品を世に送り出してきた松尾スズキが生誕60年の節目に開催する初の個展は、そもそもの原点に立ち返り、 “アート”という分野だからこそ見えてくるアクロバティックな世界。会場内の音声ガイドは、松尾スズキ自身がナビゲートする。
今回、個展に合わせて豪華イベントも開催が決定。12月11日(月)、12(火)には10年前、50歳で挑戦した伝説のひとり芝居「生きちゃってどうすんだ」上映+スペシャルトークを開催。日替わりトークゲストには、宮藤官九郎、江口のりこが参加。12月13(水)~15(金)の3日間は、「松尾スズキトークセッション〜生きちゃってどうしよう60〜」と題して、松尾スズキと同い年の片桐はいり、ケラリーノ・サンドロヴィッチを迎えて、お互いの歴史について語ったり、歌を歌ったりの素敵なトークセッションを繰り広げる。
15日(金)のラストを飾るのは、司会皆川猿時、立会人池津祥子、伊勢志摩と共に、劇団員が選ぶ、今まで松尾の身にふりかかった10大事件を振り返る。
松尾スズキ コメント
コロナ禍になって暇を持て余していたとき、20年ほど前にキャンバスに描いた中途半端な絵を部屋の隅に見つけ、暇つぶしにそれを完成させようと、ひさしぶりにアクリル絵の具を手にしたら、なぜだろう、止まらなくなって、次から次に絵を描き始めていました。
まだ物語を持たない登場人物たちが、躍り出てはポーズを決めるのです。それを筆でなぞっている感覚です。
最初は自宅に飾るつもりだったけど、もう、リビングに収まりきりません。だから、いっそ下手なりに、どこか小さなところで展示でもしようかなと思っていたら、なにかの拍子で気を失っている隙に、スパイラルホールでやることになっていました。
びびりはしますが、せっかく作ったんだから見せたいという欲望。
結局そこに立ち返っていくのだなと、痛感している松尾です。
芸術と商売のはざまでのたうち回ってきた松尾の絵は、マンガと美術のはざまで謎のポーズを決めまくっています。

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