「仮面ライダー」と「スーパー戦隊」
シリーズゆかりの俳優・声優が集結し
回替わりで出演 朗讀劇『極楽牢屋敷
』(木下半太版四谷怪談)の上演が決
定
時は元禄ー。
伊右衛門は江戸の町で賊に襲われていた四谷左門という男を助け、その縁で娘のお岩と出会う。
お岩の美貌と甲斐甲斐しさに、伊右衛門は瞬く間に恋に堕ちた。
だが、お岩は貧しい家を救うため、妹のお袖と共に、遊女として売られる宿命にあった。
伊右衛門は二人を買い戻そうとするが、全財産をはたいてもそれは一人分にしかならなかった。
お袖を助けてほしいと懇願するお岩の目の前で、究極の選択を突きつけられた伊右衛門。
その答えが伊右衛門とお岩の運命の歯車を激しく動かし始めるのだった。
ベストセラー作家の音坂コウは警察に拘束され、取調べを受けていた。
その日の朝、コウの恋人である深見まどかの死体が発見されたのだ。
殺人を疑う荒木刑事に対し、徹底して容疑を否認するコウ。
不適な笑みを浮かべた荒木刑事は、コウの部屋から発見された原稿を取り出し、突きつける。
「かの有名な四谷怪談のお岩さんがヒロインのホラーだとは…。おもしろい!」
そして、作者であるコウを前に、未完の新作『極楽牢屋敷』を読み始めるのだった。
作・演出 木下半太 コメント
しかも、朗読劇!
ホラーにとって大事な要素は“音”。
〝音〟があるからゾクリとする。
試しに、ミュートでホラー映画を観てください。
『13日の金曜日』はアイスホッケーのマスクを被ったずんぐりむっくりの男がゆっくり追いかけて来るだけだし、『ジョーズ』にいたってはほとんど海しか映ってません。
コメディになるでしょ?
役者の声で表現していく朗読劇は、ホラーに向いてるはず。
声、効果音、音楽、生まれる世界観。舞台ならではの照明とともに、ゾクリとしながらも切ないこの物語を心ゆくまで想像してください。
ライブならではの贅沢な空間がそこにあります!
しかも、題材は四谷怪談のお岩さん。
安心してください。呪われたくないので、怖いお話にはしておりません。僕も怖がりなので。
豪華なキャスト陣と一緒に、泣けるホラーを目指します!
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