古川雄大がアルセーヌ・ルパン役で帝
国劇場単独初主演 小池修一郎×ドー
ヴ・アチアによる新作ミュージカルが
誕生
「ルパン」と聞くとアニメ「ルパン三世」をイメージされる方も多いと思います。ルパン三世はアルセーヌ・ルパンの孫という設定ですが、今回のお話をいただいて最初に僕がイメージしたのもそちらでした(笑)。
アルセーヌ・ルパンは、紳士であり変装の名人でありながら、いろいろな顔を持っていて様々なお宝を狙う大泥棒ですが、心優しい一面をもち、周りからは支持されるような人物です。そして恋多き人生で多くの女性を虜にし、誰もが魅了されてしまう。モノだけではなく、人のハートまで盗む魅力的な人物です。原作に忠実に、いろいろな方の力を借りながら僕にしかできないアルセーヌ・ルパンを目指して、役作りに取り組んでいきたいと思います。
こんなに贅沢な機会をいただけること、今まで支えてくださった方々、関わってくださった方々に感謝の気持ちでいっぱいです。僕自身、単独で帝国劇場の主演をさせていただくことを目標にしていました。
そして小池先生とタッグを組んで、大ヒット作品の第一歩となる新作を演じることも、もうひとつの目標でした。この願いが叶ってとても嬉しいです。小池先生のご指導の元、また新たに自分の見せ方を学び、進化した姿でエンターテインメント性に優れた作品になるよう努力して参ります。
(注:2019年、2021年に『モーツァルト!』で主役ヴォルフガング・モーツァルトを演じているが、山崎育三郎とWキャストのため、単独主演は今回が初となる)
新作ミュージカルの大千穐楽を迎えられるなんて、こんなに幸せなことがあるでしょうか。長野には様々な劇場がありますが、ホクト文化ホールの舞台には初めて立たせていただきます。僕が初めてホクト文化ホールを訪れたのは、中学生の時にライブを見に行ったこと。あの時僕が圧倒されたように、今度は僕があのステージの真ん中に立って、皆様を圧倒できるようなパフォーマンスを目指して、精進していきます。
応援していただけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。
『1789』のドーヴ・アチアに音楽を書いて貰うなら、フランス人にもイメージしやすい、共有が可能なテーマが良いと思ったこと。ミステリアスな冒険譚をミュージカル作品にして見たかったことです。
ミステリアスだがエレガント、暴力的だが官能的でもある。
二律背反の十字架を背負っているところが彼の魅力ですから。
(現時点での構想ですが) 活劇ですから、胸のすく立ち回りのアクションと、ドーヴ・アチア提供のフレンチ・ロックの音楽の相乗効果が醸し出す興奮と陶酔に尽きると思います。
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