1月上演の『新春浅草歌舞伎』より2作
品と『浮かれ心中』を衛星劇場にてテ
レビ初放送

CS放送「衛星劇場」では、毎日平日午後4時から歌舞伎を放送している。この度、テレビ初放送の作品として、3年ぶりに幕が開いた2023年1月の『新春浅草歌舞伎』より『双蝶々曲輪日記 引窓』と『男女道成寺』の2演目を4月にいち早く放送する。
さらに井上ひさしの傑作『手鎖心中』が原作の令和4年7月松竹座で上演された『浮かれ心中』をテレビ初放送する。
『双蝶々曲輪日記 引窓』
『双蝶々曲輪日記 引窓』   (c)松竹株式会社
八幡の里にある南与兵衛の家では、与兵衛の女房お早が放生会の準備をし、母のお幸と与兵衛の帰りを待っている。そこへ濡髪長五郎が人目を忍んで訪れるが、実は長五郎は五歳のときに養子に出したお幸の実子。大坂で人気の関取となっていたが、やむを得ない事情で人を殺めてしまい、お幸に別れを告げにきたのだった……。
隼人が与兵衛、橋之助が長五郎を初役で勤めた親子の情愛溢れる舞台。
『男女道成寺』
『男女道成寺』   (c)松竹株式会社
桜が満開の道成寺に舞を奉納しにやってきた花子(新悟)と桜子(巳之助)の二人の白拍子。同じ金の烏帽子を被り二人で厳かに舞うが、桜子はふとした仕草から途中で男だと見破られてしまう……。
長唄と常磐津の掛け合いなど音曲も華やか、立役と女方の男女の踊り比べが楽しい舞踊。
『浮かれ心中』
『浮かれ心中』   (c)松竹株式会社
大店伊勢屋の若旦那・栄次郎は、絵草紙作者になることが夢。父から一年の期限で勘当され、絵草紙屋の娘おすずと婚礼を挙げたり、戯作者仲間のために吉原の花魁の身請けをしたりと世間の話題づくりに余念がない。さらには幕府を風刺した絵草紙まで出して3日間手鎖の刑に処されてしまう。
人を笑わせることが大好きで、世間に自分の名が知られたら絵草紙が売れると信じて突拍子もない行動を起こす栄次郎が舞台を湧かせた「籠釣瓶花街酔醒」のパロディも楽しい抱腹絶倒の舞台。

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