がむしゃらにテニスを楽しもう! ミ
ュージカル『テニスの王子様』4thシ
ーズン 青学(せいがく)vs六角ゲネ
プロレポート
試合中の怪我による療養のため東京を離れることになった手塚国光部長と青学(せいがく)テニス部メンバーの絆を歌い上げるナンバーから始まり、キャスト全員が「俺たちがテニスの王子様だ!」と力強くハーモニーを重ねていくナンバーへと続いていくプロローグ。各校が弾けるように入り乱れるフォーメーションもカッコよく、ここから“太陽の下で楽しむテニス”が描かれていくんだというワクワクが観客の胸にも押し寄せる、明るさに満ちた幕開けである。
『テニミュ』4thシーズンとしては3回目の夏です。2年前の不動峰公演から、もうそんなに経ったんだという気持ちでいっぱいで、そこから新しい学校も増えて『テニミュ』としてもいろんな色が出てきました。毎回新鮮な気持ちで臨んでいます。『テニミュ』は今年で20周年を迎えましたが、20周年としての一本目の公演を迎えることができて嬉しいです。前回の氷帝公演は全体の印象としてキリっとしたイメージでしたが、この六角公演はとにかく元気な公演です! ここにいる4人はどちらかというとクールなキャラクターですが、内に秘めた闘志があるので観ていただいた方にもそれを感じて熱くなってほしいなと思います。皆さまに最高の夏をプレゼントしたいなという気持ちと、カンパニー・そして越前リョーマとしてさらに上を目指したいと思います。すごく暑い日々が続きますが、体調管理に気をつけて劇場までお越しください。
稽古で作り上げてきたものをやっと皆さまにお見せできることができてとても嬉しく思っています。青学(せいがく)としては、手塚部長が不在だからこそ、キャストもキャラクターも一人ひとりが成長している姿が見せられると思うので、そこを早く皆さまにお届けしたいなと思っています。不動峰戦から今回の六角戦までの海堂の気持ちの変化が大事だなと思っているので、言葉数はあまり多くないですが、表情や動きで伝えていけたらと思います。キャストとしても役としても成長している姿を見ていただきたいです。そして海堂と葵との六角戦シングルス1は、葵が思いっきりぶつかってきてくれるので、二人の熱量がどんどん上がっていく様をお見せしたいです。いろいろなプレッシャーを感じながら生きている方もいると思いますが、そんな方たちに、海堂のようにプレッシャーに強くなりたい!葵みたいに楽しんで生きてみたい! と思っていただけるように頑張りますので楽しみにしていてください。今回の六角公演は来てくださった皆さまに最高の夏だったと感じてもらえるようにカンパニー一同頑張っていきたいと思います。
稽古が始まってからあっという間に初日を迎えてしまいました。いまはワクワクとドキドキといろんな気持ちが混ざって、すごく楽しみな気持ちでいっぱいです。20周年という記念すべき年に携われる幸せを味わいながら臨みたいと思います。六角としては明るくて楽しいチームなので、そんな六角の雰囲気を楽しんでいただければと思います。佐伯としてはダブルス1の試合でいっちゃん(樹 希彦)とダブルスを組むのですが、いっちゃんとの絆や熱さだったり、幼馴染の不二と菊丸と対戦できるということで、試合に勝つ気持ちはもちろんですが、その中でも相手へのリスペクトも強く持っていますし、試合を楽しむ気持ちもあるので、そういう部分も見ていただきたいです。六角公演は、楽しく明るく熱く、夏らしい公演となっているので、楽しむ準備をしてきてください!
僕的には『テニミュ』で初めての夏の公演なので、とても嬉しくて、リアルに熱い夏になるんじゃないかなと思います。前回の公演では氷帝は負けてしまって3年生は引退が決まった状況ですが、氷帝レギュラーのみんな、そして、氷帝部員200名のたくさんの思いを抱えて立たせていただきます。原作には描かれていないのですが、跡部は部長としてどういう心境でいるのか、演じていると跡部の葛藤や心の動きがわかるし、胸に来るものがあるので、そんなところも表現できればと思っています。六角は、氷帝とは全く違う、真逆のチームの雰囲気で、僕は観ていて一番好きなんじゃないかな? と思うくらい、この六角公演がすごく楽しくて大好きなので、観に来てくださる皆さまにも楽しみにしていただきたいと思います。公演を盛り上げるべく僕たち氷帝も頑張りますので、劇場でお会いできるのを楽しみにしています。
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