小沢健二、「指でさわる」クリエイテ
ィブな特設サイトで映画テーマ曲のア
ナログ盤などを発表

小沢健二が映画『アイスクリームフィーバー』(吉岡里帆主演・千原徹也監督・7月14日公開)のエンディング・テーマ『春にして君を想う』を6月20日配信開始し、自らデザインしたアナログ盤とアパレルを特設サイト、春にして君を想う.net https://www.春にして君を想う.net/ で発表した。サイトは「p5.js」ライブラリを使ったクリエイティブ・コーディングで書かれており、指やカーソルでさわると絵が動き、変化する。
『春にして君を想う』は、小沢の活動停止前の最後のシングルとして1998年に発表された後、長く廃盤となっていて、アルバムにも未収録、配信もされていませんでしたが、発売から25年後の今夏、都会的でお洒落な映画『アイスクリームフィーバー』のエンディング・テーマとして、ふたたび街に流れることになる。
曲はハバネラ調の静かなジャズ編成の録音。透明度高くリマスターされた音源は、6月20日から配信各社で聴くことができ、6月20日から期間限定の申込制なっている。また、小沢健二本人からコメントが届いている。
【小沢健二コメント】
ドット絵を描いてみました。『春にして君を想う』のリマスター、アナログ盤です。
透明ピンクのレコードの片面に、読書する猫、アイス食う鮫、マッチョ犬がレーザーで彫られています。抽象画みたいなジャケットも、ピクセルで描きました。シルクスクリーンで印刷してもらったので、手触りがあります。
これは素敵な映画『アイスクリーム・フィーバー』のエンディング用に元の音源をサラウンドにするのと一緒に、ステレオにもリマスターしたものです。とてもクリアーです。配信では、今日から聴けます。
『春君想』は28歳の時、大人っぽく録音したつもりだったのですが、今聴くと大変に子どもっぽく、まぁその、変わらないものは変わらないというか笑、今の自分もふくめ、開き直ってのリマスターです。
「子どものように甘えたい『のだ』」。なんという甘え! シリーズとしてソックス、Tシャツ、キャップもデザインしました。
サイトはぼくが最近興味を持っているp5.jsというコードで、ドット絵のピクセルをダイナミックに動かせるようにコーディングしてもらいました。
このへんは例の、900番講堂での講義に続いていきます。九月の駒場、あるいは十月の追講義でお会いしましょう。

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