【アーカイブ映像配信中】羽多野渉
3/12開催の『Wataru Hatano LIVE 20
23 -TORUS-』昼夜ライブ公式レポート
&フォトが到着

羽多野渉が2023年3月12日(日)にライブ『Wataru Hatano LIVE 2023 -TORUS-』を中野サンプラザにて昼夜2公演で開催した。ライブは配信で生中継もされ、現在アーカイブを見ることができる。
羽多野渉41歳の誕生日前日に開催された今回のライブ、公式レポートが到着したので以下写真を交えて紹介する。
『Wataru Hatano LIVE 2023 -TORUS-』昼夜ライブ公式レポ―ト
11月発売のアルバム「TORUS」に収録されているエピローグ・プロローグが映像と共に流れはじめ、会場は一気に幻想的な雰囲気に包まれる。
ステージに現れた羽多野は、ブルゾンにスニーカーというスポーティな装いで登場(昼の部は白基調/夜の部は黒基調)。
Photo : 上山陽介
Photo : 上山陽介
アルバム表題曲の「TORUS」をダンスと共に軽やかに魅せ、続くは「フワリ フワリ」。疾走感あふれるロックな曲をメロディアスに歌い上げていく。
Photo : 上山陽介
ライブが開催された3月12日(日)は羽多野渉40歳最後の日で、そして、最愛の猫「むぎちゃん」の8歳の誕生日ということで「I Give U My…」の歌でお祝い。モニターにはむぎちゃんの写真や動画が映し出され、あまりの愛らしさに羽多野も間奏で「むぎちゃん~!かわいいよ~!!」とモニターに声をかける一幕も。
続いて披露されたのは「流星飛行(昼の部)」。夜の部では「My Hero My No.1」で、羽多野は「デビュー曲『はじまりの日に』のカップリングで、実は表題曲よりも先にレコーディングをしていた曲。今回のライブでは、昔の曲、今の曲も歌わせていただいて、過去・現在・未来を繋ぐ、循環しているという事を表現できたらなと思い、この曲を選ばせていただきました。僕にとって、キャラクターや作品との出会いは、何事にも変えられない大切なもので、とても感謝しています」と熱い思いも語った。
そして「明日の篝火」を和のテイスト溢れるダンスと音で力強く歌い上げた後、舞台は暗転。ピアノの美しい音色が会場に響き渡り、バンドメンバーによる「Agape ~Interlude~」が会場を包む。スポットライトがステージの一脚のソファにあたると、そこにはスーツで大人っぽい装いの羽多野が(昼の部は青基調/夜の部は黒基調)。
Photo : 上山陽介
Photo : 上山陽介

