ヴァイオリニスト・庄司紗矢香が新た
な挑戦 平田オリザの書下ろし新作演
劇とコラボする演奏会を開催

2023年9月20日(水)神奈川県立音楽堂にて、『シリーズ「新しい視点」 庄司紗矢香 音楽とことば 未来への回帰』が開催される。
シリーズ「新しい視点」とは、音楽家が発信する表現のあり方、そして歴史ある音楽堂の空間で聴衆がいかに新しい音楽に出会うか、この双方向の可能性を広げるために、昨年10月に逝去した一柳慧芸術総監督の指揮のもと、2021年より、演奏家、作曲家、プロデューサーなど立場を問わず企画案を募る企画公募プログラム「紅葉坂プロジェクト」(7/1(土))と、神奈川県立音楽堂がプレゼンテーションする企画の2本柱で展開する事業。
今回行う公演は、若くから欧州で活躍し、広い視野で芸術を捉えて独自のレパートリーを追求してきたヴァイオリニスト・庄司紗矢香の新しい挑戦となる。鑑賞機会があまり多くない、ショーソンのヴァイオリン、ピアノ、弦楽四重奏による室内協奏曲を題材に、自身のたっての希望で、平田オリザの書下ろし新作演劇とコラボレーションする。
またプログラム前半はオーソドックスな名曲で、庄司や話題の若手ピアニスト ベンジャミン・グローヴナー、モディリアーニ弦楽四重奏団ら実力派の演奏を堪能できる。
公演に寄せて(メッセージ抜粋)
■庄司紗矢香
(前略)平田氏にはショーソンのコンチェルトからインスパイアされる
ものをご自由に書いてくださいとお願いしました。(中略)単に演奏会直前にくっつけるのではなく、共作のプロセスができれば興味深いと思いました。(中略)演奏家、観客の皆様と共に、今日における芸術の意義を柔軟に考え、新たな発見、想像力の触発、あるいは芸術的な衝突や爆発、を経験できる機会を持てることを期待しています。(後略)
■平田オリザ
庄司紗矢香さんと「何かできないか?」というお話があり、庄司さんの暮らすフランスと、私の住む兵庫県豊岡市を挟んで何度かのやりとりがあり、ショーソンの『ヴァイオリン、ピアノと弦楽四重奏のための協奏曲』の楽章ごとに言葉を挟むという枠組みが出来たのは、もう1年以上前のことだったと思う。(中略)初めての試みなので、いったいどんな化学反応が起こるのか、まったく予想が出来ない。刺激的な旅が始まろうとしている。
※メッセージ全文は公式ホームページ、新デザインチラシ裏面に掲載予定。

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