『夜警日誌』チョン・イル&チョン・
ユンホ痴話ゲンカすらも女心惑わす

これまでイ・リンは自身を包囲するムソクが兄キ・サングン(キム・フンス)の人と言うてんに警戒を解かず、彼と妙な神経戦を繰り広げると2人はまるで恋人のような駆け引きで怪しい(?)雰囲気をかもし出し、視聴者たちを喜ばせた。

この日の放送では、妙な2人の駆け引きが人目を引いた。イ・リンは自信を助けようと傷を負ったムソクに「朝鮮で一番の剣…絵空事だな。やられちゃって」と心の中では心配しながらもムソクを刺激するような言葉を放ち、ムソクは「私がこのくらいなら相手は…まあ私の口からは申し上げません」と冷静に返すなどして妙な神経戦を繰り広げた。

こんな2人の痴話げんか(?)を見たドハ(コ・ソンヒ)は、「2人はくっついてるのに争うのですか?私たちのアウンとダウンみたいに」と言うと、イ・リンとムソクを“アウンとダウン”に例え、“アウンとダウン”の正体が豚ということを明かしてお茶の間を笑わせた。

このように言い合いながらイ・リンとムソクはドラマを盛り上げた。イ・リンのシャーロックさながらの推理力と守護霊三人衆の助けを受け、刺客の発見に成功、やつらを捕まえるために武術の実力を華麗に披露した。

それだけではなく、ムソクも視聴者を振り回す魔性の魅力を発散させた。キ・サングンの命令で007に次ぐスパイに変身して、再びキ・サングンへの忠誠心を誇示したが、少しずつ近づいてくるイ・リンの姿に他ならない事実を少しずつ認知しながら“忠実な武官”の揺れる眼差しで女心を刺激した。

2人はアクションならアクション、ビジュアルならビジュアルで最高の相性を誇り、何一つ欠けることない魔性の魅力で活躍し、これに視聴者は霊にふりまわされるように、2人の姿を見守りながら『夜警日誌』に夢中になってしまった。

『夜警日誌』の放送後、ネチズン(韓国のインターネットユーザー)は「イ・リンとムソクは争いながら深まる友情を見せてくれる、そんな期待感がある」、「イ・リンのアクション最高」、「イ・リンとムソクは素晴らしい2ショットだよ。2人が顔を並べてるとドッキドキ!」などの熱い反応を見せた。

一方、『夜警日誌』は不動の月火ドラマ1位で独走中だ。27日視聴率調査会社ニルスンコリアによると前日の放送よりの首都圏平均13%、全国平均12.1%の視聴率を記録して、8話連続で同時間帯の視聴率1位を獲得している。TNnSは、首都圏平均15%。全国平均12.6%でこちらも同時間帯1位を記録したとのこと。

夜警日誌は朝鮮時代を背景に霊を否定する者と利用する者、そして退治する者の3勢力が繰り広げるストーリーを、軽快なテンポで描き出すファンタジーロマンス時代劇である。退魔師(=霊や魔物を退治する人)“夜警”という独特なテーマで視聴者の心を掴みにいく『夜警日誌』は毎週月・火夜10時から放送される。(写真提供=MBC『夜警日誌』放送場面キャプチャ)

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