披露されたのは「No Man Is an Island」。後輩の斉藤壮馬が作詞を担当した本作は、温かな音色に、紡がれていく優しい言葉が印象的な一曲。披露後のMCで、羽多野は「この曲は、僕が好きな言葉をたくさん詰め込んでくれているんですが…先日、作詞家さんに『歌う人の事を考えて作詞をするというのは、プロの領域ですよ』と褒めて頂けて。壮馬も忙しいのに…本当に感謝しています」とこの曲への想いと感謝を語った。
次に披露されたのは「Get Wild(昼の部)」。羽多野は「この曲をカバーさせてもらえるなんて本当に光栄です」と語り、耳馴染みのあるイントロが始まるとマイクスタンドで歌唱。羽多野は「心の中で叫んでいきましょう!」とあおりながら、セクシーなジャケットパフォーマンスも魅せ、会場も手を挙げて盛り上がりは最高潮に。
Photo : 上山陽介
夜の部では、羽多野渉のライブならではのキャラクターソングのカバー曲で、『A3!』の卯木千景キャラクターソング「SEEDS」を披露。イントロが流れると、会場は緑色のサイリウムで溢れかえった。羽多野は「イベント等でワンコーラス歌唱をさせていただいたこともありましたが、今回、バンドサウンドでフルサイズ歌唱をさせて頂けて…本当にありがとうございました!」と感慨深げに笑顔を浮かべる。
そしてライブも後半戦に入り、「Not Elimination」へ。羽多野の優しくも力強い声に加え、ギターがエモーショナルに響き渡るロックサウンドに、会場はさらに盛り上がりを見せる。
Photo : 上山陽介
続くMCでは、「3月3日は『Dance with Devils』の立花リンドくんの誕生日だったということで…この曲を披露して、みんなでお祝いしたいなと思います」と語り、「KING & QUEEN(昼の部)」へ。ダンスや振り付けの中で、ハートの形が随所にちりばめられ、まさに愛らしくハッピーな一曲に会場にも笑顔が溢れた。【夜の部では、羽多野が今ハマっている(?)「縄文時代がすごい」という歴史のエピソードトークから「あなたは、運命を信じますか?信じませんか…?」という前フリをへて「運命のCoda」が披露された。】
Photo : 上山陽介
そして、続く「I'm a Voice Actor(Big Band Arrange)」は、声優・羽多野渉が自己紹介ソングとして、様々なキャラクターを演じ、台詞遊びがおなじみの一曲。今回は、ブラスバンドの音色が追加され豪華にアップデート!(3月15日発売のベストアルバム「HATANO WATARU THE BEST」に収録)お客さんと一緒にダンスも踊って、会場は笑顔に包まれる。
Photo : 上山陽介
Photo : 上山陽介
そして、本編最後の曲は「Synchronic」。ダンサブルな音色にバンドサウンドが加わり、カッコよさを前面に感じる本作をイントロから激しめのダンスと共に歌い上げまだまだ観客を魅了していく。
Photo : 上山陽介
アンコールが始まると、ツアーTシャツに着替えた羽多野がダンサーと一緒に列車のポーズで仲良く登場。アンコールの最初は「Never be too late」。
明るくポップな曲調でお客さんと一緒にダンスを踊って楽しめる1曲となっており、間奏では羽多野とダンサーからの即興ダンスをその場でお客さんに真似してもらうダンスのコール&レスポンスもあり、会場一体となってテンションは最高潮に!
そして、最後の曲…の前に、会場に流れるのは「Happy Birthday song」。舞台袖からダンサーさんが愛猫「むぎちゃん」の形をしたケーキを持ってサプライズ登場!羽多野は「えー?!すごい!!今年はサプライズやらないって言ってたのにー!(笑)」と驚きの反応を見せつつ、愛らしいケーキにお客さんも「かわいい~~~!」と大きな拍手。
そして、いよいよアンコール最後の曲。羽多野は「この曲は必ずライブの最後に歌わせていただいているんですが、次もまたライブでみんなに会えるように…そんな決意と思いを込めた歌だと思っています」と熱い思いを語り披露されたのは、デビュー曲「はじまりの日に」。
夜の部では、お客さんからのサプライズで客席のペンライトが虹色(七色)に彩られ、羽多野は「すごくきれいでした!めちゃくちゃ感動しました、美しい光景をありがとうございました!」と感激。
ライブの締めくくりで、羽多野は「『TORUS』という言葉は、『循環するエネルギー』という意味なんですが、今回のライブでは、スタッフさん、バンドメンバー、そしてそれを受け止めてくれるファンの皆さんひとりひとりのエネルギーが循環してこの瞬間ができている。それを本当に実感する、素敵なライブでした。ありがとうございました!そして、中野サンプラザもありがとうございました!(大きな拍手)みなさんのあたたかい想いがきっと伝わっていると思います。ありがとうございました!」と改めて感謝を述べ、会場はこの日一番の大きな拍手に包まれ、幕を閉じた。
Photo : 上山陽介
本公演の様子は、4月2日(日)21:00までアーカイブ配信の購入が可能だ。昼夜ともに配信中なので、両方とも楽しんでみてはいかがだろうか。

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