NODA・MAP、最新作『兎、波を走る』
の上演が決定 高橋一生、松たか子、
初登場となる多部未華子ら出演

野田秀樹率いるNODA・MAP、待望の最新公演が、2023年6月17日(土)より東京芸術劇場プレイハウスにて上演(大阪・博多公演あり)することが発表された。
昨年、日本そしてロンドン、台北の観客を熱狂と感動の渦に巻き込んだ『Q』: A Night At The Kabuki ワールドツアーの熱も冷めやらぬなか、野田秀樹率いるNODA・MAPが2年ぶりの書き下ろし最新作を上演する。
新作のタイトルは『兎、波を走る』。
これまでにない、何やら新鮮で、心をざわつかせるような不思議な響きのタイトルを野田秀樹が打ち出してきた。
野田曰く、物語の設定は「“潰れかかった遊園地”を舞台に繰り広げられる“劇中劇(ショー)”のようなもの」で、“アリス”が登場するという。果たしてそれは「兎」を追いかけて不思議の国へと迷い込んだあのアリスなのか? その上、或る“世界的な稀代の劇作家”まがいの人間までもが2人絡んでくるらしい。
謎のベールに包まれた野田の新たな企みに、斬新な顔合わせの豪華キャストが集結した。『フェイクスピア』で主演を務めた高橋一生がおよそ2年ぶりに野田作品へ帰還。そして昨年の『Q』ワールドツアーで国内外の観客を魅了した松たか子は2年連続登板が実現した。直近の作品に出演をした俳優を珍しく立て続けにキャスティングをしたのはこの2人で描きたい何かが野田には明確にあるのだろう。
さらに2010年に『農業少女』(作:野田秀樹/演出:松尾スズキ)で初舞台を踏み、今回初登場となる多部未華子。そのほか、秋山菜津子、大倉孝二、大鶴佐助、山崎一、野田秀樹といういずれ劣らぬ実力と類稀な個性に溢れたキャストが集った。
NODA・MAP第26回公演『兎、波を走る』ティーザー映像
物語が進むにつれ、表層とは違う世界が姿を現し、目まぐるしく展開する野田秀樹ワールド。まるで遊園地のジェットコースターに乗り込んだような生の劇体験をこの夏、体感しよう。

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